湯気消えた空に雲一つ
私の分まで用意してくれた紅茶
湯気が漂い空に沈む時間は
私に与えられた猶予と余暇
そうだというのに貴方は
あっという間に飲み干してしまう
香りを楽しむ余裕すら与えられず
私も急いで喉に流し込めば
湯気はもう何処にもない
貴方と離れたくないなんて我儘は
猶予の身分では許されない
ただ会釈の一つで終わらせる貴方を
気に食わないと思ってしまうことは
言葉にしなくとも伝わるだろうし
こんな私にも与えられた自由だ
おかわりの一杯は私一人
私の分まで用意してくれた紅茶
湯気が漂い空に沈む時間は
私に与えられた猶予と余暇
そうだというのに貴方は
あっという間に飲み干してしまう
香りを楽しむ余裕すら与えられず
私も急いで喉に流し込めば
湯気はもう何処にもない
貴方と離れたくないなんて我儘は
猶予の身分では許されない
ただ会釈の一つで終わらせる貴方を
気に食わないと思ってしまうことは
言葉にしなくとも伝わるだろうし
こんな私にも与えられた自由だ
おかわりの一杯は私一人
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