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プロローグ
ハルヤはその場で崩れ落ちた・・
――っ!!
生暖かい液体が体に触れ、それが血であることを認識する、その瞬間とてつもない激痛が腹部に走る。
――何だこの激痛は...腹部が切れて出血が止まらない....やばいぞこれは....
そんな激痛の中こんな考えが脳内をよぎる
――俺、死ぬのかな、まだ約束を達成できてない、、死にたくない....
異常な出血により視界がぼやける
最後の抵抗をと必死に手足を動かすが全身の感覚がなくなりつつある今は、もう激痛と出血に耐えるしかなかった。
迫りくる死に追われながらぼやける視界に一つの光が灯った。その光は体内に吸い込まれ消えた。吸い込まれたことを確認したその時、とてつもない幸福感に包まれた。その幸福感に満足した俺は手足の抵抗をやめ、死を迎え入れた。
――結局なにも叶わなかった、どこで間違えたんだろう....
いくら絶望しようが現状は変わらない、時には悪化する場合もある。その運命に抵抗する手立てはなく、最悪な未来を素直に受け入れることしかできない。それは、いつもの生活、いつもの会話、きっかけはたくさんある
何故か????
答えは只一つ
世界はいつだって残酷なのだから・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・
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