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魔力0の魔法使い  作者: bccbcd
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明日の予定

その日の魔法学は特に変化もなく終わり、また次の授業で頑張ろうということになったヴァイル達は翌日が休日だという事で、何をしようかを計画していたのだがそれよりも先にしなければいけないことがあったことに気が付いた。


 それは、入浴する際、お互いに裸だということだ。


 ヴァイルは、物だと認識しているティエルと一緒にいるのも同じベッドで眠りにつくのも問題には思わない。


そもそもヴァイルは今まで一人でベッドで眠る経験が数えるぐらいしかなく一人で睡眠をとり、朝を迎えることに違和感を覚えていたぐらいなので一緒に睡眠をとっている状態の方が自然だと思っているぐらいだ。


 しかし、いくらティエルのことを物だと思っていても一緒に寝るのが自然だと思っていても、裸なのは、受け入れられなかった。


 と言うのも、入浴の際、ティエルが分かりやすく恥ずかしがっているからだ。


昨日の時点でもそうだったのだが密閉空間に男女が裸でいるというのはよからぬことを想像させるし普通そんなことはしない恥ずかしい。


 ヴァイルは特に何も思っていないがティエルは普通に恥ずかしがっている。


しかし今までいつ来るかわからない奴隷の首輪による魔法の発動に怯えて生きてきたティエルにとって羞恥心なんてものよりも安心感をえる方が重要なため多少恥ずかしくても我慢しようとする。


 我慢はするが恥ずかしいものは恥ずかしく顔を赤らるなどの反応をするのだがヴァイルはそれをあまりよしとしなかった。


 我慢、それは何かをこらえている状態だ。必要な場面があるのは知っているし、我慢しなければいけない場面もあるとヴァイルはもちろんしている。


しかし、我慢なんでしないほうが精神的にもいいだろうということからヴァイルはお互いが裸になってもティエルが恥ずかしがらないようにしたいと思っている。


 何度も繰り返してなれるというのも一つの手段ではあるのだろうがそんなことになれて欲しくないとヴァイルは思っているため他の方法を考えないといけないのだがいい案が浮かばなかった。


 それからもヴァイルはティエルの分も含めて夕食を作っている間にも考えていたのだがいい案は浮かばなかった。


 その後も考えを巡らせたがいい考えが浮かんでくることは無く、明日のことを考えるとそろそろ入浴したほうがいい時間になってしまった。


湯船にお湯は張ってあるのであとは入るだけだがティエルにお風呂に入ろうとヴァイルが提案するとティエルは少々の恥ずかしさを覚えている物の嫌がるそぶりを見せずにヴァイルと一緒に浴室まで向かった。


 今までは一緒に入浴するとはいっても湯船にお湯を張っていなかったり半分成り行きだったりしたのだが今回はヴァイルにもティエルにも一緒に入るという意識があった。


 それでもヴァイルは羞恥心を覚えたりはしなかったがティエルはいつもよりも緊張していたし恥ずかしかった。

 どうせ裸になるのだからとタイミングをずらすことなく脱衣所で衣服を脱ぐ。


衣服を脱いだ後、ティエルがまずシャワーを浴び、体を洗った後、湯船に浸かる。


 ヴァイルはその後体を洗い湯船につかる。


 ティエルが体を当たっている最中、ヴァイルはティエルのことを見ないようにしているしティエルもヴァイルが体を洗っている時には背を向けてお互いの裸体を見ないようには気を付けている。


 お互い体を洗い終えた後は背中をぴったりとくっ付けて湯船につかる。

その間は二人の間に会話は生まれることは無く、先に湯船につかったティエルが湯船から出るタイミングでヴァイルも一緒に湯船から出て極力お互いの裸を見ないようにしながら体を拭いて、寝間着に着替える。


 これだけお互いの裸を見ないようにしているのなら一緒に入浴する意味など薄れてしまいそうだと思いながらも明日は向かい合って一緒に浴槽に入ったとしてもお互いの体が見えなくなるようなお湯を濁らす入浴剤を購入することをヴァイルは決めた。

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