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サイレント魔女リティ  作者: ゼットン
一章 世界のリアリティ
4/8

勇者一行の暗殺者


 翌日、支度を済ませたシェスカは勇者一行とともに、ミシェル村から出立しようとしていた。


「うわぁ、すごい……」


 眼前に佇む馬車の迫力に、シェスカは感嘆する。


 隆々とした筋骨に加えて立派な鬣を蓄える馬は全長にして三メートルになるだろうか。手綱をつけられた馬の背後には格調高い黒塗りのキャビンが控えている。


 田舎育ちの身としては馬車なんて小汚い幌で覆った屋形がほとんどだと思っていたが、勇者一行が使用する馬車とあってはやはり一味違うらしい。


「目的地はそれなりに遠い。途中まで馬車でいくけど、大丈夫?」


「は、はい。……たぶん」


 馬車はおろか乗馬すらしたことがないのだが、毎日薪割りや木の実の採取をやって体力はあろから平気だと、シェスカは言い聞かせる。


「それじゃあ、行こうか」


 クリフが先導し、あとをナナイとオルフェ、ルーシーが続く。遅れてシェスカもキャビンに乗り込もうとしたときだった。


「シェスカ!」


 背後から名前を呼ばれて、シェスカは振り返る。

 すると、そこにはカゴを持って走るマリアとゆっくりと歩いてくるカイルの姿があって。困惑するシェスカの胸に、マリアがカゴを押し付けてくる。


「お、おばさん? これは?」


「あんたが昨日採ってきたクダの実をジャムにして、パイに塗ったの。道中にでも食べなさい」


「え……あ、ありがとう」


 カゴにかけられた布を捲ると、艶やかな赤色のジャムにコーティングされたパイが入っており、焼きたての香ばしい匂いが鼻腔をくすぐる。


 まだ早朝で朝食も摂っていないので、ありがたくはあるが、その親切がかえって疑念を招く。どうして、マリアは急に差し入れなんかを持ってきてくれたのだろう。貴重な小麦やクダの実を使ってまで。


「俺からはこれをやる」


 パイの入ったカゴを手に突っ立つシェスカに、今度はカイルが腕を突き出してくる。小首を傾げながら革袋を受け取ると、中身には干し肉が詰め込まれていて、それが来たる冬季に備えてマーゴット夫妻が備蓄していたものであることを察したシェスカは、愕然とする。


「な、なんでこんな……。これはおじさんが狩った獲物で作った干し肉でしょう?」


「気にするな。これからお前は俺たちの想像が及ばない死地に向かうんだ。これくらいの餞別、安いくらいだろう」


「そういうこと。仮にも私たちはあなたの保護者なんだし。これくらいはね」


「……ありがとう」


 まさか、二人からこんな厚意をもらえる日がくるとは。衝撃的ではあったが、シェスカは素直に感謝をしながらパイの入ったカゴと干し肉が詰まった袋を抱き留める。


「あと、最後に渡すのはこれね」


「? まだあるの?」 


「これはまぁ、私たちのものというよりも元々あんたのなんだけどね」


 そう言って、マリアがなにかをシェスカに握らせる。存外に重いそれに危うく落としそうになりながら開いてみると、掌には銀で形作られた懐中時計が乗せられていた。


「……時計?」


 数字が刻まれた盤や秒針があったために辛うじて判別がついたが、かなり状態は悪かった。盤を覆うガラスには縦横無尽に亀裂が走り、欠けている。時計を作る主な素材となる銀も大部分がくすんでしまい、輝きを失ってしまっている。


 まったく見覚えのない壊れかけの懐中時計であるが、マリアはこれをシェスカ自身のものと口にしていた。その真意を尋ねようと顔を上げるシェスカに、マリアは苦笑を浮かべた。


「この時計はあんたが孤児院の前に置き去りにされたときに一緒に残されていたのだそうよ。恐らく、ご両親のものだって」


「お父さんとお母さんの……!?」


 息を呑んで、改めて懐中時計を見詰める。


 黒ずんだ銀を素材としたそれは、時計としての機能を失ってしまっている。なんらかのショックによってガラスが割れ、欠けてしまっていて。短針は六を、長針は十二を示して固まってしまっている壊れかけの時計が、どうして赤子の自分と一緒にあったのかは定かではない。それでも、両親の遺品ともなればシェスカにとって、はじめて両親との繋がりを得られる代物だ。


 ぎゅっと握り締める。これから未知なる危険な場所に身を投じるには、なによりも心強いお守りだった。


「ごめんなさいね。ご両親のことを思い出させたら辛いだろうと思って、渡してなかったの。でも、あんたがここを出ていくならうちにあっても仕方ないし」


「……そう、だね」


「気張れよ。魔女なんざに負けるな」


「うん……少しは勇気でた。ありがとう……いってきます」


 それが、マーゴット夫妻との最後の会話だった。


 シェスカは二人から送られたパイと干し肉、懐中時計を持って馬車に乗り込む。出してくれ、というクリフの合図に応じた御者が鞭を打つ。


 穏やかな静寂に包まれる朝に、馬が嘶く。がたごとと馬車が動き出し、ミシェル村から離れていく。


「いい義父母じゃねぇか」


 懐中時計を眺めて黙り込んでいると、シェスカの対面でふんぞり返るオルフェが言った。


「血が繋がってなくてもちゃんとお前さんの身を案じている。なかなか出来ることじゃねぇさ」


「えぇ……。厳しくて怖いと思っていましたけど……ちゃんと私のことを大切に思ってくれていたんですかね」


「そりゃあそうさ。長いこと一緒に暮らしてきたんだろ? なら絆も生まれるってもんだ。過ごしてきた時間の総量は血よりも濃いってな」


「……血よりも、濃い」


「おうよ。そんで、これからお前さんと時間をともにするのがオレたちってわけだ、よろしく頼むぜ」


 オルフェのその言葉に、シェスカは顔を上げる。


 分厚い文献を読み込むルーシーを除いて、勇者一行の三人が微笑をシェスカに向けていて。シェスカは慌てて会釈をする。


「あ、改めましてよろしくお願いします。シェスカ・フランシスカです」


「うん、こちらこそ。このパーティーのリーダー、クリフ・アイルノーツだ」


「前衛を務める騎士のナナイ・ローデンブルグよ。もうシェスカさんもわたしたちの仲間なんだから、あ

んまり畏まらなくていいのよ?」


「戦士のオルフェ・スタインだ。そうだぜ、嬢ちゃん。遠慮なんかしなくてもいいんだぞ? だからよぉ、その干し肉をオレにも――」


「あんたは遠慮をしなさい」


 シェスカが抱え込む革袋へと伸びるオルフェの腕がぴしゃりとナナイにはたかれる。車内に子気味よく響くほどの一撃にいってぇなと呻くオルフェだが、ナナイは容赦のない睨みを浴びせる。そして、行儀の悪いオルフェを咎めたナナイはルーシーに視線を配る。


「ルーシー。あなたも挨拶しなさい」


「……フランシスカと私たちは行動をともにするわけでも、戦うわけでもない。彼女から流される魔女教

の情報をキャッチするだけ。別に馴れ合う必要はないと思いますけれど」


「そういうことじゃない。同じ場所で戦わなくても、彼女はわたしたちと同じ敵を相手にするの。急な要請にも応じてくれたのだし、挨拶くらいはしなさい」


「……わかりましたよ」


 不承不承といった調子を隠すこともなく溜息をついて、ルーシーが本を閉じる。銀縁の眼鏡の奥に控える淀んだ鳶色の双眸にシェスカは怯んでしまいそうになるが、失礼になると自戒して、ルーシーと向き合う。


「魔導士のルーシー・メルブラッドです。よろしくどうぞ」


「は、はい。お願い……します」


 無愛想過ぎるルーシーの態度には戸惑ってしまうが、ルーシーとしてはしっかりと礼儀を果たしたらしい。すぐさま本を開き直すルーシーにこめかみを押さえながら、ナナイは微苦笑をこぼす。


「ごめんなさいね。変なのばっかりで。伝説の勇者一行なんて持て囃されているけど、実態はこんな感じで。幻滅させてしまったわよね」


「と、とんでもないです。いきなり田舎の娘がパーティーに加入をして歓迎をするほうがおかしいと思いますし」


「勘違いしないでね。わたしたちはシェスカさんを歓迎してるわよ。このバカふたりはいつもこんな感じなだけだし、第一シェスカさんを連れ出したのはわたしたちなんだから。余計な気は遣わないでね」


「……ありがとう、ございます」


 昨夜のオルフェとのやり取りや鎧で武装した姿からとっつきにくい印象があったが、ナナイはとても親切であり、そんな彼女の優しさがシェスカの緊張を和らげる。


 いい意味でも悪い意味でも剛毅なオルフェとどこまでも冷淡なルーシーには苦手意識が先行してしまうが、ナナイとクリフがいるのなら一安心だろうと、シェスカは胸を撫でおろす。


「うんうん、本来なら我がパーティー初の暗殺者となるシェスカの歓迎会でも開きたいところではあるんだけどさ。事態は急を要する。魔女教への潜入について、詳しい説明をさせてくれ」


「は、はい。……わかりました」


 安堵も束の間、空気が張り付くのを感じてシェスカは居住まいを正す。


 本題に入るにあたって、クリフも気持ちを整理するように咳払いをする。背もたれに預けていた背中を離し、前のめりになってシェスカを見据える。


「昨日も話したように、俺たちは魔女教の内情を知るために君を暗殺者としてスカウトした。ただ、もちろん君は戦いを知らない素人だ。魔女を直接的に殺してほしいわけじゃない。殺すための手段を君に調べてほしい」


「殺すための手段……」


「魔力を有する魔女の生命力は尋常じゃない。剣や槍で刺しても死なないくらいには。魔女を殺すには魔術が必須になる」


「ま、魔術ですか? でも、私たちは魔術を使用することはできないじゃないですか。それこそ、魔女でもないと」


「その通り。目には目を歯には歯をとはよくいったものでね、魔女を殺すには魔女が必要になる。じゃあ、どうするのか。奴から魔術を奪うんだよ」


「魔術を……奪う? そんなことが……」


「ルーシー。頼む」


「はいはい、了解しました」


 本を仕舞って、ルーシーが脇に置いていた自分の外套をまさぐる。ほどなくしてルーシーが掲げたのは、美しい琥珀色に煌めく水晶だった。


「こ、これは……魔晶ですか?」


「ご名答。主に雷の属性を宿した魔晶です」


 常識として認識はしていたが、実物を目にするのは初めてとなる。魔晶はその利便性と希少性から高値で売買される代物であり、栄えている都でもなければ流通はしていない。無論、ミシェル村という片田舎ではまず見かけることはなく、シェスカはルーシーが掲げる魔晶の美しさに見惚れてしまう。


「魔晶の効果を使うには、あらかじめ設定をした呪文が鍵となります。この呪文は万が一の魔晶の暴走や他人に使われるのを防ぐためのパスワードであり、基本的には人前で呪文を唱えるのはご法度とされています」


 ものは試しですと、ルーシーが説明を一旦区切る。小さく息を吸い、僅かな間を空けてから「爆ぜろ」と呟く。


 直後、琥珀色の魔晶が鈍く光り、ズバチィ! と青い稲妻が弾ける。


「うわぁ!? これが、魔晶……」


「そうです。主な用途としては生活に活用できる程度の力に抑えられたものが市場に回りますが、ダンジョンの攻略や依頼に際して強力な効果を内包した魔晶を携行することを許可された者がいます。それが、私のような魔導士です」


「なるほど……。メルブラッドさんは凄い人なんですね」


「いえ、まぁ……そんなことはないと言えば嘘になりますが。ともかく、魔晶の扱いはそれほまでに危険かつ厳重に管理をされています。そして、そんな魔晶を食った人間が魔女となるわけですが、魔女とて原則には従わなければなりません。すなわち、魔女も呪文の詠唱が必須とります」


「つまり……私にはその呪文がなにかを探れ……ということでしょうか」


「ほう、話が早いですね。仰る通りです」


 お世辞の類でもなく、本当にルーシーは驚嘆したようだった。滅多に揺らぐことのない瞳を丸くさせて、微かに口元を緩ませる。


「呪文さえわかれば、対処が効きます。紛い物ではありますが、特別製の魔晶を使用することで、魔女と限りなく同じ威力を誇る魔術を行使することが可能となる。魔女に致命傷を負わせることが、できる」


「そうなりゃあ、こっちのもんよ」


 途中で割って入ってきたのは、オルフェだった。ニヤリと口の端を歪めて、拳を突き合わせる。隆々とした筋肉と硬い骨がぶつかる鈍い音が鳴り響き、オルフェは鼻息を荒くする。


「魔晶なんてモンを身体ん中に入れてんだ。致命傷を食らっちまえば、魔晶が暴走を起こす。その隙に、オレたちがありったけの攻撃をぶち込んでやると、魔女狩り完了ってわけだ」


「まぁ、簡単にいうとそういうわけなんだ。実際、ここまで上手くいくとも俺たちは思ってはいないけどさ。魔女を狩るには、呪文を知らないと始まらないんだよ」


「その呪文がなにかを探る。それが私に与えられた……使命」


 暗殺者なんて役割に任命されたものだから、それらしく寝首を掻いたり食事に毒を仕込んだりといったことを強要されるのかと覚悟してはいたが、杞憂だったようだ。ただ一言の呪文さえ引き出せればいいのであれば、シェスカであっても難しくはないのかもしれない。


「ですが、気をつけてください。魔晶や魔術を扱う人間は当然、呪文が知れることを警戒します。下手な探りを入れて潜入を勘付かれれば、真っ先に処分されることでしょう。くれぐれも、注意をしてください」


「わ、わかりました。……気をつけます」


 光明を見出したかに思えた矢先に、ルーシーの言葉が暗雲をもたらす。


 魔女から、呪文を探り出す。それは寝首を掻いたり食事に毒を盛り込んだりすることにも匹敵しうるほどの困難なことであると、シェスカはルーシーの口ぶりから汲む。とはいえ、どうすればいいのだろう。それほどまでに重要な情報を入手するには、やはり信頼を勝ち取ればいいのだろうか。


 最強最悪の魔女に? 他人との交流を避け、ずっとひとりぼっちだった自分が?


「……」


 血の気が引いていく。悪寒が背中を撫ぜて、身が竦む。


 絶対に無理だ。恐怖のあまりにボロを出して、あっさりと殺されるに決まっている。


「大丈夫よ」


 戦慄するあまりに強張ってしまうシェスカの背中が、気遣わしそうな手つきで撫でられる。反射的に振り向くと、ナナイが力強く頷いた。


「シェスカさんはわたしたちが全力で守る。転身の効果を持った魔晶を持たせるから、もしものときは使って。わたしたちがすぐに馳せ参じるから」


「あ、ありがとうございます」


「そうだぞ、シェスカ」


 ナナイの頼もしさにに救われていると、更にクリフが乗じる。


「君は一人じゃない。情報の収集以外にも君の安否や精神状態を把握するためにこまめに連絡をする。有事の際には駆けつける。君一人なんかに戦わせはしない」


 なぜなら、とクリフが車内に面々を一瞥する。


 手入れの行き届いた髪と整った顔立ちをしながらも、無骨な鎧を着る女騎士。キャビンの天井を貫いてしまうのではないかと危ぶむほどの巨躯を誇る重戦士。怜悧な印象を与えながらも、凡人では及ばない理知的な光を湛えた瞳を書物に走らせる魔導士。


 順番に眺めたクリフは、腰に提げられた伝説の剣――カリヴァーの柄を握ってから、シェスカに笑いかける。


「君には、仲間がついているんだからな」


「私に……仲間が」


 これまで、常に孤独だった。


 生まれ持った髪が赤いというだけでレッテルを貼られ、たくさんの好奇に晒された。心細くて泣いた夜にも、寄り添ってくれる人はいなかった。


 それでも、いまは自分を支えてくれる人たちがいる。その事実だけで、身体の奥底から尋常ではない活力が湧いてくる。


 魔女だって、倒せそうな気さえした。


「はいっ、精一杯、がんばります」


「うん、その意気だ。よし、そうと決まったら腹ごしらえをしよう。腹が減っては戦はできぬってね」


「そうね。といっても馬車のなかだし、乾パンくらいが精々だけど」


「けっ、しけてやがるが仕方ねぇわな」


「……あ、あのっ!」


 新入りも含めた新生パーティーとしての結束は深まったが、出鼻を挫くような質素な食事に苦笑するクリフたちに、シェスカが声を上げる。


 基本的に小さな声量で、たどたどしい喋り方をするシェスカにしては大きく張ったそれに面食らうクリフたち。一方のシェスカは顔を髪と同じ色に染め上げて、マーゴット夫妻から譲り受けた干し肉とパイを差し出す。


「よ、よければどうですか? クリフさんたちも」


「でもそれは、シェスカさんがいただいたものでしょう?」


「いいんです。食べて……いただきたいんです。仲間……ですから」


 自分から仲間と口にするのを憚る気持ちもあったが、このまま甘え続けてもいられない。優しく歩み寄ってくれる彼らの想いに応えたいというシェスカのひたむきさは、伝わったらしい。


 クリフたちは嬉しそうに頬を緩めて、干し肉とパイを受け取る。


「じゃあ、ありがたく。新生勇者一行誕生を祝そうじゃないか」


「お、いいねぇ。んじゃ、酒も開けちまうか」


「オルフェ。調子に乗るのは――って、ミシェル村のブドウ酒を持ってきたの!? いつのまに!? なんて意地汚いのよ! それでも勇者一行の一員!?」


「んだよ、うっせぇな。いちいち細かいことを気にしてたら寿命が縮むっていう研究成果はどっかの文献にねぇのかよ、ルーシー」


「ありませんよ。というか、私を巻き込まないでください」


「ふふっ……ふふふ」


 張り詰めた空気から一転、賑やかな雰囲気が車内に立ち込める。

 魔女狩りという重大な責務に直面しながらも、それを忘れてはしゃいでしまうような瞬間が訪れ、一行はひと時の安らぎを存分に堪能するのだった。


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