表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

Xデイ。

【レイサイド】


 あの日、シンキが()めてきた日を俺達はX(エックス)デイと呼ぶ事にしていた。


 シンキはノアの奪還(だっかん)、イツキの帰還(きかん)、神無月の勧誘(かんゆう)失敗(しっぱい)した(さい)保険(ほけん)をかけていた。

 その保険(ほけん)というのが、人間達に()一網打尽計画(いちもうだじんけいかく)()っ取りだった。


 シンキは自身を(おとり)にし、標的(ひょうてき)として施設(しせつ)に居るノア以外の特殊能力者(とくしゅのうりょくしゃ)達を(ころ)すという、(おそ)ろしい計画だった。

 計画は(なか)成功(せいこう)爆弾(ばくだん)施設(しせつ)めがけて()んできたのだ。


 だが、子供だけだという事で(あま)く見られたのか、数人が生き(のこ)った。


 生き(のこ)ったというには、あまりにも無惨(むざん)()(さま)で…

 その後の話をすると、希望(きぼう)残酷(ざんこく)を入り()ぜたような出来事だった。


 俺はきっと、ずっと、あの日の事を忘れられない…

忘れてはいけない…。


 犠牲になった、助けてくれた人の事を…。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ