地獄の育成学校
日本情報局の分析官になるにはまず分析官育成学校に入学しなければならない。
もちろんその学校も極秘であるから在学中は警察官と名乗るようにと決まっている。
志願者は大勢いるのだが分析官になれるのはたった3パーセントほどだ。
信じられないだろ?だが本当だ。
そして俺はその中の1人だ。
詳しく話していこう。まず入学をすると1日目から信じられない日々が始まる。
多きな講義室に入学者たちは集められテストを受ける。そのテスト結果はクラス分けの参考に使われる。
俺はそのテストで上位の結果を得ることができた。よって3クラスあるなかのトップのクラスに入ることができた。
クラス分けがされて最初の講義を迎えた。俺たちのクラスを中心的に受持つ上野高広教官が話を始めた
「お前たちはこれから地獄のように机に向かって勉強することになる。妥協はするな!いいか?少しでも甘い考えを持ってるやつは絶対に卒業することはできない。俺はそういうやつを直ぐに見つけることが出来るんだぞ覚悟して望めやめたいならやめてもいい。俺は絶対に止めない!」
俺はそれを聞いて正直ここに入学したことを後悔したことを覚えている。
そして地獄の日々が始まった。
まず情報分析の基礎を教えられた。いや教えられたというよりは、物凄く大きいハンマーで思いっきり力の限り叩き込まれる感じだ。
刻々と時間が過ぎていった俺は強風のなか藁にしがみつくように勉強をしていき卒業に一歩一歩近づいていた。
やめたやつも数え切れないほど大勢いる正直言って俺には関係ない自分のことで精一杯だからだ。
俺は3年間の全過程を終え分析官になることができた。本当に奇跡的だ嬉しかったし今でも信じられないくらいだ。
分析官になるにはこんな感じのプロセスだが工作員になるにはこれを遥かに越える。工作員が琵琶湖だとしたら信じられないことに俺たち分析官はそこらにある調整池というような感じだ。
これから工作員の友人から聞いた話を簡単に話そう。
工作員も同じく育成学校に入学し工作員過程を受ける。始めはどのようにして現地に溶け込むかなどの訓練を受ける。彼らの役者ぶりは本当に凄い。いっそのこと俳優になった方がいいかもしれない。
そして銃の取り扱いを教えられる。すまん教えられるではなくハンマーで叩き込まれるだ。凄いのはピストルからマシンガン、ロケット砲、ナイフ等のありとあらゆる武器の使用方法を習得する。
体力も抜群だランニングも出来るし水泳も出来る彼らの能力にはいつも感心させられる。工作員過程も同じく3年間というわけだ。
俺たち分析官は工作員が居てくれて素晴らしい仕事をしてるれるお陰で成り立っている。工作員も同じだ俺たち分析官の情報で動くことが出来る。相互関係と思われるかもしれないが、とてもじゃないが工作員の働きには頭が上がらない…。
とにかく俺が言いたいのは俺たちは物凄く優秀だということだ。