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声がする……。
AさんとBさんだ。
会話してるようだが、俺に話しかけてる時より早口だ。早いと理解できないなぁ。
出来るだけ、耳を傾ける。
俺が寝てると思っているのか、会話が盛り上がっている。
ただ、雰囲気はピンク色。この二人は百合なのか?
うーん。このまま寝たふりを続ける事を決めた。
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あ、本当に寝てた!
よく寝る体だなぁ〜。
珍しくBさんがゴハン担当らしい。
目に映った金色に緑色。流石にビックリだ!
金髪に緑のカラコン。でも、エメラルドの瞳って、こんな人の事をいうのだろうか?
カラコンだなんて思ったが、
ガーネットの瞳、アメジストの瞳、エメラルドの瞳かぁ。ゴージャスだね!!
あ、Dさんの顔、最近声聞いてないなぁ。
あの人は何色かなぁ?楽しみだ!
ゴハンを貰いながら、そんな事を考えていた。
「xxxx.xいたxて、きいたx.xxxしいx。」
Bさんの喋り方の雰囲気は、宝◯の男役の様だと思った。
ゴハン優先なので返事をする余裕はない。
ゴハン中は喋らないのがマナーだからね。
ゲップ出しを終えると、窓際へ連れて行かれた。今は、夕方のようだ。オレンジ色が眩しいぜ。
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目を開けると、真っ暗だった。
あ、あれは何の灯りかな?
一部分だけ明るかった。
夜なのか?あの灯りは、蝋燭…じゃないよなぁ?。ベットライトか?
まぁ、このまま目が良く見える様になるまで我慢かなぁ。
扉が開く音がして、誰かが入って来た。
うっかり寝たふりをしてしまった。
「よくxてxx。xんとう.かxいいxね。」
あ、Dさんだ。久しぶり!
思わずめを開けた。
部屋が暗いせいもあり、顔がよく見えない。
色を楽しみにしてたのに。
「あxあx.xxしxしまいましたね。」
優しく頭を撫でられた。
爺さんの頭を撫でるとは聖母か?
力の入る様になった腕を伸ばしてみると、Dさんは、手を握ってくれた。
握られた手は、やっぱり大きい。
この部屋にくる女性は、みんな大きくマッチョなのな?まぁ、爺さんの介護だから、ある程度、体がしっかりしてないと支えたり出来ないもんなぁ〜
なんて考えていたら、Dさんに、手をにぎにぎされていた。
「xう、いxわね。」
「xxすxxさい。」
離された手で、もう一度、頭を撫でられ、Dさんは部屋を出て行った。
暇だなぁ〜ごろごろ
左右に体を揺らせる程度には回復して来ている。寝返り出来るまで、もう少しだと思う!
以外に体を揺らすのは、体力を使うらしく、知らない間に寝ていた………。




