表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Struggle Struggle Struggle  作者: ジャンリンD
第2章 終末へのプロローグ
25/39

九体目 時の輪

「それじゃあ 我々は独自ルートで ブルーフォレストを目指します。


生きていたら


ブルーフォレストで会いましょう。」


宇佐美は 手を軽くあげ バスを降りかけた



「まってください・・・・!!」



AD佑が 宇佐美達を引き止める。



「私達にまだなにか用ですか?」


「協力しましょう」


AD佑の問に マネージャー齋藤と


運転手山下が目を見開く。



「先程その話は破談になった筈ですが・・・」



そう言って宇佐美は バスから降り様とする。



「俺達に 武器や食料はないが


このバスという移動手段がある・・


でも 貴方達は武器や食料があっても移動手段はない・」



「ふん・・・成程 ・・・


だが ・・・我々は武器を持っている


そして ここには移動手段がある・・・


これで 問題解決だ・・・


詰めが甘いな・・・坊や♪」


宇佐美はニヤリと笑い銃口を佑に向ける。



齋藤と山下は 恐怖で微動だに出来なかった。


カイリは 朱雀の後ろで裾を掴み震えていた・・・


「坊やじゃあないよ 佑だ。


俺は丹波 佑だ。」



「そうか それは失礼


だが 丹波君


終わりだ。


言い残す事があったら言ってくれ!!


命乞いでも構わんよ」



「宇佐美さんですよね


貴方には僕達を殺せない・・」


佑は 宇佐美を見ながら言う。



「面白いどう言う事か 聞かせてくれないか?」



宇佐美は 佑から銃口を外す



「言葉の通り貴方は僕達を殺せない・・・


いいえ 殺さない


何故なら 僕達を殺せば生存率が下がるからです。」



「面白い 根拠は?」


「仮に 僕達を殺す もしくは


殺さないで置き去りにしたとします・・


すると 二人の内一人が運転をしなければなりません


その時点で 戦力は落ちます。」



「成程・・・それから?」


「もし我々と協力関係にあれば 運転手は山下さんが


残りの僕と齋藤さんが戦います・・・


そしたら・・・・」



「戦闘が有利になると・・・ふッ!!」



宇佐美は笑う



「まぁ この答えでは 三十点だ。


君達を連れて行くのは兎も角 この運転手は正解だ。


なら あと君達が助かる方法は?」



宇佐美は 佑に近づき 銃口を額に押し付ける。



『やめて・・・・私達が足でまといなら


このバスから降りるから


撃たないで・・・・』


マネージャー齋藤が絶叫する。



「それが答えか?


十点だな・・・」



宇佐美は満足の答えが聞けず



不満そうに言う。



「だから 僕達を連れて行けば


生存率が高くなるって言ったでしょう」



「いざとなりゃあ 俺達を犠牲にして 逃げ切る。


それが 貴方達の答えだ。


だから 貴方達は我々を殺さない・・」


佑は 宇佐美を見る。



「ふっ・・・・満点・・・


とは行かないが・・・


まぁギリ合格点だ。」



宇佐美は額に押し付けた銃口を外すと



くるりと銃を回し 佑にグリップを向ける。



「これからの成り行き次第だ。


餌にするのは最後の手段だ。



これで 我々は協力関係になった な



おめでとう・・・



ただし


自分の身は 自分で守れ・・」


宇佐美は拳銃をAD佑に手渡す。



「僕を信じるのですか?」



「じゃあ 丹波は 俺達抜きで生き残れると思うか?」


宇佐美は何度も頷く



「それが答えだ。」



「俺達を恨むなら この地獄から生還してからにしろ・・


美人のあんたに狙われるなら俺は本望だよ・・」


宇佐美は鞄から拳銃を取り出し


齋藤にも手渡した。



「生き残れたらいつでも俺を狙え・・・」


齋藤は 宇佐美を睨みつける。



「それでいい・・・


今は 憎しみでもいい それが生きる糧になる。」


宇佐美はそう言うと 長尾は山下を運転席に戻した。



「行先はブルーフォレスト!


だが その前に 奴らより先に仙台を越える・・・


それが出来なければ


俺達は全員死ぬと思え。」


宇佐美の表情は険しかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ