表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
委子の御旗のままに  作者: まりもりぉ
評価・コメントしてくれたら、次回話の投稿早くなります。
2/2

王の側回りの政

本編だよぉ

新生歴14年

ここは、センターユニバース。

世界の中心である。


唯一王が降臨して14年。西暦は旧人類とともに消えた。


そんな世界はセンターユニバースと呼ばれる都を中心に展開している。


私たち王の側回りである特殊警護部隊TRUELOVER。通称ラバーはもっとも王との相性()が良く王の側に仕えることを許されてる。


そんなことで今日も理を意味している王のご神体であられるコア。ベギマクリスタルでできている見事な六角錐そのものである。

それを警護することが生まれてきた意味。



5人のラバーは今日も幸せにございます。


王に愛されし子ほどに都に近づくこと許されて、寵愛を受けられない不届き者は遠く離れた地で細々と生きることを許された。


5年前にそう王が決めたからである。


どんなに心変わりしてその日の気分で近くにどの委子を置いても大丈夫なようにだ。


その他の委子はいらないから、今後の祭りごとに備えて辺境で待機せよ。支援はしない故に勝手に生きてろ。との、事だ。


委子には意志というものが希薄なので、了解した。



しかし、王の意志に従えるという事実に、委子は喜んで受け入れた。




しかし、どうだ。各地の土地にて王に反旗を翻して独立国家を宣言しているではないか。


非常に腹立たしい。なぜだろう、最近その報告を受けて腹立たしい。



王に進言した。自分はおかしい。腹が立つと。

ラバーたる者私情を捨てて、王の剣となり、盾になるのが常であるのに。

感情を持ち合わせてしまってるのです。



王は言った。

だって、委子を世界中にばらまいた時に感情を持たせて徐々に強い感情を開放するようにしたんだもん。



そうなのか。最近の王からくる幸せはそれが原因だったのかと、腑に落ちた。



後ろに控えてたラバーは今まで抑えてたのか、悶えてた。自分に納得して王に許されたと思ったのであろう。


自分も危うかった。





そして、王の祭りという説明をラバー5人衆は納得させられる。


こうなることは計算通りであり、都を追いやられた、独立民も生まれ変わり記憶が消されても本能で力量差を理解しているであろうて。攻めては来ずに国を興して自由を主張してくると。


残念ながら。自分は思ったより簡単に地球と人類を手に入れてしまったので。

すべてが思い通りで暇になった。

暇なのでこの星の時間軸をいじって過去を覗いてきてわかった。

人間は自分が取り上げた欲という性を謳歌して争いを絶えず営んできたのであると。


しかし、それを取り上げてしまったので、人間はつまらなくなってしまった。

なので人間の感情だけでも戻したほうが面白いのではないかと。

感情の元はホルモンが源なのか。しかし、戻したら理想の美がなくなる。


なくなってもいい美ならいいではないか。

争いをみれるなら、委子がいくら減ろうが構わない。

お気に入りを手元においておけば。




王はこういった思慮の上、都を追放したいらない委子に感情と性別を戻した。



私たちの感情はなぜ戻ったのか。


それは、王がラバーの身体に埋め込んだ特別なクリスタルが影響しているそうだ。



王は本題に入られた。


国をつぶしてこいと。武力ではすぐに潰れるのでつまらん。


運で捻りつぶすのであると。


余は不確定要素が張り巡らされた興が乗る世界を見たい。




【王に永遠を誓ったラバーは跪いた足を立たせてここに国盗りギャンブルを宣誓した】



新生歴14年  新人類初のギャンブルが始まる///

次回もおたのしみに

ラバーの詳細がわかるかも?!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ