2話 女神「私がスマホになったら夜な夜な魔王さんが弄ってきて困る」
巫女
突然いなくなった女神の代わりにやって来た。
機械オンチ。
(突然いなくなった女神様の代わりに巫女さんが仕事をこなしていた……)
魔王「あっそうだ、調べ物が残ってたんだった」
魔王「スマホスマホ」イジイジ。
女神
女神「プルプル」(いや、ダメ〜)
魔王「? 連絡が来たのか……?」
ピッピッ。
女神「プルプル」(イヤ〜)
魔王「最近スマホの調子が宜しくないな……」
女神(……?)
魔王「ま、いいか」
女神(イヤアア〜〜)
翌朝。
女神(昨日はスゴかった……)
魔王「おはようございます、今日も女神様の代わりありがとうございます」
巫女「最近何か変わったことはあるか?」
魔王「スマホの調子がよくなくて……」
巫女「お前も現代を生きているんだな……でも私は機械オンチなんだ」
魔王「お願いします」グイグイ。
巫女「……う、うむ……そこまでいうなら」
女神「ブーブー」(巫女さんに見られちゃう……)
巫女「魔王も意外と……」
巫女「さて……何が問題なんだ?」
女神「ブーブー」(あ……巫女さんが……)
巫女「おおっと……??」
女神「プルプル」(巫女さんったら、大胆……)
巫女「このスマホに恥ずかしがられている気がする……」
魔王「見てもらってありがとうございました」
巫女「すまない……正直何も出来なかった」
女神「ブーブー」(見てもらったよ!)
魔王「このスマホも喜んでます」
巫女「……?」
女神「ブーブー」(♪〜)