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プロローグ
何処かの県の、何処かの都市。
人口は…結構居るんじゃ無いだろうか。
その辺にある店の中、その辺の道の上は人で溢れ返っている。
暑苦しい、むさ苦しい。
夏の日差しがギラギラと。
何処かの県の、何処のかの都市。
別名『研究都市』。
何処の独が、何を思い、どうやってこの研究都市を造り上げたか知らないが。
二つだけ言える事がある。
一つは、この研究都市に溢れ返っている人間共は全員、『歩く研究材料』と言われている事。
もう一つは…。
この研究都市には『ルールブレイカー』と言われる化け物たちが住んでいると…ー。