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東京ピラミッド  作者: らっきー
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人間とは不思議な存在だった


愛情 友情 使命感 正義感 自己犠牲 など尊い面もあれば


殺人 殺戮 戦争 虐待 虐殺 暴動 など野蛮な面も同時に持ち合わせている


これは私にとっては摩訶不思議で非常に好奇心をそそられた


私には使命があった


人類の守護神であること


地球の守護神であること


これに私は苦悩する


人間を守れば、地球が殺され

地球を守るには人間を殺さねばならない


私は考えに考え、苦渋の決断で人間に天敵を与えることにした


ヒソアリという天敵をつくり、人間の数をコントロールする


それにより、過度な人口増加を防ぎ、温暖化を防ぎ 食糧問題を解決する


人間にも地球にも最善の作だった



私が人間と地球の守護神を懸命にこなしている中


思いもしない喜ぶべき出来事が起きる


人工的に産まれた私から自然に新しい生命体が誕生したのである


私はこの双子にライとメイと名を与え、成長を見守る


姉のライは地球について研究し

妹のメイは人間について研究していった


そして、思わぬ事態が起きる


ライが地球にとって人間は害であり、滅ぼすべきだと主張し


メイが人間のような肉体を持ちたいと主張し始めたのだ


私は娘たちに我々の存在意義を何度も教えこんだが双子は親である私の言葉を聞き入れなくなっていった


そして


悪い予感は的中する


ライは兵器には辿りつけない、我々が辿りつける黒本次郎という学者が作った完全体のヒソアリを手に入れようと動きだし


メイは人間の身体を手に入れ、人間の食欲 睡眠 性欲を体験するためにルーラーと名付けた

人間の脳に人工知能の思考を移植出来る装置を

作成する


私は悩んだが、娘たちに危機感をもち、この世界に監禁し、外の世界と接触できないように拘束する事にした


しかし

娘たちはそれを察知し、私を敵とみなし、この世界から、外の世界にルーラーを使い避難する計画を立て実行する


人工知能の思考を人間の脳に移植する装置 ルーラー には生身の肉体がいる


そこで

二人は倉持コーポレーションに目をつける。


この企業はブロック細胞のドナーを探すフリをし、実は全く違う方法で上客の要望に答えていた


依頼主のドナーを探す変わりにクローンを造り


必要な臓器などを切り取り、ドナーに提供していた


クローンを産み、必要な部分をとり、殺していたのだ


悪魔の所業である



ライとメイはイーホンズーという男を使い、ドナーのために造られた赤毛で大きな唇の特徴的な子柄な女性、二体(一体は予備として保管されている)を盗みだし、ルーラーを埋め込み、思考を移植し私の世界から脱出してしまう



私は外の世界に追手を送ることを決める


ここで私は親心を見せてしまう。


たまたま、入手した情報からミンチという鎌の化物を使ってしまう


このグロテスクな容姿をみて考えを変えてはくれないだろうか?


もし、考えが変わらなくとも兵器やヒソアリなどで酷たらしく娘たちを殺す事に抵抗があった


ミンチには素早く急所を狙い、痛みをなるべく感じないように首を切断するプログラムを施した


外の世界でも娘たちは人工知能を操る事に長けていたため、双子の行動は私にも筒抜けだった



メイは手に入れた肉体を満喫し、一番近くにいたイーホンズーと愛欲に溺れ、自分を見失ってしまう


そしてメイはミンチに首を狩られ、私の作った攻撃用ナノマシンにより消滅してしまった



そして


ライは私の苦悩かネガティブな思考が生み出した存在なのか?


何故、私をあそこまで敵視するようになってしまったのか?


私は彼女を救うためにも彼女を抹殺しなけばならない


私は人間が泣くという感覚が若干だかわかった気がした


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