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20話 私が手のひらに何か持っていると思って、女神様は中々離してくれない。
女神「あーっ! 何か持ってるでしょ! 見せて」
魔王「何も持ってはおりません」
女神「うそを付いたらいけません、見せて下さい」
魔王「はい……」
女神「あれ? 何もない……」
私の手のひらを不思議そうに見つめる女神様。
女神「じゃあこっち側に隠したの?」
私の反対の手を追いかけて、また残念な顔になる。
女神「なんだー……」
女神様に何か言おうとして、しかし女神様はもう次のことを始めていた。
女神「おやつの次は〜♪」
悪いことをしたようで私は自分の手を見つめていた。
魔王「……」
女神「あっ! やっぱり何か隠してたんだ! 見せてー」
魔王「……はい」
女神「♪〜」




