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ルックラックロック  作者: 三三七拍子
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別れ

 「別れてください」

世間はきっと恋人の幸せで溢れている、今日この頃。2月14日、僕、大藤・佐久間(おおふじ・さくま)は15年間付き添ってきた恋人にそう言われた。記念日である今日のため、行列ができるケーキ屋さんに並んで買ってきたチーズケーキを冷蔵庫から出そうと思っていた時だった。体の力が抜けて、ケーキが床に落ちて、僕の目の前は真っ暗になった。

 「・・・な・・・んで・・・」

一旦ストップした思考が一気に動き出す。なんで?どうして?僕、なにしたっけ?。出た声は小さくって震えていてかすれていて、弱弱しいものだった。

 「・・・好きな人・・・いたんだ・・・。君以外に・・・。」

 「い、いつから・・・?」

恋人は目線を落とし、膝にのせていた拳をギュッと強く握っていた。あぁ、今からすごく言いにくいこと、言われるんだなぁ・・・、そんなことを思いながら、恋人の様子を見ていた。

 「・・・大学生の時・・・ずっと好きだった人に・・・この前あった、同窓会で・・・声かけられて・・・、その・・・」

その瞬間僕は床に落ちたチーズケーキを踏みつぶしながらも急いで大きめのバックに荷物を詰めていた。泣きながら。恋人の静止の声が聞こえたが僕はバックに自分の荷物を積めるのに必死だった。そして僕は、逃げるように寒い冷たいくらい外に飛び出していた。



 気が付いた時には僕は汚れた格好で片手に酒瓶を持ってコンビニの前でガードレールに凭れていた。ズキズキと痛む頭に寒気、込み上げる吐き気。行き交う人々が怪訝な目で僕を見る。今何時だろうか、ここはどこだろうか。

 「・・・寒い」

僕は羽織っているコートのポケットに手を入れ暖を取った。お腹は空いているけど、立ち上がる気力がない。動きたくない。疲れた。もうやだ。

 『別れてください』

恋人に言われたあの言葉が脳に蘇る。思わず涙ぐみ、30歳にもなって声を出して泣いた。そして脳裏にある思いが生まれる。・・・死にたい。自殺願望。


 「先生?」

 「え・・・?」

思わず顔を上げた。僕の視界に入ったのは二人の男と女であった。

 「やっぱりな!!さっくん先生だ!!!」

 「お久しぶりです、先生。」

テンション高めの男は、決して見た目が真面目とは言えない、口と耳に大量のピアスを開けている、例えるならv系のバンドにいそうな身なりをした子で、もう一人の落ち着いた女性は今風の清楚なかわいらしい服装をしやショートボブの子だった。

 「君たちは・・・?」

 「俺!!平諒高校卒業生の・・・、一年五組の・・・」

・・・、そのフレーズで思い出した。彼はそう、一年五組の問題児コンビの・・・。

 「もしかして、日葵!!!?」

 「正解♡」

さっくん先生と言う呼び方に、派手好きなその風貌。彼は日葵・夕(ひまり・ゆうべ)。僕が初めて受け持ったクラスの生徒である。その時から服装、ピアス、髪色(現在は黒色であるが、高校時は派手なオレンジ、金色などカラーバリエーションだった)などいろいろフリーダムなところがあって多くの先生を悩ましていた。生徒としては不真面目の分類に入れられる彼だったが数字にはめっぽう強くって、頭の回転が速くって成績は上位の方だった。不真面目なのは見た目だけであって性格は責任感が強く正義感も強い。人望に熱い生徒だったのを憶えている。・・・。。

 「あっは!さっくん先生きったねェ!何日風呂入ってないの!?くっさ!!!」

・・・思ったことをズバズバと言ってしまうのが玉に傷である。

 「・・・、ごめん、君のことが思い出せない・・・。」

日葵の隣にいた女性にそう謝ると、女性はニコリと微笑んだ。

 「あの時から、僕だいぶ変わりましたから。・・・、僕は本寺・英司(もとでら・えいじ)です。」

 「・・・、え?」

名前と見た目のギャップがありすぎて僕は記憶を廻前に聞き返してしまった。

 「さっくん先生びっくりしてんな!!」

見た目は女性なのに、いや、声も女性だ。なのに名前や自称、節々が男っぽい要素がある。

 「・・・ふふ、そうだね。」

泣きそうな笑い方をしたその女性。その笑顔が僕の記憶を蘇らせた。

 「あぁ、思い出した。剣道部主将の本寺。」

 「はい。ご部沙汰しております」

丁寧な口調に、上品な振る舞い、そして泣きそうな笑い方をする彼。変わってない。高い声も線の細い小柄な体も。彼はいつも教室で隅っこの方にいる生徒だった。女々しいとかオカマとか言われて、いじめの対象になっていた。内気でおとなしい性格だったが剣道部に入りメリメリと上達をしていった。確か個人戦で全国大会へいって、いい成績を納めたみたいだ。内に秘める力は誰よりも強いやつだって感心していた。

 「久しぶりだな、二人とも」

 「はい。・・・、あの、ところで先生、いったい何があったんです?そんな恰好で・・・。」

本寺の一言にハッとする。居た堪れなくなり僕は思わず苦笑いをしながら取り繕う。

 「実は、ちょっと・・・」

そこまで言いかけたとき、教師モードが完全にオフになった。僕の目からまた涙がこぼれおちる。

 「先生・・・?」

僕は、顔を埋めた。情けなくなったのだ。教師どころか立派な大人なのにこんな醜態を晒してしまったことに。羞恥と情けなさと消えてしまいたいがごっちゃになって、僕の頭はぐちゃぐちゃになってしまった。

 「ごめっ、ごめんねっ・・・」

困らせてしまってる。わかってた。だから涙を止めようと、泥だらけの袖で涙を拭いていた。

 「さっくん先生。来て」

強い力で引っ張られ、半場無理やり立たされる。

 「・・日葵・・・。」

立ちあがたとき見えた、二人の顔。涙でぼやけてて鮮明には見えなかったけど。二人とも辛そうな顔して僕を見ていた。

 「寺本・・・」

二人の顔を見て、僕はとても切なくなった。僕のせいなのか・・・。僕が二人を苦しめて・・・。

 「先生。大丈夫ですよ。」

 「とりまあったけぇ風呂入って、服も着替えようぜ!!!さっくん先生!!」

落ち着かせてくれる寺本と励ましてくれる日葵。僕は、日葵に手を引かれ、僕は彼らに導かれるままに歩いていく。



 「・・・」

長い距離を歩いた。実際のところ電車に乗らないと一時間歩かないといけない距離に二人の目的地はあるらしく、僕の身なりや精神状態を察してか、途中日葵が僕を背負って歩いてくれた。

 「さっくん先生って細いなっておもってたんだけどまた痩せた?軽いんだけど!」

汚い身なりの僕を躊躇せず背負ってくれる日葵は相変わらず男前というか・・・なんというか。しかしけらけらと明朗に笑う日葵に罪悪感は薄れ感謝の気持ちでいっぱいになる。

 「つきましたよ」

そういって僕は日葵の背中に埋めていた顔を上げた。

 「・・・わぁ」

目の前には三階建ての一軒家。そして大きな門におしゃれなガーデン。僕の住んでいたアパートとはまったくの違い。誰の家だろうか。僕が思考を働かせているうちに二人はまるで自宅のようにその家に入っていく。え?チャイムは?いいの?大丈夫?、なんて考えているうちに二人は引きドアを開けた。

 「ただいま」

 「ただいまぁ」

ただい・・・ま?どういうことだろうか。ポカンと日葵の背中の上で放心をしていると奥から足音が聞こえた。

本を何冊か手に抱えた青年が出てきた。そして、僕の顔を見た瞬間。

「大藤先生?」

まるで幽霊を見ているかの如くの表情で僕の名前をつぶやいた。僕も彼と同じ心情だ。なんたって、彼は日葵と寺本と同じ平諒高校の元生徒であり、また僕の教え子だったんだ。

 「田滝か・・・?」 

田滝・重(たたき・しげ)。目立った成績がなく、平凡な成績が特徴といった、よく言えばバランスが取れている生徒だった。しかしかなり器用で基本何でもでき、料理の才能はぴか一だった。クラスでは目立たないけど縁の下の力持ちとして、発揮をしていた。確か学園祭の合唱の指揮をしていたのも彼である。

 「お、大藤・・・先生・・・その・・・」

 「はい!!重!!!質問は後!!!!お風呂!!お湯はって!!!!!」

 「う!うん!!!」

田滝は本を抱えたまま走ってその場を去った。

 「よいっしょ」

僕を下ろすと日葵は肩を回し、僕の方に顔を向けた。

 「さ、先生、くっく脱ぎましょうねぇ」

茶化したように日葵はそう言うと僕の靴を脱がそうとする。

 「あ・・・、やめて!自分でやるから!!!」

チーズケーキを踏んだ靴下のまま出てきたのを思い出し、僕は焦った。しかし彼はしっかりと僕の靴に手を掛けていた。

 「このままだと気持ち悪いっしょ?」

 「・・・そうだけど、自分で・・・」

僕と日葵がそう言いあっている時だった。いつの間にかいなくなっていた寺本がたらいとバスタオルを持ってきた。

 「先生。お待たせしました。」

そういって僕の足元にたらいを置く。

 「すっきりしますから。ね?」

そう微笑んだ寺本に僕はまた涙ぐむ。

 「夕、重におかゆ作ってて言っといてくれる?」

 「ん?了解」

日葵は靴を脱いで奥へ行った。

 「靴脱がしますね」

日葵が奥へ行ったことを確認した寺本は僕の靴に手を掛ける。

 「寺本・・・僕すごく、汚いから・・・」

 「・・・、泥だらけの体操服、洗ってくれて」

 「・・・」

 「悪口でいっぱいの机を綺麗にしてくれて」

 「・・・」

 「犬の糞にまみれた運動靴を綺麗にしてくれたのも」

 「・・・」

 「全部全部先生がきれいにしてくれたんですよね。」

ズルリ、と靴が脱がされる。真黒になった靴下はもともとどんな色だったか記憶が曖昧だ。寺本は嫌な顔もせず、靴下を脱がせ、僕の足をタライに導いた。

 「・・・ごめん・・・。」

 「謝ることなんてありませんよ。」

寺本の手が僕の足に触れる。思わずびくっと肩を揺らし反射的に足を引っ込めようとする。しかし足元を掴まれ制された。寺本の指が、僕の足の指の間を擦ったりして、すこしくすぐったい。黒くなるタライの湯に、僕は居た堪れなくなって目線をずらした。

 「・・・」

目線を逸らした先には寺本の手の甲。手の甲には不自然にあるタコ。どこかぶつけたんだろうか。僕はあまり気にすることなく真黒になったタライの湯をもう一度見つめた。

 「湯溜まったぞ!」

日葵の声が遠くから聞こえる。その声に寺本は手を止めてバスタオルを僕に差し出した。

 「足ふいたらお風呂どうぞ。僕はお湯捨ててきますので」

僕は足をタライから上げる。綺麗になった足にそっとバスタオルを押し当てる。その様子を見た寺本はタライを持って外へ出た。

 「さっくん先生!!風呂どうぞぉ!!」

日葵がまた僕の腕を引っ張り強制的に立たせると次は脱衣所に連れてかれる。手に持っていた大きなバックは日葵に持ってかれ、僕はポツンと脱衣所に残された。

 「・・・」

お風呂、入ろう。僕は服を脱いでお風呂場に向かった。

シャワーを浴びて頭を洗って、体を洗う。黒い水が出ていたけどしばらくしたら透明になった。それを確認して僕は湯船に浸かる。天井を見上げ、僕は平諒高校の一年五組を思い出すことにした。



七年前、僕が26歳になったとき、はじめて担任を受け持ったクラスが、公立高校の平諒高校の一年五組だった。このクラスはよくある派閥だとか、グループだとかスクールカーストとか、人間関係がぐちゃぐちゃしていた。最終的にはまとまったのか?ときかれたら首を縦に振ることはできない。バラバラのままだったのが本音だ。


「・・・そういえば、あの三人の友人はどうなったんだろうか」

日葵、寺本、田滝、この三人にはにつも一緒にいる友人といった人がいた。


蓬生・灯(ほうじょう・ともしび)。田滝の親友で生徒会に入り最終的には生徒会長を務めた優等生。文武両道で何でもできる生徒だったが、プライドが高く人の気持ちを考えることが苦手だったため人間関係はあまり上手くいかなかった

桜田門・凛(さくらだもん・りん)。寺本の親友で蓬生の幼なじみの女子生徒。しかし蓬生とは意見が合わないらしく犬猿の仲どころか互いに無関心を装ってるように感じた。サバサバしていて気が強い。男子生徒には絶大な人気を持っていたけど、女子生徒の好感度は両極端だった。

猿山・天道(さるやま・てんどう)。日葵と問題児コンビとしてタッグを組んでいた女子生徒。かなりの変わり者で掴みどころのない性格。彼女に翻弄とされていた先生も多く、僕もその一人だ。


今出した名前の子達は良くも悪くも目立つ人物で、彼らの担任を外れても進路相談などの相談を持ち掛けられるなど、僕は何故か慕われていた。


 『センセェ、いつか見失うよぉ』


ハスキーボイスでそう再生された言葉。…この言葉を言ったのは、猿山だ。卒業式の後、急に僕の元へ来てそう囁かれた。三白眼のつり上がった目の彼女は、自分の唇をペロリと舌を出して舐めるのが癖だった。その時に見えた、二つに分かれた舌と、その二つに分かれた舌に付けられたピアス。すごく、禍々しくって、印象強く頭に残っていた。



「…見失う…か。」


彼女の予想通り、僕は見失った。最愛の人から別れを告げられて、自暴自棄になって…。今も何したいかわからない。教え子達のことを思い出して、思い出に浸ってる事で現実逃避を行っているのだ。

僕は湯船に顔を突っ込んだ。




脱衣場に置かれていたバスタオルと衣服。

衣服はジャージと下着だ。サイズは…うん、ピッタリだと思う。ただ少しブカブカかな。誰のだろうか。あまり気にせず僕は衣類を身につけた。

「あの…お風呂、ありがとう…。」

脱衣場を出て、光が漏れる扉を開けるとそこはリビングであり、大きなL字ソファーに日葵が寛いでいた。

「さっくん先生服のサイズ大丈夫?」

「うん。ちょっと大きめだけど、丈は大丈夫。」

「あは、だってよ!重!!ダイエットしたら?」


「うるさいな。俺は筋肉質なんだよ。」

死角になっていて見えなかったけどリビングの奥はキッチンだったみたいだ。田滝の声が聞こえて、僕は部屋に入り覗くと案の定、重が

キッチンに立っていた。

「…いい匂い」

食欲をそそるその香りとグツグツと煮え立つ心地よい音。思わずそう呟くと田滝がニコリと笑った。

「まぁ、一応?調理師と栄養士の資格持ってるし?今だって調理師として働いてますから?これくらい当たり前と言うか・・・」

 「パートだけどな」

 「うるさい!!!!!」

日葵が茶化すようにそう言うと田滝の顔が険しくなる。そうか。資格とったんだな。と僕はうれしくなった。

 「日葵は今何やってるんだ?」

僕がそう尋ねると、日葵は頬を照れくさそうに掻く。

 「んーじゃあ・・・問題!!俺はどんな仕事をしているでしょうか!?」

日葵の風貌から見て考えてしまうのはいささか偏見であるかもしれないが、一番に浮かんだ職業は夜の仕事であった。

 「ホスト・・・?」

 「・・・んぶふっ!!!。」

僕の答えは外れている。それは田滝の様子をみれば一目瞭然であった。

 「・・・看護師。」

 「・・・!?」

意外すぎる。本当に意外だった。確かに日葵の性格上合っているといえばあっている。しかしピアスはいいのだろうか?業務上大丈夫なのか?

「信じてないな…その顔」

少々拗ねたような表情と不機嫌な声をあげられる、信じていない訳では無い。

「いや、ピアスとか大丈夫かなって、思ってな。」

疑問を口にすると日葵は唇に付いているピアスを外した。

「流石に仕事中はピアス外してる。口のピアスはもう開けてない」

フェイクピアスって奴だろうか。確かに唇には圧迫されたような痕がある。ピアスを通すための穴のあとはないように感じられた。

「そっか。看護師か。」

しみじみとそう口にする。立派になったなって言うのが本音だ。仕事に就いている=立派っていう訳ではない。


『ふざけんじゃねぇ!!!!テメェにそんな権限ねぇだろ!!』

『あ!?来ねぇやつが偉そう抜かすんじゃねぇよ!!!!』

田滝と日葵は仲が悪かった。性格的にも馬が合わないと分かっていた。

あれはいつだっただろうか。…合唱会の時だっけな。寺本へのイジメが表沙汰ではなく裏へ移行しつつある時だった。合唱会の伴奏者である蓬生の指名により指揮者になった田滝、寺本へのイジメが原因でまとまらない生徒達、合唱の練習の参加頻度も低い問題児コンビ。田滝は蓬生の期待によるプレッシャーとまとまらないクラスへの焦りから、放課後、みんなの前で寺本に言ったらしい。『寺本、お前合唱会終わるまで学校来んのやめろよ』と。それを聞いた親友である桜田門より、日葵が田滝に歯向かったことにより喧嘩勃発。結局寺本が『わかった』と一言呟いて学校を暫く休んだ。寺本に続き日葵も桜田門も、学校を休んだ。日葵といつも行動を共にしている猿山も田滝に対して『満足か?』と言葉を残し学校を休んだ。合唱会は成功であった。しかし成功がクラスの溝をさらに深めてしまったきっかけとなった。


「先生、熱いから気をつけて下さい」

そう言われ目の前に置かれたのは玉子雑炊。出汁の匂いが実に食欲をそそいだ。

「やっぱり田滝は料理が上手だな、得に卵料理。調理実習でたくさんの生徒に卵焼き貰ったんだが、お前のが格別に美味しかったよ。」

「…、せっ、先生!!そんな、昔の話…よく覚えてましたね。」

「…?昔じゃないよ。僕にとっては昨日あったような出来事。つい最近のように思うよ。」

頂きます。手を合わせて、僕はレンゲで雑炊を掬い口に入れた。

「すごく美味し」

熱々のお粥が体に染み渡る。生き返るってこういうことだと思った。




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