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罪悪感  作者: 森野熊参
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第一章『偶然の出会い』

罪悪感、それは誰もが一度は抱えることのある物、この物語は1人の…いや2人の男によって人生を壊された者の物語。


…………20XX年 3月17日 AM10:27

某国にて


???

「えっと…どこまで来たんだっけ…ここか、次はこの道を右だっけ…?あのおばあさん説明あんまり上手くなかったからなぁ…」


賑やかな街、透き通るような青空、おしゃれな町並み。何気ない一日の中一人の女が地図を何度も見て辺りを見渡している。女の名は’’ククラ・▓▓▓’’。ある人物を探しているのである。


ククラ

「考えてたらお腹空いちゃった…ん?なんか美味しそうな匂い…あれは…

!お肉!しかもアメリカンなやつ!」


…とはいえ彼女は人並み以上の迷い癖であり絶賛迷子である。そうして迷っていると案の定、清々しいほどの空腹の鐘が鳴る。そこでククラは近くの飲食店で食事を摂ることにした。


ククラ

「うっわ…なにこれ美味しそ…まともな食事なんて久々すぎでしょ…じゃあ早速…いっただっきま~s」


足取りを弾ませ、ドアベルを鳴らしながら入店したククラは案内された席に座り、すぐそこのメニューをじっくり見て何かを決意したかのように店員を呼び1ポンドサイズ(約23cm※作者調べ)のリブステーキを頼む。

しばらくしたら誰もがよだれを垂れ流し「僕も私も」と注文したくなるようなとても良い香りのステーキが運ばれてきた。その肉からは鉄板に置かれ、焼き立てなのも相まってジュウジュウと食欲をそそる音を立てながらククラの空腹を加速させる。付け合せにはカリカリに揚げられたポテトと塩ゆでされたブロッコリー、人参が添えられていた。

(飯テロって凄い。実際文字を打っている最中お腹が空いてきていた。)

紙エプロンをつけ早速味わおうと手元にあったナイフで食べやすいサイズに切ったあと口に運ぼうとしたとき奥に座っていた複数人の男が席を立ち真っ直ぐこちらに向かってきていた。数人の男は「なんだろう?」と思いながら食べようとしていたククラの席の前に立ち、おもむろに口を開く。


輩の一人

「ねぇねぇそこのお姉さん、俺等せっかくでかい街まで旅行来たのに全然面白くなくてさwちょっと一緒に遊びに行かない?wご飯とか()()奢ってあげるからさw」


ククラ

「え?え~っと…悪いんだけど僕いま人探しててさ、忙しいからどっか行ってくれない?」


そう言うと女は迷惑そうに『しっしっ』と分かりやすくジェスチャーをする。


輩の一人

「は、ははっwお姉さん冷たいね~wいいじゃんそんなのあとでさ。別に何も変なことしないってw」


ククラ

「ちょっと…しつこいんだけど…嫌だって言ってるの解んないの?ッ…離してっ!」


少し強引に掴み引っ張った刹那、軽く鋭い音が輩の頬から鳴った

。まさか叩かれると思っていなかった輩の一人は軽くよろけ腕を掴んでいた手を離してしまう。


ククラ

(ってやっば…うっかり(ビンタ)いちゃった…これ相手絶対怒って…)


輩の一人

「痛っ…いきなりさぁ…何すんだよこの(クソアマ)ァ!」


ククラ

「いっ?!」

(…あれ、なんで僕殴られて…え?)


自業自得とはいえ、不意打ちで叩かれた輩の一人は逆上して手を振り上げククラに殴りかかる。ククラは腕で自分を守ろうとするが今にも輩の拳がククラの顔に直撃しそうになる…がその直前で輩の拳は止まる。目を瞑り殴られる覚悟をしていたククラは衝撃と痛みが来ないことを不思議に思い、目を開けると輩の二の腕は掴まれそれ以上前に進めずにいた。


???

「失礼、お怒りのところ申し訳無いのですがあのような粗末なもの(質の悪いナンパ)をした挙げ句逆上し殴りかかるのはいかがなものかと。周りの方も怯えていらっしゃいますのでその拳、お納めいただきたく存じます。」


避けられない、そう思っていたククラを救った男の名は’’モルガ・ランベール’’。お節介焼きであり、本作の主人公だ。


『            第一章 偶然の出会い           』

登場人物

モルガ・ランベール

ククラ・▓▓▓


Thanks for reading!!!!!

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