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魔力0の魔法使い  作者: bccbcd
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警戒

 自分の知っている奴隷の主人となる方法と違いないことをヴァイルは確認した。


そしてティエルから聞いた血の契約はヴァイルにとっては初耳だったため血の契約が歴史的に何かかかわりがあるのかなどを聞いてみることにした。


 ティエルによると歴史的な関係はないとされていて血の契約は魔法と同列な存在だと主張している学者もいるらしい。しかし血の契約が使われるのが奴隷のためだ。


 まともに調べようとする人はほとんどいないせいで多くの人は国の歴史とされているあの本に書かれていた絵とつながりは全くないとされているみたいだった。


「すみませんいろいろと」


「いえ、私に分かることならお伝えします」


 自分はヴァイルの役に立てているだろうか、と心配するティエルだったがヴァイルはそもそもティエルを役に立つ役に立たないで考えておらずティエルの心配は杞憂で、その杞憂からの行動でヴァイルからの不信感を買ってしまっていた。


 それは、なぜティエルがここまでのことを知っているのかと言う事だった。


ティエルが自分と同じ平民だとは思ってはいないヴァイルではあったがそれでも奴隷の首輪と歴史の関係性が無いということを知っていたり奴隷の首輪について調べている人が少ないことを知っていたし何より、ヴァイルはこの国に来るまでにヨルから様々なことを教えてもらっていたのだがその中に血の契約と言う言葉がなかったことが大きかった。


 何もヨルから奴隷について教わっていないわけではなく奴隷の主人になる方法と言うのはヨルから教えてもらったことだった。


 さらに言えばヨルは貴族の子共が行くようなレベルの高い学校の教師。


例え教える分野が違うと言ってもある程度のことは知っている。そんなヨルがらないような言葉を知っている目の前の女は何なのか、と若干の警戒心を抱いてしまっていた。


 だがしかし、ヴァイルは今から自分がしようとしていることをしっかりと理解したうえだったためそこまで重要視することもそれによってティエルに対する態度を変えることも無かった。


 それに警戒心を抱いたのはティエルではあったがティエル本人にではなくティエルの家系に対して警戒心を抱いただけだった。


 ヴァイルは大抵のことは解決できる自信があったが相手が王族だったりすると、自分一人では対処できないと考えていたからもしかするとティエルが王族なのかもしれないと一瞬でも思ってしまったからだった。


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