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ただの領主が神様に勇者認定された件~植物研究のためだけに世界を守る~  作者: 雲英侑李


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第40話 ただの領主が討伐依頼を引き受けた件

国王と話した翌日、さっそくモスが訪ねてきた。


「さっそくで申し訳ございません。国王様よりモンスターの討伐依頼です。報酬も出ますのでお願いできないでしょうか?」


「詳細を聞かないと返事はできない。2週間以上かかるようなら断る。」


「いえ、今回お任せしたいのはコリス近隣に発生した大量のモンスターの討伐です。アラン様はご存じでしょうが、コリスは商業都市として多くの民が滞在しています。現在、町の外に出ないよう規制を敷いていますができる限り急ぎで討伐をお願いします。」


「それなら受けよう。こっちにいる間特に予定はない。時間のかからない討伐依頼なら受けると王に伝えておいてくれ。」


「かしこまりました」


「あんたも大変だな。それじゃ、俺たちは行ってくる。ヒナツ、アラ、行くぞ」


事前におそらく討伐依頼が来るといっておいたから2人とも準備はできている。


「さっそくだね。」


「あぁ。準備はいいよな?」


「大丈夫だよ。アラも行ける?」


「うん!」


「とのことだ。あと、アラの支配領域になっていた森の近くに世界樹を生やすが口出しするなといってくれ。まぁ、もっと王都に近い位置に生やしていいというなら聞くがな。それじゃ、伝言頼んだぞ。」


モスを残して俺たちは出立した。


「ご主人はそのコリスって場所について知ってるみたいな言い方だったけど、そうなの?」


「あぁ。俺はもともとこの国のアラバルからコリスを治める領主だったからな。勇者になってその任は他の奴に任せたが。」


「だからご主人ってほかの冒険者たちに比べて雰囲気がいいんだ。」


「雰囲気がいい?」


「人間的に言うと育ちがいいっていうのかな?」


「あぁ、そういうことか。確かにそうだろうな。」


「2人になってすっかりグレちゃってたけど雰囲気から育ちの良さが伝わるよね。」


「そうか?まぁ、いつも近くにいる2人がいうのならそうなんだろうな。ほら、つかまれ。」


王都の外まで出てきたため、神蔦を出し、3人でつかまる。ヒナツを神蔦で追加で支えて、っと。


ビュンッ



あっという間にアラと出会った森前までついた。

ヒナツはいまだに放心状態か?まぁ、こんなに早く移動したことないだろうし、仕方ないか。アラがいつも戦う時の速度位に調整したんだけどな。


「ヒナツ、大丈夫か?」


「う、うん。だいじょうび。」


「言えてないぞ。一応遅めに調整したんだがな。」


「あれで?」


「あぁ。アラが戦う時に出す速度位か?」


「うん。大体そうだね。」


「あんなので戦ってるんだ。やっぱり2人って規格外だよね。私も結構強い自信あったけど、2人と一緒だとなんだか置いて行かれてる気分だよ。」


「少しずつでも強くなればいい。リア様のおかげで成長限界だってなくなってるんだ。確実に強くなっていけるさ。」


「そうだね。」


「それにボクやご主人と違ってひなっちゃんは何か特別な力があるわけじゃないんだから、もう十分すぎるくらい強いよ。ボクは魔王としての力があるし、ご主人の今のだって勇者の力を使ったものなんだから。」


「それもそうだな。あんまり気を落とすなよ。」


「うん。」


少しは元気になってきたみたいだな。


「それじゃ、行くぞ。」


世界樹を顕現させ、3人で中に入り消滅させる。今度はコリスの町から少し離れた位置かつ魔物の目撃情報が多い場所からも離れた位置をめがけて世界樹を顕現させる。


「外に出るぞ。町の外だし、しばらくは規制で誰も外に出ていないらしいから状況がわからない。慎重にな。」


「うん。」


「ボクが先に見てこよっか?ボクの速さならそうそうやられないだろうし。」


「それじゃ、頼む。」




数分してアラが戻ってきた。少し疲れてはいるみたいだが、外傷はなさそうだな。

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