表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

執筆能力向上企画作品

夢の鍵穴

作者: たかさば

この夢には、このカギ。

あの夢には、このカギ。

こっちの夢には、このカギ。

あっちの夢には、このカギ。


カギ、カギ、カギ、カギ……。


ここにある、たくさんのカギは…夢を見るためのカギです。


夢を見るのは自由です。

けれども、夢を持ち帰るためには、カギが必要なんです。


朝起きた時に、夢を覚えていないことがあるでしょう?

それはカギを使わなかったからなんです。


夢を見るためには、二種類の方法があります。


一つは、カギを開けて夢と対面する方法。

もう一つは、鍵穴から夢をのぞく方法。


夢は鍵穴からのぞいただけでは一部しか見ることができません。


夢は、怖いものもありますからね。

鍵穴から見て、怖くないか確認することもできるんです。


でも、鍵穴をのぞいてしまえば、カギを使うことができなくなってしまうんです。

夢と対面することができるのは、カギを使う勇気があった人だけなんです。


こんな事ならカギを開ければよかったと、後悔する人がいます。

カギを開けないでよかったと、安心する人がいます。


目が覚めてしまえば、全てを忘れているのですけれどもね。


昨日、あなたは…夢を見ましたか?


今日、あなたは……夢を見たいと、思いますか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ