花
今まで花になんか興味が無かったのに、最近になって良いなと感じるようになった。川原に名前も分からない綺麗な花が咲いているのを見たり、向日葵が一列に元気良く咲いているのを見て、何故か心がほころんだり。
田舎とも都会とも言えない地方都市に住む自分。より美しい自然の風景が見たくて、春は菜の花畑が広がる大きな桜を、綺麗だけれどどこか冷たさを感じる紫陽花、山合に広がるヒメサユリ、夏は風車がある高原の向日葵を眺めに行く。
そんな風景を見られた瞬間は、自分の人生が少しでも上等になった心地さえする。
男性、女性共に男が花を見るなんておかしいと思ったり、高齢の方は良い若い者が何だという人もいるかもしれない。
けれど、美しいものを素直に美しいと思うこと、醜いものよりも美しいもの、自分の心に少しでも明るい光を灯すこと。
それはおかしいことだろうか?
人生とは幸せに生きることが大事だと思う。日々の生活が仕事が忙しく大変でも、人間関係で気をすり減らしても、日々の生活が少しでも楽しく、心に明るい光を灯す工夫は大事だと思う。