2021.10.06.『朝陽のあたる街角』と『植木鉢』の頑張る話
初出:2021.10.06.(水) Twitter
お題:朝陽のあたる街角 が舞台で『植木鉢』が出てくる頑張る話を3ツイート以内で書いてみましょう。
タグ:異世界,ファンタジー,薬師,片想い,残念ヒーロー,
【1/3】
「おはようございます、ガーネス様!」
背後の朝陽よりも眩しい顔で、ローズマリーが朗らかに微笑む。城下の朝市で、ミカエルは『偶然』彼女と出会ったところだった。
「買い物か?」
「はい!さすが王都ですね!珍しい植物や薬草がたくさん!」
彼女の熱い視線の先にあるゲテモノじみた食虫
【2/3】
植物の植木鉢を、ミカエルは努めて無表情で眺める。ガパッと大口を開けたそれが、彼女には宝石か何かにでも見えるらしい。
「…買ってやろう」
「え、いいですよ!」
狼狽える彼女に構わず代金を払い、店主に城まで届けるように口添えする。
「ありがとうございます!」
ローズマリーの顔が
【3/3】
花のように綻ぶ。
「これで新しい薬の研究ができます!頑張りますね!」
「あ、あぁ…」
「じゃあ私、早速帰って実験しますから!」
「そうか。では私も帰ろう」
「いいんですか?ガーネス様、お買い物は?」
「いや、いいんだ…」
純真無垢な彼女の顔に、ミカエルはそっと頬を赤く染めた。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
※こちらは拙作『薬師ですが、勘違いで嫉妬した騎士様に媚薬を飲まされ、美味しくいただかれちゃいました。』の過去エピソードとしてもお読みいただけます。
本編 → https://novel18.syosetu.com/n0261he/
(ムーンライトノベルズ掲載のため、18歳以上の方限定です!)




