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プロローグ〜ようこそ邪神教団へ〜
邪神それは旧人類の歴史を終わらせた存在
人々を恐怖のどん底に落とした存在
エル教の悪神として人々から恐れられる存在
まあ、目の前にいるんですけど。
触手を伸ばしてポテチくってるんですけど。
「って、それ俺のポテチじゃねーかよ。」
「いいじゃないですかー僕だって畑仕事の手伝いを頑張ってきてたんですよ。」
「ただ触手で土掘り返しただけだろ。それに人様の物を勝手に食っていい理由にゃあならねーよ。」
「労働には対等な対価を払う必要がある。」
「ドヤ顔するのやめーや。」
「そうは思わんかね聖女くん。」
「その、シュンさんの方が正しいと思う。
第一邪神教団のトップは邪神さまなのですから、シュンさんやわたし、ミカエルさんに払うべきでは?でもわたしは、もらわなくても邪神さまと居られるなら大丈夫ですから。」
そしてそれは聖女とかなりのラブコメを展開した最も恐れるべき存在である。