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声が出せる事が分かってからは、誰もいない時を狙って、喋れる練習をしている。

「あー」とか「うー」とかしか喋れない。


せめて、「はい」や「うん」「いいえ」くらいは言えるようになりたい。あと「トイレ」も。

そう思い、今日も練習している。


ふと、日本語の練習でいいのか?彼女達の言語を話せるようになる方がいいのでは?

と頭を過ぎる。

とりあえずは、言える言葉を増やすしかないので、「あいうえお」から始めよう!



********************



喋れる練習に飽きて、コロコロしていると、

扉が開き、誰かが入って来た。


「おはよ〜」

Aさんの声だ。

久しぶりだなぁ〜と思いながら、顔を見上げた。


茶色の髪は、ストレートでハーフアップにされて編み込まれてお団子にされている。

前髪も長いようで横に流し、ハーフアップの方へ一緒に纏めているようだ。

大きな瞳は紫色。アメジストのようだ。

ぱっちりとして、まつ毛も長い。幅の揃った二重も綺麗だ。鼻は少し低めで、唇はふっくらしている。

美少女?いや美人だ。可愛い系の美人だ!

やっぱり外国人だ!!


Cさんより、少し年上だろう。

20歳?23歳?くらいに思える。

服装は、薄紫色のワンピース。エプロンはしていない。お嬢様みたいな格好だ。

胸は大きめ。ウエストは細く、腰からヒップへのラインが綺麗だ。


見惚れている俺を抱き上げる。

「ふふふ。どうしたの?驚いた顔して?」

笑って、俺に話しかけてきた。


この頃、大体の言葉が分かる様になった。

たまに分からない事もあるが、その時は前後の文面で想像している。


「あうー」

『きれい』と頑張って喋ってみるが、言葉になって無くて落ち込んだ………。会話が成立しない。


「あらあら、返事してくれたの?嬉しいわ!」

と眩い笑顔で返された。

とても機嫌がいいみたいだ。


この笑顔は、プライスレスです!

もっと喋れるように頑張ります!



コンコン。と扉をノックする音がした。

Aさんが返事をすると、Cさんが入って来た。


「ソフィア様、おはようございます。」


ソフィア様?Aさんの名前は、ソフィアと言うのかぁ。

「おはよう。マリア。」


Cさんの名前は、マリアさんかぁ。よし!覚えた!



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