転生したらチート能力を手に!!
いろいろな小説を読んでいたら自分でも書いてみたいと思い上げてみました。誤字脱字など多いかもしれませんが読んでもらえたらうれしいです。
「ここはどこだろう」
僕が目覚めたのは真っ白な何もない空間の中だった。体の感覚がなく立っているのでもなく座っているのでもない不思議な感じだ。僕はいったいどうしてしまったのだろうか。そのようなことを考えていたら突然目の前が光りだした。
「な、なんだ!?」
光の中から声がきこえてきた。
『あなたは、道に選ばれました』
光が徐々に消えてゆき光があった場所にはとても神々しいくとても美しい女の人が立っていた。
「み、道とは何ですか?それにあなたは……」
『すみません、名乗っていませんでしたね』
『私は、女神のアーシアといいます。神薙大翔さん』
「やっぱり僕はあの時に死んでしまったのでしょうか」
『はい、あなたは死んでしまいました』
あの時、というのは僕が高校へ向かっているときに車にひかれそうになっていた少女をかばったときだ。
『それで、道、でしたね』
女神さまは微笑みながらそう言った。その直後何もなかった真っ白な空間に二つの球体が現れた。
『この二つの球体をそれぞれ一つの世界としましょう。この二つの世界の片方はあなたの暮らしていた地球がある世界です。そしてもう一つはこれから暮らす世界になります』
「ちょ、ちょっと待ってください。これから暮らすとはどういうことですか」
『あなたにはこちらの世界へ転生してもらいます』
『今こちらの世界は魔力が枯渇していましてあなたを通して魔力の移動を行いますそのためあなたには転生していただきます』
女神さまがそう言うと周りが光始めた。
『そろそろ時間のようですね』
『あなたは道になることで魔力をたくさん持って生まれると思います。なので魔法もすぐに使えるようになります』
さっきの話から薄々気が付いていたが魔法があるということが分かった、とてもわくわくしてきたぞ。と考えていると光がだんだんと強さを増してきた。
『あなたには私からの加護を与えます。転生するまでどのような効果をだすのか私にもわかりませんがきっと役に立つと思います』
「ありがとうございます」
光で周りが見えなくなってきた。
『それでは良い人生を』
光が消え周りが真っ暗になり体の感覚を感じるようになり目を開いた。そこには20代前半位の女性とその女性に抱えられた赤ちゃんがいた。
「あら、起きたのねシリウス」
この状況からしてシリウスとは僕のことだろうそしてこの女性は母親だろうか?でもそれにしては若いな。
「ママですよー」
母親だった。それじゃあこの抱えられてる赤ちゃんは僕の兄弟かな?そう考えていると抱えられてた赤ちゃんが隣に寝かされた。
「それにしても二人ともすごくかわいいわー」
その後もお母さんは僕たちに向けて話かけていた。そしてその話からこの隣で寝ているのは僕の一日後に生まれた妹のエリーだというのが分かった。この世界には魔法があり、僕には妹がいるのか、そういえば女神さまが僕に加護をくれると言っていたな、そのことを思い出すと頭の中にその加護が何なのかが入ってきた。
【この加護の効果は、メニューです、そして…】
突然声がしたと思ったらこの世界の説明をしてくれた。ちなみにこの声は加護のメニューの効果の一つだそうだ。そして説明によるとこの世界には国が4つあるらしく東西南北でわかれているらしいそして僕がいるのは東の国[アイゼン帝国]の村の一つにいるらしい。そして僕たち人族以外にもいろんな種族がいるそうだ。魔法の説明もしてくれた。魔法には、主に火、水、風、光、闇の五つの属性があるそうだ。だがこの五つの属性以外にもう一つあるらしくそれを空間魔法というそうだ。魔法の話の時に加護はどのような扱いなのか聞いてみたらスキルと返ってきた。その後はスキルの説明になった。スキルとは一人一つ以上持ってるという、僕もメニュー以外にもまだスキルがあるらしいでもメニューは僕だけのスキル、ユニークスキルだそうだ。そしてこのメニューにはいろいろな機能があるらしい。
(メニューの機能)
・ステータス確認、設定
・鑑定
・マップ
・ストレージ
・通話
・メモ
・案内人
この七つがメニューの機能だそうだ。そしてこの声は案内人だそうだ。メニューの機能は全部つかえそうだ。そして僕は自分のステータスが気になったので見てみることにした。
(シリウスのステータス)
レベル 1/999 種族:人族
HP 1000/1000 +2000
MP 99999/99999 +99999
力 200 +1000
守 150 +1000
学 300 +9999
運 1000 +1000
スキル 《メニュー》《全ステータス補正》《前世の知識》《経験値10倍》《全魔法耐性》《限界突破》
これを見て我ながらに化け物だと思った。MPと学の部分は特に!それにスキルもだ!何なんだこのステータスもうチートじゃねーか!!
【はい、主様は正真正銘の化け物です。試しに妹様のステータスを見てみてください。鑑定でみれます】
よし、どれくらい僕が化け物か確かめよう。
(エリーのステータス)
レベル 1/99 種族:人族
HP 150/150 +200
MP 100/100 +100
力 100 +150
守 50
学 100
運 300
スキル 《魔法耐性》《ステータス補正》《アイテムボックス》
ダメだもう僕この世界で本物の化け物なんだな。
【そうですね、妹様も人族の中では強いほうですけどね、でも主様は全種族の中で化け物ですね】
マジかよ!
【はい、マジです。ですがステータスはメニューで隠せますのでご安心を】
それは良かった、誰かに見られたら絶対大事になるからなー。それでこの世界の平均はどれくらいなの?
【人族ですと、レベル1で考えますと
レベル 1/70
HP 100/100
MP 50/50
力 50
守 25
学 50
運 200
くらいでしょうか】
僕の妹も平均全部超えているのか。なるほど僕はマジの化け物なんだな。まぁポジティブに考えていこうそうしないと精神が持たないよ。それに異世界は憧れていたから良しとしよう。