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キンキンバレバレ黒歴史

ごめんなさい。先週は更新をしてませんでした。

もしかしたら、余裕があればちょっと不定期な日に一話ぐらいは更新するかもしれません。

そこも見逃さずに読んでくだされば幸いです。

あれから…2年後…

私はなんとかまだ東京にいる…


曜子が結婚してからというものの。

すごく平和に過ごせている。

曜子が執着するのが、私から旦那である朝日くんに映ったせいか、曜子の姿を見ることは無くなった。


そんな中…


二年ぶりに連絡をよこすものがいた。


「おい!何なんだよ!あの女!?」


朝日くんの友人の富田くんだ。


「デブになるしブスになるし、さらに最悪なことに不妊とか⁉」


どうも曜子が不妊だということがバレたらしい。


おいおいおい


バカなのか?

せめて、そこぐらいは隠し通せよ!


「あんな顔以外なんもいいところがないどころか、顔以外マイナスでしかないめんどくさい女と結婚して何得なんだ?」


まぁそうだ。


「その唯一のとりえである顔ですら、新婚3か月もしないうちにあっという間にブストロールみたいな見た目になるなんて、詐欺みたいなものじゃないか!?


あれでは朝日があまりにもかわいそうだ。」


とまでいまさら言ってきた。

そんなこと今さら私に言われても何もできないのだが…


「じゃあなんであんなのと結婚したわけ?私はやめとけ言ったよね?」


「しかたないだろ。あいつら、親子そろってはかったんだよ。」


「はかったって?」


「あの女が職場前で待ち伏せしていたあの時、タイミングよくあの女の両親が現れただろ?」


ああ、あったな。

そのせいで、職場前で大声で「婚約者」されて、否定するにできなくなったあの時か?


「あれ、やっぱりあいつらが最初から打ち合わせで起こしたシナリオだったということをあの女が今更げろったらしい。」


うわ…アイツらマジで最悪だ。

自分の身内ながらホントに卑怯すぎて恥ずかしい。


そんなことまでして強引に結婚まで進めるか!?


「でさらに聞いた話、すぐに結婚式場の枠をとれた理由は、俺らと出会う前からすでに予約だけをしていたらしい。」


「え?」


「だから、ああも自分の主張ばかり強引に押し付けていたとまで言っていた。」


ちょ…それって、明らかに曜子の方が悪いじゃないか?

というか、親が成人した自分の子の恋愛にそこまで介入するなんて、過保護すぎないか?

マジありえないんだけど


「俺もさ、さすがにもう朝日のことは切れた思ったんだけど、さすがにこのままでは朝日が気の毒すぎないか?」


「それでどうしたいの?」


「仕事終わってからでいいから、今日会えないかな?」


いきなりかよ…


でも…さすがに今日は無理じゃないか?

私、今東京だぞ。


「実は俺、今は部署移って東京にいるのな。」


あらー


「もう、さすがに朝日のことはなるべく見たくないから、あれから朝日から離れたのな。」


まぁ一応、富田くんには東京にいるとは話した気はする。


「今日は遅くなるけど、それでもいい?」


「まぁ通話じゃなんだから、会ってゆっくり話したいんで」



とのことで、あまり気は進まなかったが、結局会うことになった。

事情は何であれ、あんな不良債権な曜子を押し付けたのは、少しは罪悪感はある。


それも、親子であんなやらせをやっていたということを知ってしまった以上、それに関しては本当に申し訳ない。



そして…



待ち合わせ場所に行ったら、本当にびっくりした。


富田くんだけではなく、そこには朝日くんまでいたのだった。


久しぶりに見た朝日くんは、げっそりしていた。



かわいそうに…曜子といれば、誰でもこうなるわな…



「おぅ来た来た。」


ホントに今日は無理に仕事終わらせてきたから、やっと来たかみたいな感じだった。


「二人とも久しぶりね…」


ああ、あまり気が進まなかったけど本当に来てしまった。

はっきり言って他の人に会うよりも重たい雰囲気だ。


そして…



「…」


「…」


「…」


「…」


「…」


「…」



ものすごく沈黙が続いた。


いったいなんで私を呼びだしたのか判らないぐらい。



そんな中で…



「…………だ…。」


ようやく朝日くんが何か言った。



「え?」


その声も全く聞こえず…聞き返してみると…



「………俺、もうヤダ……」


うつむいたまま、目も合わせずにそういっていた。


まぁ「やだ」というのは判るが、その「やだ」からってどうしたいのか?



そして次に出た言葉は…



「……離婚したい…」



まぁ朝日くんがここに来ている時点で判ってはいたけど、それを言うだろうとは思っていた。


「それで、それを言うためにここまで来たわけ?」


そう思うなら、いちいち私に断るまでもなく、勝手に離婚すればいい。


「それ、私に言うより曜子に言うべきでしょ?」


そうだ。

私はあんたの妻じゃない。


「また、誰かに頼るわけ?」


そうだ。

さすがに私はもう、曜子絡みでそんなことに顔を出すことは勘弁だ。


「…」


何も言わない。

つまりはそれが図星らしい。


「お願いだ。助けてくれ!もう、あんな女と一緒にいるのは限界だ!」


誰でもそうだ。

曜子なんかと一瞬でも関わるだけで、ものすごく疲れる。

すごい判る。



「なあ、ホントもうずっとこいつこれなんだよ。

今、俺の部屋に逃げてるけど、あの女のことだから、俺の場所も見つかるのは時間の問題思うのな。」



「え?ちょっと、もうそんな段階なわけ?」


「だから、もうこれ以上面倒なことはごめんなんだよ。」


「もう、曜子がここまでくるとかないよね?」


曜子ならありそうだが…


「さすがに朝日は今日来たばかりだから、今すぐはないにしても、そう何日もこっちにいるとなるとさすがにまずいだろうな。」


ああやっぱりそうか…



しかし、出会ったばかりの時から疑問におもったのだが…


この朝日くん…


「あのさ、いきなり込み入った質問で悪いんだけどさ」



「なに?」


「なんでしょう?」


2人ともまともに返事をしてきたのに申し訳ないけど…


「朝日くんってさ、曜子以外の経験人数って何人いるの?」


といきなりものすごいぶっこんだ質問をしてしまった。


その時二人とも、


「ぶーーーーーーーっげほっげほっ」


すごい勢いで噴出していた。



「あ、ごめん…。そこまで厳しい質問だったかな?」


「あ、イヤさ…別に構わないんだけど、突然だったから…なぁ…」


「…ああ…そうだね……」



何か二人ともやっぱりすごい驚いていた。


「だってさー、知っての通りあの曜子でも、旦那以外の男を知っているのにさ、その旦那である朝日くんが曜子以外の女を知らないのは、何気に不平等すぎやしないか?と思ってさ。」


そこなんだよな。


曜子だって、私ほどではないにしても過去の子供をおろすという経験をしているわけだ。

そんな経験をしている女でかつ、性格的にめんどくさすぎる女をいきなり何も経験もないまま、正式にめとるって何の罰ゲームだ?とホントそればかりが頭の中でずっとぐるぐるしていたのだ。


が、それを言い終わったとたん、また二人とも噴き出していた。


「え?まさか…」


「…」


「…」



2人ともだんまりになってしまった。



「あのさ、星子さん…。…こいつさ、中高男子校でそういうの全く縁がなくてさ…。」


「え?」


「おまけに超奥手でさ、大学でも勉学中心で…その……」


いや、私だって小中高ずっと勉強付けに近かったけど、それでもなんでかそれなりの経験はあったぞ…

といいたいが、やっぱりない人はないか…


それに言っちゃ悪いが、朝日くんの容姿では無理かというのも頷ける…


もう、毎度自分のその思考にはホント性格悪いと自覚はあるが、ホントそればかりは素直にそう思えてしまうのは否定できない。

そもそも、それは私じゃなくてもほとんどの人がそう思えるのではないか?ときっぱり言いたくもなるもの。


つまりは曜子以外の女経験はゼロですか?


それはさすがに気の毒すぎる。

せめて、あの時の合コンで釣れたのが曜子以外の女の子だったら、マシだったのにね。

そこはホントついてない。


「あのさ、あの時他に誰か偽の彼女になってもらえるような子いなかったの?」


「いやさ、星子さんも判るとは思うけど、社会人って、合コンとか無理やり出会いの場を作らない限り、そういう伝手はできないんだよね。」


まぁそうだよね。


「それに俺も学生の時にいた彼女に卒業間近に振られて、それっきり全然縁がなくてな」


富田くんも交際相手には厳しかったようだ。


「んー…」


私的な考えではここは朝日くんに他に女がいれば、少しは自信持てて強気に出れるかもしれないと思ったのだが、ホント厳しそうだ。


「じゃあ風俗利用したことある?」


とまで聞いてみたが


「そこまで聞くんか?」


「えーなんかもう、ここまで元気ないとさ、気晴らしにそこまでぶっ飛んだことしないと吹っ切れるのが無理かなと思ってさ。」


「まぁそうだけど…なんでそこでこんな話題になるわけ?」


「んー何となくだけどさ、朝日くんをこのままにしておくと離婚すらできないまま、死んでしまいそうで…」


「おいおい、縁起でもないこと言うなよ!」


「でもよく考えてみなよ。もう見てるだけでここまで覇気も元気もない人見ててさ、このまま無事に生きれるとでも思う?」


そうだ。

正直な話、私は曜子に付きまとわれないというのは最高な幸せでもあるが、その曜子のせいで誰かが死ぬなんて後味が悪すぎる。

今までだって、曜子のせいで迷惑をこうむった被害者が多々いる。

それでもさすがに曜子のせいで死ぬということは無かったが、今の朝日くんを見ているとそれすら危うい思えた。それだけは阻止したい。




「まぁそうだけどさ、いきなり朝日に他に女をあてがうなんて発想があまりにもぶっとんないか?」


といいあっていたら、


「…ごめん…ない…その……風俗とか…嫌い」


と少し遅れた返事が来た。


「やっぱり厳しいか…」


「俺、さすがにそういうことでは妻を裏切れない…」


ホント真面目過ぎるんだよな…


もうこれ、どうするべきか…


「判った」


もう私は最終手段に出ることになった。


「じゃあ、現実を判らせてあげる。」


「え?」


「おい、何するつもりだよ?」


こうなったら、奥の手を使う。

ホント曜子はめんどくさい。

さすがに私もここまでしないといけないとは思わなかった。



「今から、うちに来てくれる?」


「え?それってまさか…」


「…あの……さすがにそれは…」



2人ともすごい戸惑っている。



「いいから来るの!」



私は無理でも朝日くんを部屋まで連れていくことに決めた。

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