降り立ったのは…?
その日も空は青く晴れ渡っていた。
ワラヤちゃんこと、私。藁谷 桃子は不思議な光景に戸惑う、訳でもなくのんびり携帯をいじっていた。(内心はめっちゃ焦りながら。笑)
(あっれぇ?確か私は電車に乗って、仕事に向かう途中だったはず…?何時ものように、音楽を聴きながら携帯に自作の小説を打ち込んでいた。よね?
んで、ここは何処ですかぁー?(汗))
何時ものように降り立った、乗り換えの飯田橋のホームは硬いコンクリの床ではなく、青々とした、一面の草原に変わっていた。
扉が開くまでは何ら変わらない何時もの日常だったのだが、どうしたことか、草原だ。大切なので、二度言わせて貰います。
んで、ここは何処ですかぁー?
私がパニってる間に、電車のドアは無情にもしまり、忽然とその姿を消す。
(はいぃっつっっ????)
ビックリ仰天、あら不思議‥♪
(ンな訳あるかぁー!!
っつ…まぢ‥まぢで‥?なんで…降りちゃったんだろ…(汗))
バササッ!!と、目の前に雀が降り立った。
(す、雀?じゃあ、ここは地球ってこと?
それなら、帰れる?)
そんな私を横目に、ちょんちょんと近づいてくる雀。餌が欲しいのだろうか?
「ごめんね、私、あなたにあげられるものをもって[にゃあ。]」
???
(ね、猫?なんで、猫の鳴き声が?)
「雀ちゃん、猫がいるみたいだから逃げた方がいいよ。」
逃がそうと手をヒラヒラと振ってみたが…、
[…にゃあぁ。]
!?
(目の前から、聞こえました。
今、目の前から聞こえました。
大事なので、に、か、い、言いました。)
はいっ?雀がにゃあ?Why ?チュンチュンちゃうんかい?
「にゃあ?」
雀じゃないの?地球の雀はにゃあとはいわない…よね?
じゃあ‥此処はドコォーー????
パニってるワラヤちゃんは置いといてヽ@ヾ(( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄))∫@∫゛
これを読んでくれているいぃ子達にこの場所を紹介しましょう☆ヽ( ̄▽ ̄)ノ★
この世界は…ダラララララララッ!!
異世界でぇっす★はぁと☆
って、まんまやん( ̄▽ ̄ヾ
まぁ~ありきたりな王道トリップですな!えっへんっ!!<( ̄^ ̄)>≡З
ハァッ( ノД`)…
あれっ?なんか、皆の様子が変だなぁ…(-o-;)
!Σ( ̄□ ̄;)
あっ!忘レテタ!今日ハコレカラ用事ガアルンダッタワァ………
ダッッ…!!!!(作者、逃亡)
ガッ!!!(何かに掴まれる作者の肩。逃亡失敗。)
Σ(ノд<。)!!!
「少し宜しいでしょうか?」
なっ!何故っ!!
何故掴める!??
私は作者ダゾォオォォ…………
「はいはい、戯言は沢山で御座います。其れでは彼方に参りましょう………。」
ズルズル………。(作者、引き摺られ退場。)
ぎ、ギヤァアァァァァ……!!!
「さて、不要品も廃除したことだし、此方は異世界らしいなぁ。ラノベが愛読書な私には嬉しい展開だわぁ。」
まずは、自分のショジヒンが使えるか、チェックしないといけないな。
鞄には何が入ってるかな?
飴、キャンディ、ミルキィー、‥ハイチュウ、…キャラメル、‥…はぁちみぃつキンカンのど飴♪、
…って何で飴系ばっかりなのよっo:z"
何かしら、コレ?
嫌がらせ?嫌がらせなのかしら?コレは。
飴ばっかで、どうしろっていうのよっ!!
って、買ったの私だし(ry:
あぁ…私のバカッ!!
何でもっと……………orz゛
っ、まぁいいか。他には何があったっけ?
ゴソゴソ…
コレは!!!
あたしGj!( ̄▽ ̄)b
タララララッタラァ~♪
手動式携帯充電器~♪(ソーラーつきぃ♪♪)
使えるか分からないけど、大事だもんね♪携帯♪これで電池残量心配しなくてすむなぁ♪
えと、他には、ビー玉、おはじき、美味しいパンの作り方の本、同じく、美味しい料理の作り方。
あと、化粧ポーチ。
麦茶のペットボトル。
…とまぁ、こんなとこかな。
何かあるかもしれないし、携帯のメモ帳に日記でもつけておこう。
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異世界に来て1日目。
①変な作者を名乗る人間(?)に異世界に飛ばされた。
②雀に似た生き物と遭遇。
③私の鞄には飴ばっかorz゛(食料があることにして気にしないこととする。)
④手動式携帯充電器をバックから発見。
⑤暗くなってきたが電気がないため、木に登って夜を過ごすことにする。(幸いにも、木の中腹に人の入れそうな洞があった。)
今日は飴を一つ食べ、麦茶をちょっとだけ飲み、就寝することにする。
はぁ、帰れるのかなぁ…(-o-;)