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Struggle Struggle Struggle  作者: ジャンリンD
第3章 デストラクション
33/39

生存者

宮原の脳裏にあの時の事が鮮明に甦る。



数年前から いいや この世にせいを授かって以来



宮原 健太は 正義感の物凄い強い男だと


自分でも認めていた。



だから 生半可な気持ちで


訓練をする朱雀が許せなかった。



宮原は 何がそんなに彼女を気に入らなかったのか


別に女性が厳しい訓練を受ける事態


何とも思っていなかった。



ただ それに取り組む姿勢が許せなかった。



正義感の強い宮原は SATに選ばれた事を



物凄く誇りに思っていた。



だから 彼は信念を持って臨んでいた。


だが そんな時 特別臨時訓練生として


朱雀は SATの訓練に参加する事となった。



経緯は分からないが


コネを使いねじ込まれたのだろうと宮原は推測した。



そんな卑劣な行為事態 彼は許せなかった。


だが百歩譲って譲歩したとする・・・


無理だ・・・・



やはり 彼女は許せない


まともに 腕立て伏せも出来ず


それどころか 身体能力も 高校生よりも低くい


そんな奴が なぜSAT訓練に参加出来たのか ・・・



悪意を感じる・・・


宮原は とうとう我慢の限界点を超えてしまい



彼女の元に詰め寄る



『おい もし敵にこうされたらどうする?』


宮原は 朱雀の束ねた髪を掴み引っ張った。



宮原 決して嫌がらせでやった訳ではなかった。



この後起こる顛末等 予想もしてなかった。



ザクッ!!



バサッ・・!!



彼女は 宮原の方を見て



『ありがとう・・・あたしの決意が足りなかった・・』


そう言って朱雀はその場から去って行った。


宮原は ただただ彼女を見送る事しか出来なかった。



宮原の手には 朱雀の髪の束が残されていた。



その後


数ヶ月間


彼女はみっちりとSATの訓練を受け いなくなった。


あとから仲間に聞いた話だが


彼女は5年後に備えていて


だから それに耐えうる肉体改造をしているそうだ。



確かに 目の前にいる



朱雀は五年前の姿とは比べ物にならない・!?



『五年後・・・・うっ!?』



ドスッ!!



朱雀の拳が 宮原の腹部にめり込む。



『別に恨んではない・・・



だが宮原



貴方は


命の恩人だ これで勘弁して上げる・・』



朱雀は 微笑む。


きゃあ・・・・・・・・・ッ!!




『『何っ!?』』



2人は顔を見合わせ 悲鳴のした方へ走る。


白いワンピースを着た少女が


後ろを何度と振り返りながら



必死に何かから逃げているようだった。



『大丈夫か・・・いったい何が・・・』



宮原が 少女を保護する。



《助けて・・怪物が・・追っかけて来るの・・》



『怪物・・』



宮原と朱雀は 少女が逃げて来た方角を見る。



ベゴンシャーン!!



ベゴッシャーン!!



ドコッシャーン!!



何かが 車を踏み潰しながら近づいて来る。



『まさか!?』



そいつの全貌が明らかになる。




『間違いない



あの異形の怪物だ・・・』



宮原は ライフルを構え 異形の怪物に銃口を向ける。



『君は その少女を連れて早く逃げろ・・・』


あとは 俺が何とかする・・・



『でも・・』



『あのアルパカちゃんなら 二匹狩ってやった


俺一人なら 何とかなる……


だが…少女を守りながらの戦いはリスクが大きすぎる


だから…


彼女を連れて逃げろ……


都民を守る


それが 俺の仕事だ・・


さぁ行け・・・



『わかったは……貴方も無理はしないでね…………


戦いは 始まったばかりだから……』


朱雀は 少女の手を取ると 走り出した。



『頼んだぞ・・・不思議ちゃん・・・』


宮原は スコープから覗き 怪物を捉える。



ズダダダダダダ・



銃弾は 車両に当たり


怪物は 既に蛙の様に飛び去っている



『相変わらず素早い奴め・・』



ズダダダダダダ・・・



宮原は頭上を飛び越える怪物に向かって撃ちまくる。



『ちっ・・・・』



宮原は 暗視ゴーグルで 怪物を追う



『どこだ・・どこに行った・・・』



ズザッ!!



宮原の目の前に怪物が飛び出して来た。



『死ぬ・・・』


宮原は死を感じた



シユーーッ


カシャーーン!!


怪物は宮原が持っていたライフルを弾き飛ばし


ライフルは数メートル離れた車にぶち当たり止まる。




シャーアーーッ


四足歩行の怪物だと思っていた怪物が


ゆっくりと 宮原の前で二足で立ち


彼を見下ろす。


190cmを越える宮原が 怪物を見上げた。



『マジで死んだな・・・・・』



怪物は 大きく口を開くと



宮原に向かって大きな手を振りかざした。



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