表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

作者: ゼロッキー
掲載日:2022/07/17

娘の影は賢人だった。娘を導き、かの荒野へと辿り着かせた。荒野に立つ不気味なモノリスは問いかける。汝の心の臓の底、そこは神意の明鏡たりうるか?


路地裏住みの男は、波に浮かぶ海月の死骸を見つめていた。夜明けを待つ街を背後に、男はむくりと立ち上がる。ああ、惑星よ、その時が来たのか。


ーー祝福のマグマが噴き上がる。


荒野に見知らぬ花が咲く。深い眠りから醒めた預言が、霧のマントのように娘を覆う。

もう、何人も苦しむことはない。


街は静かに眠る。数瞬の後、男は最も静謐なる日の出を目撃するだろう。そして、自らもそっと目を瞑る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ