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声が出せる事が分かってからは、誰もいない時を狙って、喋れる練習をしている。
「あー」とか「うー」とかしか喋れない。
せめて、「はい」や「うん」「いいえ」くらいは言えるようになりたい。あと「トイレ」も。
そう思い、今日も練習している。
ふと、日本語の練習でいいのか?彼女達の言語を話せるようになる方がいいのでは?
と頭を過ぎる。
とりあえずは、言える言葉を増やすしかないので、「あいうえお」から始めよう!
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喋れる練習に飽きて、コロコロしていると、
扉が開き、誰かが入って来た。
「おはよ〜」
Aさんの声だ。
久しぶりだなぁ〜と思いながら、顔を見上げた。
茶色の髪は、ストレートでハーフアップにされて編み込まれてお団子にされている。
前髪も長いようで横に流し、ハーフアップの方へ一緒に纏めているようだ。
大きな瞳は紫色。アメジストのようだ。
ぱっちりとして、まつ毛も長い。幅の揃った二重も綺麗だ。鼻は少し低めで、唇はふっくらしている。
美少女?いや美人だ。可愛い系の美人だ!
やっぱり外国人だ!!
Cさんより、少し年上だろう。
20歳?23歳?くらいに思える。
服装は、薄紫色のワンピース。エプロンはしていない。お嬢様みたいな格好だ。
胸は大きめ。ウエストは細く、腰からヒップへのラインが綺麗だ。
見惚れている俺を抱き上げる。
「ふふふ。どうしたの?驚いた顔して?」
笑って、俺に話しかけてきた。
この頃、大体の言葉が分かる様になった。
たまに分からない事もあるが、その時は前後の文面で想像している。
「あうー」
『きれい』と頑張って喋ってみるが、言葉になって無くて落ち込んだ………。会話が成立しない。
「あらあら、返事してくれたの?嬉しいわ!」
と眩い笑顔で返された。
とても機嫌がいいみたいだ。
この笑顔は、プライスレスです!
もっと喋れるように頑張ります!
コンコン。と扉をノックする音がした。
Aさんが返事をすると、Cさんが入って来た。
「ソフィア様、おはようございます。」
ソフィア様?Aさんの名前は、ソフィアと言うのかぁ。
「おはよう。マリア。」
Cさんの名前は、マリアさんかぁ。よし!覚えた!




