【アカデミー外部/戦士職・その他陣】
▼アイバ・ロイヤード
Age18 Height178cm 好感度★★★★☆☆
-PROFILE-
かつて世界を救った伝説の勇者〝世界樹の騎士〟アイバ・タイジュの末裔さん。ランクSSSの神剣『世界樹の聖剣』を継承している。そうは見えないけどね。
戦技教官さんいわく、才能はきっと勇者本人にも負けないくらいのホンモノのピカイチさんなんだって。勇者と勇者の一族が編み出した〝担剣術〟を扱う時、その実力の真価を発揮する。
強さを求める意味に迷ってくすぶっていたけど今は護衛職として大成するという目的を見つけて、修行の日々を送っている。
目的が定まったからなのかメキメキと実力をつけていて、すでにランクBの護衛資格を獲得して、第三聖騎士団の研修では正規入団のスカウトも受けたぐらい。これって、すごいことだと思う。
バカだしスケベでビンボーでカイショーナシだけど、人情に篤い気のいい奴だし、何度もあたしを助けてくれた。だから、あたしも彼の危機にはだれよりも早く駆けつける自信があるよ。
魔王使徒攻略戦において勇者の力に目覚めて、聖剣の力を扱えるようになった。
▼アレンティア・フラウ・グランフィリア
Age18歳 Height170cm 好感度★★★★☆☆
-PROFILE-
ディングレイズ聖庭十二騎士団・第三騎士団<薔薇の庭>・特別客席統括司令官(つまり騎士団長)。
かつて勇者とともに世界を救った英雄のひとり〝緋薔薇の剣聖〟レウエン・グランフィリアの末裔さん。
この世で最強の武具と言われる『ガーデンズ』のひとつ、『薔薇の剣』を所有している。
世界中を旅していたんだけど、その途中で立ち寄ったこのディングレイズの王家から頼み込まれて、今は臨時の聖騎士団長として王都に滞在してるのだそう。ものすごく強くて、この人がいるだけで犯罪や陰謀の数が減るんだって。
好奇心旺盛で気さくでさっぱりとしたステキな人だよ。強いし、ナイスバディだし、あこがれるなぁ……。
あたしのことを気に入ってくれたみたいで、とても肩入れしてくれる。王城に乗り込んだ時は全聖騎士団に敵対してまであたしを助けてもくれた。最初のころは恐れ多かったけど、そこまでしてくれるんだから、あたしもそれなりの向き合い方を考えなくちゃね。
『薔薇の剣』の真の試練を切り抜けて、『薔薇の剣』の真の継承者になった。
その結果として〝薔薇の女王〟から〝緋色〟を受け継ぎ、本来の素養であった〝白〟も加えて、二種類の〝絶対色〟を持つトンでもない人でもある。
今は『緋薔薇の長剣』と『白き薔薇の小剣』を扱い、中でも『白き薔薇の小剣』は気高く、強力すぎて、剣自身が『引き抜かれるにふさわしい時』と認めなければ鞘から抜くこともできなくなっている。
<薔薇の庭>の試練の時は同じはずの『薔薇の剣』を問答無用で貫いていたし、魔王使徒攻略戦ではたったの一振りで魔王の使徒を一刀両断するという馬鹿げた威力を発揮した。いくら『ガーデンズ』って言ってもちょっと攻撃力が異常すぎると思うんだけど、この小剣、大丈夫なんだろうか。
趣味はおさんぽ。
▼キアス・ブラドッシュ
Age27歳 Height230cm 好感度★★★☆☆☆
-PROFILE-
王都で〝青き工房騎士〟と呼ばれる超スゴ腕の戦士職さん。アレンティアさんたち聖騎士団長と並んで、大陸でも最強なのではないかと噂される人のひとり。問答無用の攻撃力を持つ。
本人さんも相当デカいんだけど、そんな彼自身よりも大きくて分厚い超大剣を扱う。その威容は剣というよりもはや〝壁〟。こんな剣を真上から叩き落とされたら、きっとどんなモンスターだってひとたまりもないね!
……ただし、剣自体は特段トクベツな素材や特殊技術が使われているわけでもない、ただの鋼鉄のカタマリだったりする。今までその質量と〝気〟の容量に飽かしてやってきたって言うんだから凄まじいよねぇ。
かつてはとある工房に剣を捧げた〝工房騎士〟だったんだけど、その工房の主を護りきれなかったことを今でも悔やんでいて、まるで自分を罰するかのように凶悪なモンスターがひしめく高ランク採集地へと身を投じ続けていた。
今までは相場の概念を破壊するほどの格安値で危険な仕事を請け負っていたんだけど、最近は自分の在り方を見つめ直してくれたらしくって、まっとうな値段で、自分の価値に見合った仕事を目指し始めている。
じゃあ、せっかくだから、武具も新調した方がいいと思うなあ、キアスさん。
▼フィースミール・アーテルロウン
Age??? Height???cm 好感度???
-PROFILE-
綴導術士の始祖である、正真正銘・伝説の綴導術士さん。あたしの師匠と、学院長先生のお師匠様で、<ディングレイズ・アカデミー>の創設者でもあるんだって。
そして、かつて〝霧〟に呑み込まれて消え去りかけてしまったあたしを助け出してくれた紛れもないそのひと。この学院でこの人が残したいっぱいのことを学んで、いつかこの人も認めてくれるくらいの立派な綴導術士になったら、あの時のお礼が言いたい。
▼ヴィルグマイン・アーテルロウン
Age??? Height180cm 好感度★★★☆☆☆
-PROFILE-
あたしのお師匠様で、育ての親みたいな人。ある日突然あたしたちの家をどこぞの家族に売り払って、あたしに<アカデミー>へ通うよう命令してきた。いわゆる『だいたいコイツのせい』ってヤツだけど、そのおかげでフィリアルディたちとも知り合えたんだしまぁいいよね。
スゴ腕の綴導術士で〝伝説〟とか〝賢者〟とか言われてるらしい。
でも実際は超・超々々々々…………っ、のオンナったらしでテキトーでダラしない甲斐性なしな責任感完全欠乏症の性格破綻者。落としたオンナは星の数(『抱いた女』の話が1000人分を超えたあたりで数えるのをやめた)。
ちょっと顔がよければあたしが住んでた町の奥さんだろうが、あたしの幼馴染だろうが口説きにかかるよ。
一年に一回帰ってくればいい方だったけど、そのたびに、あたしに旅先で知り合ったオンナの人とえっちした話っていうのを事細かに話して聞かせてくるんだからホントにもうな……ほかになんかお土産用意できないのかよ……。おかげでもう男の人と女の人の体のことで分からないことなんてないですよ、師匠……。
本当になんでこんな人がフィースミールさんの一番弟子なのか分からないけど、でもまぁ、あくまで長年連れ添ったあたしから見て、なおかつ育ての恩義をかんがみてかなり甘めの評点で、それでいて相当に無理を振り絞って見てみれば、イイところだってないことはないと言えないことも……ないよ。ホントに、あたしクラスの猛者でないと、こんなこと言ってあげられないんですからね、師匠!
▼オルガス・ゲハルンディス
Age47 Height177cm
-PROFILE-
王都の3-4番街で武具商店<プリオンティア>を営むお姐さん。愛称は『シェリー』らしい。
シェリー姐さん自身は仕入れた武具の特殊加工が専門で、いわゆる『マジックアイテム』系に属する武具を製作・販売している。すっごく上級かつ繊細な技術を持ってて、お店の品もだいたいが一般市民の手には届かないから、高級店だね。
姐さん自身も鍛冶技術は一級品のものを持ってるらしくって、たまに気まぐれで打ち出す武具は作ったっていう噂が立つだけでどこぞからあっという間に買い手がついちゃうから、目にできる機会は滅多にないそう。
でも普段素材にする武具へのこだわりと目利きもホンモノだから、そのことを知ってる戦士さんたちは彼女の仕入れる武具を求めにくることも多いみたい(そのたんびに姐さんに文句言われてるみたいだけどね)。お店をやってない日は、たいてい、向かいの酒場<猫とドラゴン亭>にいるみたい。マスターと仲、いいんだって。
毛髪一本もない潔く爽やかなボーイッシュ・ヘアスタイル、鍛冶仕事で日焼けした肌、包容感あふれる分厚い胸板に引き絞られた腹筋とくびれ……という、完成された美しいプロポーションを誇る美女。チャームポイントは右肩に入った打ちかけの剣とハンマーの刺青と、くるんと巻いた上品な口ひげ。命が惜しいというのなら決して『おっちゃん』とか『オヤっさん』とか呼んではいけないよ。乙女だからね?
だけどなぁ……う~ん。それとは別にして、どっからどう見ても、あたしの故郷にいた包丁屋の『オヤジさん』にソックリなんだよなぁ。
▼フィオロ・クランスウェイン
Age20 Height160cm
エイメールの家に家令として勤めている。いつでもパリっとしたシャツとベストを着こなすクールビューティーさん。エイメールの身の回りのお世話に家事全般から、護衛職までこなすスゴい人。
でもちょっぴりドジで天然な面もあるらしい。
なんでも東方大陸の出身で、あんまり立派じゃない人たちにコキ使われてたんだけど、エイメールのお父さんに助けてもらってアーシェンハス家に仕えるようになったんだって。だからエイメールの家にはすっごく忠義を感じてるみたい。
というわけでエイメールにつきっきりのこの人に護衛を頼むのは難しそうだけど、エイメールと一緒に出かけるのなら一緒に守ってもらえるかもしれない。
主武器は短刀、ダガー系で〝操気術〟もお手の物。踊るように身をかわして戦う。