3 初勝負
「ヒースイっ」
「ミカ どうしたの?」
「一戦交えようや」
この学校には備えつきのバトルコートがある
「パートナー何だった?」
「クワッスやね」
[クワッス~]
「へぇ~ 私はツタージャだった」
「ツタージャか…」
「可愛いでしょ?」
「いや ウチのクワッスの方が可愛いやん」
「いやいや 私のツタージャの方が可愛いね」
「そんなことより! 早く行こ!」
「そうだね」
「いい戦いにしようや!」
「うん」
【ポケモンスチューデントのミカが勝負を仕掛けてきた!】
【ミカはクワッスを繰り出した!】
【ヒスイはツタージャを繰り出した!】
「クワッス! みずでっぽう!」
【ツタージャに効果はいまひとつだ】
「ツタージャ! 大丈夫?!」
[ツター]
「どんどんいくよ! クワッス! はたく!」
[ジャッ!]
「ツタージャ!」
「そんなんでうちに勝てると思ってんのか?」
「ツタージャ まだいける…?」
[ツター…]
「いくよ!たいあたり!」
[ツター!]
「甘いね」
「え?」
「クワッス! 避けてはたく!」
[クワッ]
[ツタッ!]
【ヒスイのツタージャは倒れた】
「ツタージャ!」
「甘い甘い このミカ様に勝とうなんて100年早いね」
「っ!」
「出直してくるんやな」
「じゃ じゃあ来週のこの時間またやろうよ!」
「またウチが勝っちゃうけどな」
「言ったね?」
「そっちこそ逃げるんやないで~」
ヒスイはこぶしを握り締めていた
圧倒以外の言葉が浮かばない…
ドンマイ ヒスイちゃん!
ブックマーク等してもらえると幸いです