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Struggle Struggle Struggle  作者: ジャンリンD
第1章 ブルーフォレスト
3/39

誓いのネックレス

カイリは わずか 数十分で


ベット生活に逆戻りとなった。


開かれた窓から 入ってくる風を浴びていた。

隣には カイリをベット送りにした


加害者が 眠っていた。



さっき先生に教えてもらった話だと


ジュリアと言う ドレッドヘアーのお仲間に


やられたそうだ。



悪いことをした 彼を庇うつもりはないと


前置きをした上で


先生は言った。


彼と ジムと ジュリアは 世界がこうなる前から



ずーっと施設で一緒に暮らしていた。



彼ダーンは 弟思いの兄貴で


二人の親代わりでもあった。



だから ジムが死んだという事が受け止められない



死神と呼ばれる貴女の渾名が


まぁ・・・・・


カイリには関係ない話しだけど・・


怒りを注いだのかも知れません・・・



許される事ではないけど・・・



カイリは 横に寝るダーンを見る。




「それで 彼をどうするつもりですか? 」


先生はダーンを見ながら言う。


《どうするって・・・・・・・


あたしは・・・分からない・・・》



カイリは頭を振った。



「そう

じゃあ あなたもゆっくり休みなさい…


考えるのはそれからね…」



カイリは 先生の言葉に従い休む事にした………




数時間後・・・・・


ダーンは目を覚ました。




『ここは・・・・・・』



起き上がろうとして 顎に激痛が走り 声を出しもがき苦しむ。



《やっと目を覚ましたようね・・・


ここは 医務室よ・・・


まだ あなたは動かない方がいいわ……》



ダーンはハッとし 隣を見る。



『お前は・・・・・・うぐっ・・』



ダーンは苦痛で顔を歪める。



《あたしが言うのも変だけど・・


貴方は・・


彼女の蹴りで脳震盪を起こしているから


まだ 動かない方がいいわ・・・



それと・・・・


先生から聞いたわ あのネックレスの事・・・・



『ネックレスだと・・・・!?


・・・余計なことを・』




《これは あなた達三人に取って


とても大事な物で


意味がある物でしょ?》



カイリは ネックレスを


ダーンに見せる為に持ち上げる。




『それはジムの・・・・・


どうして・・・うぐっ・・』


ダーンは起き上がろうとして 三度顎に激痛を走らせる。



《だから・・・・大人しくしてなさい・・・


これは ジムから託されたの・・・》


カイリは呆れた表情を浮かべながら言う。


『ジムが お前に託しただと・・・・


有り得ない・・・


死神のお前に ネックレスを託すなんて・・


それは 俺たち三人にとって……大事な物だ…


その証を…お前なんかに託すはずが……』


ダーンは 怒りを押し殺しながら…言う。




《あれは…苛烈な戦いだった・・・・・



『何っ………』



《緊張感は無かったが


決して油断はしてなかった・・


寧ろ ジムのおかげで チームは一致団結ができた。



でも…奴らがやって来た。



なにかに引き寄せられる様に ゾンビの群れが 砦に押し寄せて来た。


それは 今までに見た事ながない数の群れだ…


まるで 誰かに扇動されているかのように…


真っ直ぐ私達の砦に向かって来た…


初めは互角以上の戦いを進めていた。


でも


多勢に無勢


武器も原始的な


弓矢や刀


手斧に槍・・


だが…刀は折れ 矢も尽き



押し寄せる波は高く



仲間は 次々に 死の波にのまれて行った・・・


最後に あたしとジムが残り


大きな橋まで逃げて来た。



そこで ジムは このネックレスをあたしに渡し


これを兄貴に届けて欲しいと言った。


それと 兄貴ならこのネックレスの意味が


分かるとも彼は言った。》




そして あたしは ジムからネックレスを受け取ると


彼は 橋の向こうまで 走るぞ


と言って


2人で 全力で走り橋を渡った。



《これから・・どうするの・・》


あたしの問いに


ジムからの返事はなかった・・



あたしが 彼を方を見た時



彼は 橋の中腹辺りで止まっていた。



《何をしているの早く逃げて・・・・》



ゾンビの群れが 彼の目の前まで押し寄せていた。



『駄目だ・・・このまま 奴等を


ブルーフォレストに 近づける訳には行かない・』



《ジーーーーム・・・!!


貴方・・何をするつもりなの!!》



あたしは ジムの元まで走る。



「来るな!!


俺が ここで 奴等を食い止める・・


カイリは そのネックレスを兄貴に・・・」



彼が そう言い終わるのと同時に 彼は微笑んだ。



破裂音が響き


煙を巻き上げながら


瓦礫と共に橋は崩落して行った


あたしも爆風に巻き込まれ吹き飛び


木に激突し記憶を失った・・・



気がつけば このベットで寝ていた・・・



そして・・・・・・


また・・・・


同じベットで寝ている・・・・



カイリは 痛む身体を起こし 起き上がると


ふらつく足で ダーンのベットに向かい

彼の手にネックレスを置いた。


《これは ジムから預かった物


貴方に返すわ……》



『すまない・・・・カイリ…


俺は 誤解していたとはいえ


君には 酷ことをした・・・


許してほしいとは言わない・・・

俺は 君にした事の責任を取り


しっかりと罪を償う・・・ 』


ダーンは しっかりと謝罪した。


《ごめんなさい・・・・


あたしも早く貴方に会っていたら・・


そう思うと こんな事には・・


ごめんなさい・・・》



カイリは 頭を下げる。



『なぜ・・君が謝る・・・・・


俺が・・・・ぜん・・・・・うぐっ』



ダーンは 苦痛に襲われ気を失った。



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