ミーシャ趣味を見つける
天界では神ゼウスと女神ヘレネが世界を覗ける噴水からミーシャを見ていた
「あの子ったら無茶ばかりして、、。
このまま負の感情が溜まっていったらどうしよう」
「あの子はまだ幼い。これから素敵な人と出会うはずじゃ 大丈夫だヘレネよ心配ない
あの子は我らが思っているより強い子じゃよ」
「そうですねお父様。
もしも、もしもですよあの子が危なくなりそうになれば私は女神の力を使いあの子を天使として天界へ連れ帰りますからね」
ヘレネは涙ながらに訴え神ゼウスの胸で静かに泣いた
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祖父や母に心配されてるとは知らずにミーシャは今だにベッドで昼まで寝ていたのだった
「姫様ー!姫様ってばー!もうお昼ですよー!
おきてーくーだーさーいー!
ルナがきちゃいますよー」
「んー、、。わかったわかったってばー
起きるからやめて!」
ミーシャはまだ眠そうにしながら顔を洗い歯を磨き外へ出る準備をした
ミーシャとパックは街に出てルナに街案内をしてもらう為に広場へ向かった
「ルナおっはよー!ってもうお昼だよね!あはは!」
「ミーシャおはよう?だねいい天気でよかった!」
ルナは街1番のレストランへ連れて行き名物料理などを沢山頼み堪能した
(パックも見えないようにこっそり料理を盗み食いして楽しんでいた)
もちろん女神になってしまったミーシャはここでももちろん料理代は無料なのであった
「こんなに良くしてもらっていいのかなー?」
「ミーシャ!なにいってるの!救いの女神様なんだから当然よ!」
ルナはほっぺを膨らませながらミーシャに訴えていた
2人は街を観光しながら練り歩いているとミーシャが書店の前で立ち止まる
「ねぇルナ!ここは本屋さん?入ってみてもいい?」
「いいけどこの街の本屋さんの中でここは古いものしかないから楽しくないかもよ?」
2人は書店へ入りどんな本があるか物色し始めた
そしてミーシャは書店の店主に魔法を使っていいかと尋ねた
「女神様のお願いならなにしてもいいですよー!
燃やすのだけはやめてくださいね!わはは!」
それを聞いてミーシャは笑顔で頷き自分の魔力を書店中に広げた
すると1冊の本が光りミーシャの前に浮かび上がった
タイトルは青いバナナの調理方法
「ママに教えてもらった通りにしたけどこれが魔導書なのかなー?
ただのレシピ本みたいなのだけど」
するとパックが耳で囁きながら魔導書について教えた
「姫様!お忘れですか?背表紙に魔力を注ぎながらあなたの本来の姿を表しなさいと唱えるのですよ!」
ミーシャは言われた通りにするとレシピ本は青く輝き文字が勝手に動き出した
現れた新しい本のタイトルは風の第3異界魔法とその使い方について
「おじさん!この本くださいなー!」
ミーシャは目を輝かせながら店主へお金を出した
「ミーシャ様お金はいりませんよ!
もう何十年も買われなかった本なので持っていってくださいな!本も喜びます」
ミーシャはまた気まずそうにしながら無料に目がない為断れなかった
「ミーシャその本はいい本なのー?」
「たぶんすごい本だよ!魔法の本!
私決めた!この本のような魔法の本を集めながら旅する事にした素敵でしょ!」
「すごい素敵な旅になりそうね!」
ミーシャはウキウキしているがルナはもうすぐ別れがくることを知り悲しい顔をしたのだった
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その後1週間この街でミーシャを祝うお祭りがあったりルナと遊んだり素敵な日々を過ごした
「姫様、、。そろそろ先へ行きましょうか」
「うん。そうだね私たちはいかなきゃだもんね」
ミーシャは枕に顔を押し付けながら泣いていた
そして別れの日
街のみんなともちろんルナも街の入り口で待っていた
「ミーシャ、、。いっちゃうんだね。
また絶対遊びにきてね!絶対だよ」
ミーシャとルナは抱き合いながら別れを惜しみ大泣きをした
涙を拭きながらルナはミーシャへ一つの贈り物をした
「ミーシャこれ私が作ったの!
下手っぴだけど頑張って教えてもらいながら作ったの私だと思って一緒に旅をさせて」
それはシルバーでできた羽をモチーフにした指輪だった
「ルナありがとう、、。大事にするからね
沢山一緒に旅するからね!
またここへきたらみんなに旅のお話沢山します
それじゃ、、、またね!」
泣きながら笑顔でみんなに手を振り街を後にした
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「姫様!素敵な人たちでしたね!
ん?んー!?姫様ルナからもらったその指輪魔力が少しありますよ!
これはー、、、少しだけミーシャ様を守るおまじないが付いていますよ!」
「ルナ、、ありがとう。私の事を思いながら作ってくれたんだね」
ミーシャは嬉しさと別れの寂しさで複雑な気持ちになりながら先へと進むのであった




