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第4話 愛を落とした少女①

暗いお話です。

 太陽がみんなを見ている下でエルは、自身の髪の毛が切られた場所に来ていました。


「僕の髪の毛、ないや」


 街の周りを何回も回りましたが、探しても探しても、見つかりませんでした。髪の毛を発見したからって特に何かをしようと思っているのではなく、ただ、自分の髪の毛の居場所がどこにあるのか気になっているだけなのでした。


「あーあ……。ないやぁ」


 エルはしょんぼりとして、立ち尽くしました。しばらくその場でじっとしていると、エルはある視線に気付きました。エルが視線が感じる方を向くと、家の窓の中から椅子に座った真っ直ぐ伸びた長髪の女の子がエルを見ていました。

 エルは女の子に近づきました。女の子は目をパッチリと開けて穴が開く程エルの顔を見つめていました。エルは女の子に話しかけます。


「ねぇねぇ、君、ここに僕の髪の毛が落ちてあったんだけど知らない?」

「……」


 女の子はエルの問いかけに返事をしませんでした。エルは窓ガラスにピットリと顔をつけて女の子の顔を覗き込みました。女の子の青い眼には、エルの顔が映っていました。エルが窓ガラスに指をひっつけると女の子の青い眼に指が映ります。


「ねぇ、君はなんていう名前?」

「……」


女の子は答えません。エルは首を傾げて「もういいや」と言い、小さな羽で飛び立とうとしました。


「小さな少年。御機嫌よう」

「元気だよ!」

「小さな少年、君の名前はなんというのだい?」

「僕の名前はエルだよ! 君の名前は?」

「そうだねぇ。僕は通りすがりのマッドサイエンティスト、とでも名乗っておこうかな。僕の名前はマッド、でいいよ」

「マッド? わかったよ!」


エルの前に現れたマッドと名乗るカラフルなハット帽を被った青年は顔の左半分は赤色に近い顔色をしていて、色の境に縫い目がありました。


「その少女は何も答えないんだよ」

「どうして?」

「どうしてだと思う?」

「寝ているの?」

「目を開けたまま?」

「違う? 僕はたまに目を開けたまま寝るよ」

「君の場合はね。だけど、少女の場合は違うねぇ」

「じゃあ、どうして?」

「少女は愛を落としたんだよ」

「愛?」

「少年にとって愛とはどんなものかな?」

「う~ん、難しいなぁ」

「では、この少女にとって愛とは何だったか教えてあげよう」


 知りたがりのエルはマッドの話を早く早くと急かすように、飛び跳ねます。マッドはカラフルなハット帽のつばを触りながら、うっすらと笑いました。


「この少女には、親も友達もお金も素敵な外見も…自分の欲しいものは全て持っていたのさ。しかし、一つ持っていなかったものがあった。それが、愛さ」

「何で、持っていなかった?」

「いいや、持っていなかった訳ではないんだ。正確には、愛を持っていないと思っていたのさ」

「持っていない?」

「そう、これは、お馬鹿な少女の話さ」










                       ◇☆◇☆◇☆◇☆◇








「あ~あ、今日もとっても退屈だわ」


 金色のブロンドの髪を揺らしながらとても美しい顔をした少女はそう言いました。彼女の名前はリノン。学校の窓から外の様子をぼっーと見ています。


「風船が割れるみたいに刺激的な出来事は起きないかしら」

「リノンちゃん。もうすぐ休み時間が終わるよ」

「あら、もうそんな時間なのね」


 一時限目のチャイムが雀が鳴くような音でなり、彼女にとって退屈な授業が始まりました。

 リノンの父親は街で一番多きい会社の社長。母親はとても美しいと言われている女優でした。リノンは友人も多く、ボーイフレンドも沢山いました。もちろん学力も高く、それが退屈な理由でもありました。リノンは生まれたときから全てを持っていました。他の人には持っていない物を全て持っている、リノン自身もそのことをわかっていました。ただ、リノンはどうしようもないぐらいに渇いていました。

 リノンの透き通った瞳に映る全ては濡れた紙を乾かしたあと思いっきり手で丸めたようなシワシワの世界でした。



(退屈で、あくびが出てしまうわ)



「リノンちゃんは可愛いね」



(こんな世界はつまらないのよ)



「リノンちゃんは頭もいいし」



(全て、シワシワで)



「リノンちゃんはお金持ちだし」



(全て、ぐしゃぐしゃで)



「リノンちゃんは全てを持っているね」



(潰れてしまえ)



「私、リノンちゃんのこと、好きじゃない」



(渇いた世界に一つの雫)



「だって、リノンちゃん、遊んでいたって、いつも、つまらなさそうにするんだもん」



(だけど、その雫もすぐに渇いてしまうわ)



「何を言っているの?」

「リノンちゃんは、可愛いからいいんだよ」

「お前の方こそ、つまらないんだよ」

「出ていけよ! もう学校に来るなよ」



(いつも、私の世界は渇いてしまうわ)



「リノンちゃん、大好きだよ」



(いつも、私の周りはシワシワで、ぐちゃぐちゃ。石油のような黒い雫が私の世界にはいつもポタポタと落ちているわ。その雫で私はもっと渇いてしまうの)








「きっといつか、干からびて、ミイラになったときに私は発見されるの」

「どうしてそう思うの?」


 リノンに話しかけたのはリノンの兄のキキラでした。学校が終わった時間を見計らって毎日リノンを車で迎えに来ていました。


「お兄様、だって、この世界はつまらないのよ」

「僕が聞くと、いつもそう答えるね。周りをみてごらん? 楽しいことはきっと沢山あるよ」

「みんな、私の周りを石を積み上げたように固めているの。石の上を登るのでいっぱいいっぱいよ」

「石の隙間から見えるものもあるだろう? 明日、石の隙間を見てみなよ」

「石の隙間ねぇ……お兄様は見たことがあるの?」

「僕は、そんなところを見なくても、楽しいことはたくさんあるから必要ないね」

「全く、意地悪ね」








 次の日、リノンを乗せた車が学校に到着するとリノンのクラスメイト達がリノンの周りに一斉に集まってきました。この光景は今日だけの特別なものではなく、毎日見ることが出来る全く珍しくもない光景でした。しかし、リノンは一ついつもとは違うことをしました。

 リノンは、リノンの周りに積み上げられていく石の隙間を見たのです。クラスメイト達の間から見えたのは一人の少年でした。リノンのことなど気にせず、積み上げられた石たちの横を通り過ぎたたった一人の少年です。

 まだ少し寒い春だというのに緑色の短パンに黄色の半袖を着た少年の名前はロウ。リノンのクラスメイトでたった一人だけ、リノンの周りを積み上げない石でした。



(お兄様、石の隙間から、見えたわ)



「リノンちゃん、おはよう。今日も可愛いね」



(とても小さく、ちっぽけな、石ころだけれど)



「リノンちゃん、その服すごく似合っているよ」



(私の周りの石とは違う)



「リノンちゃん、今日の髪の毛のセットもとても素敵ね」



(私の渇きを潤してくれそうな)



「リノンちゃん、大好きだよ」



(たった一つの石ころ)








「お兄様、石の隙間を見てみたわ」

「へぇ~どうだった?」

「まだわからないわ。だけど、一つだけ言えるわ。あの石ころはガラス片が混じっている石達とは違うわ」

「それが、わかったというのなら、いい収穫だったってことだね」


 学校が終わり、リノンは兄のキキラが運転する車の助手席に座っていました。キキラは学校帰りのリノンの様子がいつもと違うことに気が付いていました。リノンの口角がいつもより1㎝上がっているのを見て、これはいいことがあったのだなと思いました。


「お兄様、止めて」


 リノンは唐突にキキラに言いました。キキラはリノンの言葉に咄嗟に反応してブレーキを踏みました。リノンは車の扉を開けて、外に出ていきました。キキラはリノンの行動に驚きましたが、目的がわかると納得して車の中でリノンが戻ってくるのを待つことにしました。

 リノンは道を歩いている緑色の短パンに黄色の半袖を着た少年、ロウに話しかけました。


「ロウくん。こんばんは」

「リノン?」

「どうして、あなたは私の周りに来ないの?」

「なんだよ、いきなり」


 いきなり現れ、奇妙な質問をするリノンにロウは警戒心を抱きました。というのも、前からロウはみんなから好かれ、全てを持っているリノンにあまり良い印象は持っていませんでした。


「別に、そんなの俺の勝手だろ」

「私、渇いているの」

「喉乾いているのか? さっさと家に帰れよ。お前の兄ちゃんも待っているだろ」

「あなたなら、私の渇きを、潤してくれると思ったの」

「俺、水筒持ってきてないから無理だよ」

「私の渇きは水では潤わないわよ」

「なに、言っているんだ?」


 ロウは意味の分からないことを言うリノンをますます警戒しました。そんなロウとは正反対にリノンは瞳に夕焼けを映し、薄ら笑いを浮かべています。


「あなた、私のこと、嫌いでしょ?」

「えっ……」

「あなただけが、私の周りに来ないもの」

「嫌い、って言ったらどうするんだよ? クラス中に言いふらして、俺を悪者にするのか?」

「そんなことはしないわ」

「だったら、何なんだよ!?」

「空を見てみて。今は綺麗な夕焼けよ。だけど、太陽が沈むにつれて空は暗くなり、赤色と黒色が混じってこの世のものとは思えない色をするの。クラスメイト達もこれと同じよ」

「は、はぁ?」

「表面だけはとても綺麗なのよ。だけど、内面はとても汚い。いつも思ってもいないことばかり言うわ。あなたは、私がみんなから好かれているとでも思っているの?」

「周りに人がいるってことは、好かれているってことだろ?」

「あの子達は、私を好きな訳ではないわ。あの子達が好きなのは、私の親が持っている権力やお金。あの子達はきっと、親にこう言われているのよ。『リノンちゃんとは、仲良くしておきなさい』とね……。私は、偽物の言葉なんていらないのよ。欲しいのはいつだって真実よ。あなたは、他の子達とは違うわ。あなたは、私に媚びへつらうことなんてしなかったわ」

「なんだよ? それを言うためにわざわざ車から降りたのか?」


 ロウは急に饒舌じょうぜつになるリノンに不信感以外の何ものも抱けませんでした。しかし、それと同時にリノンの周りには普段落ち着いているリノンからは信じられないような異常なほどに鬼気迫る空気が漂っていました。

 ロウは怖くなって、逃げてしまいました。リノンは逃げて行くロウを引き止める訳でもなく、追いかける訳でもなく、ただ、その後ろ姿を見つめていました。



「フラれてしまったのかい?」



 車に戻ったリノンにキキラは口元に笑みを浮かべながら、聞きます。リノンはため息でその言葉に返事をしました。








 次の日の朝、リノンは積み上げられた石をどかしながら真っ先にロウが座っている席に向かいました。


「御機嫌よう」

「お、おはよ」


 教室の窓を開ける音が止まったと同時に黒板消しがポトッと落ち、粉が教室中に蔓延しました。クラスメイト達はリノンとロウがいる一点を睨みつけていました。



「ロウくん、今日のお昼ご飯、私と一緒に食べてくれる?」

「え、あ……」



(シワシワでぐちゃぐちゃの紙が私の心で広がっていく)



「他の子と食べれば、いいだろ……」



(透明な雫が一滴落ちるの)



「そう、残念ね」



(たったそれだけで、心が躍るの)



「なんだよ。あいつ。断りやがった」

「リノンちゃん、私達と食べよう」



(あぁ、また黒く汚い雫が落ちていくわ)



「あんな奴、無視だ、無視だ」

「リノンちゃんには私達がいるよ」



(また、私の心は渇いてしまうのね)



「何で、断っただけでそんなこと言われなくちゃいけないんだよ。そんなの俺の勝手だろ」



(えっ……)



 リノンの瞳から一筋の涙がこぼれました。何故なら、ロウが初めて、クラスメイト達に言い返したからです。リノンに本音をぶつける子は他にもいました。ですが、他の子はみんなクラスメイト達に避難されて、クラスメイト達と同じリノンの周りに積み上がる石となってしまっていました。初めて、負けなかったのが嬉しかったのです。



(私の、渇きを潤してくれる)



「お、おい……」



(たった一つの、石ころ)



 リノンは嬉しさのあまり教室を出ていきました。しかし、クラスメイト達はリノンの気持ちなんてわかりません。リノンは悲しみのあまり涙を流し出ていったと勘違いをしました。








 次の日朝、教室に着いたリノンはロウが座っている席に向かおうとします。けれど、ロウはまだ来ていませんでした。リノンは仕方なく、自分の席に戻りロウが来るのを待ちました。ロウはチャイムが鳴っても来ませんでした。


(どうして来ないのかしら?)



 リノンが今日はもう学校を休んだのだろうと思ったとき、教室の扉が開きました。教室の扉を開けたのは、ロウでした。ロウは普段遅刻などは滅多にしない生徒でしたが、ロウが来たのは昼休みのチャイムが鳴ったときでした。何だか浮かない顔をしているロウを見て、遅刻したからだろうとリノンは思いました。

 リノンは昼ご飯を一緒に食べようとロウを誘いました。ロウは頬杖をつきながら、リノンをきつく睨みつけて返事をしません。


「リノンちゃん、私達と食べよう」

「ロウくんは食べたくないんだって」

「俺達と食べた方が楽しいよ」


 リノンに後ろにいるクラスメイト達がいつまでもロウの席の前にいるリノンを早くロウから離れてと言わんばかりに急かします。


「ロウくん」


 リノンが伏し目がちな青色の瞳でロウを映し出すと、ロウは睨みつけていた目を横目にし気まずそうに口を噛みしめていました。

 リノンは何を思ったのか、もしくは自分では何をしたいのかわからない衝動に駆られ、ロウの腕を掴んで、一緒に教室から飛び出していきました。



「リノンちゃん!?どうしたの!?」

「戻ってきてよ!リノンちゃん!」



(うるさい)



「リノンちゃん!お昼ご飯はどうするの!?」

「ロウなんかとなんで関わるの!?」



(うるさい、うるさい)



「おい、リノン!」



(うるさい、うるさい、うるさい)



「リノンってば!!」



(うるさい、うるさい、うるさい、うるさい)



「聞いてんのか!!」



 掴んでいた手が弾かれました。リノンは思っていない衝撃に驚き、我に返りました。


「き、聞いてなんか、いないわ」

「聞けよ!!」

「ご、ごめんなさい。私、どうしちゃったのかしら……」

「それは俺が聞きたいんだけど。教室飛び出してどうするんだよ?」



 リノンは荒げた息を整える余裕もなく、目を開いたまま苦しそうに呼吸をしていました。そのせいで、頭に酸素がいかず、何も考えることが出来ませんでした。ですが、不思議なことに頭はモヤモヤとしたものがなくなり、とてつもなくすっきりとしています。



(とても、不思議……)



「おい、リノン? 聞いてんのか?」



(頭の上から、足のつま先から、手の指先から、心臓に向かって虫が這ってくるようだわ)



 リノンは心臓を鷲掴みにされたように苦しくなり、涙が溢れました。それは、今まで感じたことのない感覚です。


「お、おい!何で、泣いてるんだよ」

「わからない、だけど、悲しくて泣いているのではないわ……」

「お前、本当に変わってるな」


 自分を教室から連れ出し、急に泣き出すリノンに対してロウは冷静を装っていますが、内心は驚いています。リノンの普段の様子からこんな大胆なことをするとは思わなかったからです。


「その、なに、お前、俺のこと、好きなのか……?」


 ロウは勇気を振り絞り顔を赤らめながらリノンに聞きました。恋に敏感な年頃です。実は夕方に話しかけられたときから、そのことが気になっていました。



(好き……?今すぐしゃがみこみたいぐらいに苦しい感情が好き?)



「何とか、言えよ」



(好きなんてわからないわ。だけど、他の石達とは違うということはわかっているわ)



「私は……」

「お、おぅ……」

「私に媚びないあなたが好き。私の周りにいる邪魔な石とは違うあなたが好き。本当の私を見てくれそうなあなたが好き。私の渇きを潤してくれそうなあなたが好き。これは、好きなのかしら?」

「俺に、聞かれても、知らないし」



 ロウはその言葉を聞き、さっきまで鬱陶しく思っていたはずのリノンを憎めなくなってしまいました。男の子というのは単純なものです。赤面するロウに対し、リノンは真顔のままロウを見つめます。見つめすぎて焦点がぼやけているのにも気が付かないまま見つめています。


「ま、まぁ、とりあえず、明日、昼ご飯、その……一緒に食べるか?」


 その瞬間、リノンの頭の中で風船がパンッと割れるような音が聞こえました。その音は、まるで今までの全てが嘘で、これからが本当だったと思わせるようなそんな音でした。



「もちろん、食べるわ」








 キキラは学校が終わり車に乗り込むリノンの顔を見ました。リノンの瞳は青く輝き、ひっそりと笑みを浮かべていました。キキラはいいことがあったなとすぐに感づきました。


「リノン、いいことがあった顔をしているね」

「そうね。いいことはあったわ」

「教えてくれないのかい?」

「仕方ないわね。特別よ」

「うん、うん」

「私の渇きが潤いそうなのよ」

「へぇ~ミイラにならなくて済むんだ」

「まだ、予定だけどね」

「残念だなぁ。ミイラのリノンも可愛いと思ったけどなぁ」

「その発言は変態の域を超えているわよ」


 リノンは窓の外を覗きました。雲の切れ間から夕陽の光が差し込んでいます。まるで天使が現れそうな神秘的なその光はより一層リノンの心を弾ませました。



「あぁ、明日が、楽しみね」



 このときのリノンはまだ知りませんでした。その言葉を出すのはこれで最後だということを……。








 次の日、リノンはスキップをしながら教室に向かいました。いつもより少し早めに家を出たためか、クラスメイト達はまだ学校には来ていませんでした。



「御機嫌よう!」



 まだ、誰も来ていないはずの教室の扉を意気揚々に開けました。教室はカーテンが閉まっているせいか朝とは思えないような暗さをしていましたが、リノンは電気をつけずに呆然と立ち尽くしました。

 リノンの目の前には、電灯からぶら下げられた紐を首に括り付けている緑色の短パンに黄色の半袖を着た少年、ロウがいました。








(あぁ、シワシワで、ぐちゃぐちゃの、紙の上に、どす黒く、汚く、最低な、雨が、激しく降るわ)









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