表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/100

2021.10.05.『誰もいないグラウンド』と『ハンカチ』の片想いの話

初出:2021.10.05.(火) Twitter

お題:誰もいないグラウンド が舞台で『ハンカチ』が出てくる片想いの話を2ツイート以内で書いてみましょう。

タグ:現代,片想い,高校生,青春,部活,

【1/2】

早朝のまだ誰も吸っていない清らかな空気も、張り詰めた少女の心を和ませてはくれなかった。

誰もいないグラウンド。もうすぐここに、彼が朝練のためにやってくる。


少女は、お気に入りのハンカチをギュッと握り、手の汗を拭った。


「入部希望ではなさそうだね?」


突然話しかけられ、少女は




【2/2】

飛び上がる。声の主は、彼。


「あの…お願いが!」


少女は急いで鞄からクロッキー帳を取り出し、頭を下げる。


「先輩の高跳び、凄く綺麗で、絵に描きたいんです! 邪魔はしませんから、…いいですか?」


緊張で顔を上げられない少女の頭上に、微苦笑が降る。


「見せてくれるなら、いいよ」

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ