当たり前の自由の中に
おかしい、と言える
間違っている、と言える
嫌だ、と言える
今の時代
酷いこと、辛いこと
沢山あるけれど
おかしい、と言える
間違っている、と言える
嫌だ、と言える
のだ
学ぶことも夢を見ることも
出来る
厳しい世の中ではあるけれど
声をあげて命絶たれることはない
当たり前の自由
当たり前の権利
が
根こそぎ奪われてしまう
ことはあるのだと
知らずに生きてこられた
あまりにも
当たり前すぎて
大切にせず、好き勝手に
自由を転がしていた
今、こうして一篇の詩を書いて
掲示できる自由が
私は愛しくて仕方ない
これから先
当たり前が、
非常識と呼ばれ
不謹慎と責められることが
ない、とは
誰も保障できないのだから