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チート能力をつかって異世界冒険!  作者: ブラッキー
二章 迷宮攻略
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迷宮・四階層…謎の扉

 僕達は階段を上り四階層に着いた。

 四階層の構造は多少の迷路に大きなセーフティーエリア、その奥にボス部屋がありそこでボスを倒すと次の階層への階段がある部屋へ行けるようになる。


「ここを突破したら十階層まで転移するから頑張って行こう」

「「おー!」」


 っと、気合も入れたところで四階層を突破するぞ!



 しばらく進んで今まで遭遇した魔物は全てゴブリン系だった。今まで集団で遭遇することはあったけどこの階層に来て遭遇する集団数が増えていた。

 ミナもカナもやっぱり余裕で対処していてまだまだ本気を出してないようだった。

 このままこの階層のボスも余裕なんじゃないかと思うけど油断はしないようにしないと何か予想外なことでも起こったらいけないからね。


「ねぇ、シリウスここに扉があるんだけど地図にはここはただの壁になってるんだけど…」

「確かに地図にはこの先は書いてないね、地図の書き間違いかな?」

「それは、無いと思う、その地図、マッパーが、書いたから」


 陛下に貰った地図にはここはただの壁になってるけど実は僕の《メニュー》のマップにはこの先に道があるんだよね、しかも未登録でこの先何があるかはわからない。


「とりあえずこの先に何があるかわからないそれを知った上で二人は扉の方を進むか、扉を無視して進むかどうする?」


 ここは二人の選択に任せよう。

 でも前にここに来た人たちはここを通らなかったのかな…いや、そんなことはないか地図を埋めてそれを売る仕事があるぐらいだこの先のことが地図に書かれていないのはおかしい。

 何か条件が揃うと扉が現れるとかいう仕組みなのだろうか?もしそうだとしてその条件は?など思うことは多々あるがもし何かあれば僕がなんとかしよう。


「そうね、この先に何があるかわからないけど地図に書かれてないってことは誰も行ったことがない可能性があるってことよね」

「そうなるね」

「だったら、答えは、決まってる」

「「扉の方」」


 二人が扉の方を選んだ理由はもしこの先が誰も行ったことのないエリアだったらそっちの方がワクワクするからと好奇心で選んだようだ。


「なら扉を開けて進もうか」

「わかったわ、……あれ?」

「開かない?」

「??どうしたの二人とも」

「この扉、開かない」

「びくともしないわ」


 どうやら二人は扉を開けようとしたが開かなかったらしい。


「ちょっと僕に変わって」

「「うん」」


 僕は扉に触れた瞬間、扉が光り出した。


「な、なんだこれ」

「シリウス、何したの?」

「わからない、扉に触れたら扉が(ガガガガァァ)…」


 扉が勝手に開いた…。

 あれ?何が起こったんだ?魔力も吸われてないし…。


「開いたわね…」

「開いた…」

「開いたな…」


 三人とも開いた扉を見ながら一言つぶやいた。

 そして開いた扉の向こうは道が続いていた。


「…とりあえず進もうか」

「…そうね」

「…うん」


 こうして僕らは開いた扉の先へと進んだ。

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