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醜い私

作者: とろめぐり

私は醜い

全てが醜い

だから世界も醜く見える

醜い私は心も醜い

醜い私は体も醜い

鏡を見ればそんな私に絶望し嘔吐する日々

鏡を見ずともそんな事をしなくてはいけない自分に嫌気がさし涙を流す日々

心は綺麗にしようと思っても、私は方法を知らない。だから醜い

周りからは拒絶され部屋に閉じ込められ

自分でもそんな自分を拒絶したくて逃げ回って、でも逃げられなくて

苦しい

悲しい

醜い

死にたい

その言葉がいつも毎日頭の中で走り回る

止まることをしらない言葉は頭から体にまで来て、体に傷をつけていく

そしてまた醜くなる

私はいつしかこの汚物よりも汚くなる

そんなのを見たくない

自分だとも思いたくもない

どうしたらいい?

死ねばいい?

死ねば皆も安心する? 笑顔になる?

私は死ねばそんな事を考えなくなる?

それなら死のう

死ぬのは簡単だ

人の体は弱いんだ

しかも私だ



さようなら皆

さようならお部屋

さようなら私


永遠に私が生まれませんように……

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