きゅーか
「ちょっと待って、じゃあ、なんで私がここに?」
「それは僕の力だよー」
「ええ、邪神様のお力のおかげだよ」
「ああ、なんでもありだからな、邪神と魔神は」
「ここでは邪神聖女です」
「ラナ姉ちゃんが、魔神ってことで、合ってる?」
「ええ、まぁ、あくまで力を貸してもらっているだけですが」
「キャラ変わったね〜」
「ちなみに魔神の本体はおじいちゃんなのです」
「なら、スズにもあるかな?」
「無いんじゃない?だって俺とミカエルの娘だぞ、やたらとぷにぷにしてるぐらいでしょ」
「お兄ちゃん?セクハラで訴えるよ」
「この世界には警察なんていないんだぞ」
「ラナ姉ちゃんにな!」
「ちょっと待って、それだけは、減給されたら生活が」
「まぁ、私たちもお仕事始めたし、貴方無しでもいけるよ」
「バイバイ、親父」
「お、親父……」
ちらっと、ラナを見るシュン
「大丈夫ですよ、シュンさん、ちゃんと減給しましたから」
「そうじゃねぇよ、くそッ、無断休暇してやる」
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「で、ここに能力を使わずに来たんだぞ」
「相変わらずですね、シュンさんは」
「チクショウ、嫁と娘と上司から嫌がらせされたんだ」
アビス村の村長の家に、上がり込んでいた
「はぁ、賑やかなんだぞ」
「まったくです、勇者といい天使といい、立派な百姓ですよ」
「今日もキュウリが取れたな」
「大量っすね、あたいも鰯を釣ってきたっす」
「おお、今夜はキュウリの浅漬けと鰯の炭火焼で酒でも飲むか」
「いいっすね」
「はぁ、スローライフ最高!」
「ファーム最高!」
「まぁ、うちの稼ぎ手でもあるんですけどね」
「前なんか、なんか知らないが、クラーケンを丸焼きにして食ってたんだぞ」
「海なんてかなり遠くなのに」
「まぁ、そう言うグルメ目当てでこの村に寄る人も居ますからね」
「オワリとエドを通っている街道ができましたからね」
「がっつりと儲けてもらったんだぞ」
「まぁ、村を発展させる為の資金にしましたけど」
「ギルドと解体場と簡易式だけどエル教協会を建てたんだぞ」
「そういえば、あの野郎は何してるんだろう?」
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「なんじゃ〜またミスかぁ〜」
「す、すみません」
「なんでまたクラス転移させてるのだァ〜クソッ、また絶対神とか創世神とかがにうるさく言われるのだァ〜」
「エル様、気を確かに」
「チクショウ!こんな仕事なんて辞めてやるノジァァァア」
バフッと手が置かれた
「辞めたらどうなるかわかるよ…ね」
「はい……滅相もございません」
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それから小一時間
「はぁ、もういいや、明日からまた仕事をするわ、邪魔したな」
「ほら、庭にミカエルさんがいるんだぞ」
「えっ」
「旦那様〜、いだです〜」
時速40キロで飛び込むスライム!
しかし、シュンは空間を収納することで避けた
そして直線上にいたマリにぶつかる!
そして何やら顔をふやけるマリ
久々のスライムに思わず感動している
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そんなこんなで、飛び散ったスライムを回収して、マリが人間体に戻ったミカエルに抱きついたり、いろいろありまして
「はぁ、ただいま」
「お帰りでーす」
わざわざ家に先に帰っていたミカエルに出迎えられる
「あッお父さん、お帰りー」
さすがスズ、ブレない
そして夕飯を囲み、今日も終わりを告げる




