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90.どうせプルのおやつ

150階層のダンジョン。それはこの大陸に片手で数えられる程しかなく、噂では200階層のダンジョンも過去には存在したのだとか。誰が確認したかは知らないし、噂の出処も不明。


その眉唾な情報を聞いたヤマトは、きっと“黒髪黒目”が確認しての噂の出処だろうな。と、こっそりと確信している。予想にしか過ぎないので口にはしないが。


宿での朝食。ウェイターもある程度はヤマトに慣れたのか、偶に本日の料理について和気藹々と談笑していたり。しっかりと礼儀は払っているので、ヴォルフも朝食の邪魔だとは思っていない。


そもそも。ヤマトとはいつも一緒に行動しており、今回の宿では同室。ウェイターを邪魔だとも、ヤマトとの時間を奪われたとも一切思わない。


常に会話をしている訳でもなく、圧倒的に沈黙の方が長い。その沈黙すら心地良い時間なので、ヤマト自ら他者との会話を選ぶのなら好きにすれば良い。


自分に報告や相談があるなら、ヤマトはきちんと伝えて来るから。


「もう1回、T・レックスを狩って来ます」


「あ?」


「ほら、この前の叱られ回り。ヴィンスの領では、ロイドさんから拉致られまして。冒険者ギルドの方々にご挨拶していなかったな、と。お肉以外はお土産です」


「……潜る前に、解体資料取り寄せとけって連絡しろ。ギルドが繋げてくれる」


「確かに。あちらでいきなりは、資料の取り寄せで忙しくさせちゃいますもんね。ヴォルフさんは?」


「ダンジョンには行く」


「分かりました。ハルピュイア、狩って来てください。毒以外はあげます」


「指名依頼出せ」


「報酬は」


「さあな。ギルドが教えてくれんだろ」


「ぼったくれば良いのに」


「『神の雫』」


「探すのが大変なんですよ、あれ」


「いつもどこで手に入れてんだ」


「普通に酒場ですね。普段は目にしませんが、買うと決めた時にはなぜか売っていて。なぜでしょう。運が良いのでしょうか。いえ、それでも数軒は回りますが」


「……良かったな」


「はい」


ヤマトが意識しているのか定かではないが、ヴォルフの耳には『自分が望めば叶う』――と同義の言葉に聞こえてしまう。


人外認定をしているからそう聞こえてしまうだけなのだが、ヴォルフの視点ではそう考えても仕方ない。神族疑惑も一切拭い切れないので、仕方ない。


こう云う時は深堀りはせずに全肯定しつつ軽く流すに限る。これまでの事例でそう理解しているヴォルフは、例に漏れず流しておいた。『ヤマト』の正しい扱い方。取扱説明書でも書くべきかと真剣に悩んでしまう。


書いたとしても。イレギュラーなことをやらかした時の責任は取れないので、この発想は潔く諦めた。


「“おつかい”はありますか?」


「今の依頼知らねえよ。ハルピュイアの毒採取、あったら適当に渡しとけ」


「分かりました。――そう云えば。私、T・レックスの依頼奪っちゃいましたが。良かったのでしょうか」


「別に。現時点ではお前しか討伐出来ねえし、ギルド側からの申し出なら良いんじゃね」


「宰相からの依頼を熟成させる訳にもいかないし?」


「この国は特に」


「なら問題無いですね」


貴族と冒険者ギルド。他の国は互いに「程々に宜しくね」程度だが、この国は「国防の為にとっても仲良くしようね!」の意識が互いに強い。無礼で粗暴な冒険者に文句や苦言を呈しても、そこは『歴史』を紡ぐ貴族。国と己の家紋を守る為に意識の切り替えはしている。


そんな貴族達はお綺麗な鍛練を重ねる騎士団よりも、毎日生死の間を生きる冒険者こそを頼りにしている。しかし決して騎士を冒険者より下に見ている訳ではない。単純に、冒険者の方が『命』を奪う事に慣れているからこその判断。


自由を愛する冒険者達としては、自国が侵略され例え国名が変わったとしても。ダンジョンに潜れるのなら国の在り方なんてどうでも良い。……そう考えることが普通だが、戦争が起き国が荒れればこの最大級のダンジョンに潜り難くなってしまう。周辺国だって、戦争中の国には“割の良い依頼”を流し難い。


戦争は一時的で志願すれば兵士としての報酬は出るが、高ランク冒険者からすると稼ぎは大幅に落ちる。それは嫌なので、この国の冒険者達は戦争が起きないように貴族に手を貸すことに嫌悪は無い。


冒険者ギルドが管理しきれない故に生まれた『クラン』だが、各クランはしっかりと所属冒険者との信頼関係を築いている。もうひとつの『家族』として。家族を危険に晒させない為なら、根回しや多少の理解は示す。


だとしたら――


確かに『宰相からの依頼』を自称流れ者に奪われたことは事実だが、それはこれ以上『宰相からの依頼(それ)』を放置させたくはないギルド側からの申し出。この国特有の明確な理由が有るので、この程度なら嫌悪を向ける理由にもならない。


そもそも。実質個人Sランクのヴォルフがご執心のドラゴン・スレイヤー……シンプルに恐ろしい。謎に貴族のような言動も、武力も。己のクランに所属する者達へ「手を出すな」と忠告する程に。


ヤマト発信ではないが、これは明らかな“理解の強要”であり唯一の選択。居心地の良い『家』を守る為にも。


――だとしたら理解するしかなく忖度くらい喜んでする。


……まあ。




その辺の機微はヤマト(こいつ)が知る必要はねえな。


どうせ、単純に『ギルドも“宰相からの依頼を消化出来て良かった”と安堵してる』くらいにしか思ってねえだろうし。知ったとこで「なるほど」程度だろうし。


つーか説明すんのめんどくせえ。




あっさりと。何かの拍子に気になったら考察し、正誤判定に訊いて来るだろうと。


その確信があるヴォルフは、いつも通りの説明放棄。ヤマトが国特有の冒険者の機微に一々興味を示さないことは、勿論察している。


ヤマト(じぶん)には関係の無い事だと。切り捨てて。











「こんにちは。お久しぶりです。先日は顔を出せなくてすみませんでした」


「よっしゃい魔族の貴族が来たぞお前等!! T・レックスとかなんなの意味分かんねえ!!」


ヴィンセントの領。その冒険者ギルド。


久し振りの“黒髪黒目(ヤマト)”に即座にハイテンションとなった職員達は、その言葉を口にはしたが会えた嬉しさを隠しきれず……というか。思いっきり嬉しそうな笑顔。先日に会えなかった分のフラストレーションもあるのかもしれない。


解体班もひょこりと顔を出したと思えば笑顔で駆け寄って来たので、とても良い人達だと。ヤマトもご満悦。


「ちゃんと、変わらず只人の流れ者ですよ」


「神族疑惑出てんの知ってんだからなっ!?」


「なぜ」


「ランツィロット。『あれが只人って嘘だろ神族だろ俺を嵌めようとしてんだろくっそ怖ぇんだけどあいつ!』って、愚痴」


「ランツィロットさんへの嫌がらせの理由が出来て嬉しいです」


「何すんの」


「んー何をしましょうか。胃袋は掴めている気がするので……そうですね。ドロガメの血をソースに混ぜた、ブルのローストサンドの差し入れでも」


「えげつな!!」


「でもヤマトさん。ドロガメの血のニオイだけでヤバかったんすよね? 作ってる時ダイジョブなん?」


「ガスマスクが必須かもしれません」


「実験じゃん。ちょっと見たい」


「――っと云うか。ドロガメの血の件も聞いてたんですね。少し恥ずかしいです」


「え」


「え?」


「……ヤマトさん、羞恥心あったん……?」


「あります。ヒトなので」


「いや貴族っぽいから」


「いやいや王族な」


「つーか『支配者』」


「そして神族」


「言いたい放題ですね、君達。お土産あげませんよ」


「すませっしたあ!!」


「潔くて好感が持てます」


腰を直角に曲げての、いっそ清々しい謝罪。


しかしギルド職員は遊んでいるだけ。久し振りに会ったヤマトに「あそんでー!」と甘えており、ヤマトも「遊んであげますよ」と甘やかしている。


その絶対的造形美の清廉な見た目に反してヤマトはノリが良い。初見の者は意外と思うだろうが、気に入った者からの“遊び”には全力でノる。


その“遊び”が許される存在と成れたギルド職員達は、只々。只管に、純粋な歓びを噛み締めることしか出来ない。


憧憬の中にしか存在し得なかった“黒髪黒目”から遊んでもらって(・・・・)いるから。


「――あ。そうでした。ハルピュイアの毒採取の依頼、ありますか? 『あるなら適当に納品してろ』って、ヴォルフさんが」


「やっぱ微妙に似てんのウケる。一応確認っすけど、討伐はヴォルフが?」


「はい。私が指名依頼を出しました」


「……くうの?」


「興味はありますが、プルの舌……舌?に合わないようなので。控えてます」


「そんまま一生食わんといて。――おーいっ。ハルピュイアの毒採取、依頼あったかー?」


「ちょい待ーち」


「あるっすよヤマトさーん」


依頼ボードの方から声を上げる、ひとりの冒険者。振り返ったヤマトは、大股で近寄って来る冒険者へ目元を緩める。


褒めるように。いい子ですね、と。言葉も無く。


差し出された依頼書を受け取り、感謝の言葉は口に。


「ありがとうございます。探し物がお上手ですね」


「褒めてー!」


「いいこ」


『褒めて』要求をされたので言葉でも褒めてあげる。ヤマトより背が高いこの冒険者は、確実に歳上だろうに。


頭も撫でようとしたが「ちょい待ち俺昨日頭洗ってねえ!」と即座に飛び退いたので、少し笑ってしまった。ヤマトは潔癖症ではないから特に気にしないが、冒険者の方が気にしてしまう。


相手が『美術品』だから当然の言動か。


役に立てたーっ。と上機嫌で依頼ボードへ戻って行く冒険者は、午後からも依頼を受けるらしい。


以前。ヤマトがこの街に初めて訪れた、当初。ヤマトが口にした『冒険者らしく』――その言葉に彼は未だ倣っている。律儀な男である。


それは彼だけではなく、依頼ボードがスカスカなので他の冒険者も倣っているのだろう。これも“黒髪黒目”の影響力か。


“黒髪黒目”関係無く『ヤマト大好き勢』がコツコツ消化している可能性もあるが。


「どうぞ。書類です」


「ありがとうございます」


2枚の書類。1枚には自分の名前でT・レックスの解体。もう1枚には討伐者欄に『ヴォルフ』と記入しての、ハルピュイアの毒納品。


慣れたように記入を終えたヤマトは、ここでも3時間は待つかな。と、予想。


「解体。どのくらい掛かりそうです?」


「あー……ブラックドラゴンの時、ルーチェがちょい解体手伝わせてくれたから……早くて2時間だな」


「技術の成長が著しくて感心します。凄いですね」


「だろっ」


褒められ嬉しいと笑う解体班の彼等に、ヤマトも目元が緩む。謙遜をせず技術を誇る姿は純粋に好ましい。


「ドラゴン程の価値は無いので、存分に練習してください」


「いやT・レックスの皮で防具作ったら多分めっちゃ高級品」


「あとなんか『またドラゴン持って来る』的な言い方やめて」


「良い経験になって成長にも繋がりますよ」


「ドラゴンはルーチェに頼んで無理っ!!」


「残念です」


くすくすと笑うヤマトは恐らく揶揄ったのだろう。心臓に悪い揶揄い方なので、今後はやめてほしい。




これ……この心臓に悪い揶揄い方、ヴォルフもしょっちゅう受けてんだろうな……


そんでも未だに一緒に居るって、やっぱすげーわ。ヴォルフ。まじ尊敬。




預かり知らぬところで変に尊敬されたヴォルフも、その揶揄い方はやめてほしいと思ってはいる。同時に『好きにすれば良い』とも思っているので、指摘も注意もしないが。


その所為で今回は彼等が被害を受けた訳で。


漸く解体部屋へ入り、T・レックスを出してからまたホールへ。「お願いします」と、しっかりと言葉で伝えている。


こういう律儀なところも彼等からするとドツボなのだろう。頼られて嬉しい。


さて――2時間程なら『神の雫』を探しに行くか。と考えていると、とんっとんっ。


聴覚が認識した階段を下りる足音。目を向ければ、部屋で仕事をしていたので“被害”に遭わなかった人物。ギルドマスター。


「――おっ。来てたのか、坊っちゃん。殿下達が拗ねてたぜ」


「私に?」


「『ケット・シーを紹介してもらっていないのだが?』って。何故かウチに抗議が」


「情報を得るの、珍しく遅かったですよね」


「すんげー悠長。坊っちゃん公言してなかったし、妖精ペットにしてんの“らしい”から……まあ。皆も、態々噂することでもねえって思ってただけだろ」


呼んだ?と顔を上げ首元からヤマトを見上げる、ラブ。とても可愛い。いやし。


呼んでないよ。との代わりに指で軽く喉を撫でると、ごろごろと喉を鳴らしてまた睡眠に入った。猫は寝るのが仕事。


「その件に関しては問題ありません。いくらでも誤魔化せますし、ご機嫌取りもします」


「だろうな。因みに、どんな?」


「『妖精と見抜けるかのテストをしていました』とか。いつ気付くかを楽しんでいたのは事実ですが、テストしていたのも事実なので。ご機嫌取りは……そうですね。これから作る事前服用の毒消しポーションをプレゼントすれば、文句は言えないかと。足りないのなら……そろそろブラックドラゴン素材の対価探しを諦めてお金で買い取る頃合いでしょうから、お詫び代わりの割引も良いですね」


「頭抱えんの目に浮かぶなあ」


「素直で可愛らしい子達です」


「そのポーション、販売の予定は」


「ランツィロットさんへの賄賂なので、ヴォルフさんが許すのなら」


「あの過保護が許す訳ねえか。買えんのも、貴族や王族ばっかになりそうだし」


「高が毒消しポーションに?」


「坊っちゃんが作るなら聖属性の魔力込めんだろ。んなもん貴族以上じゃねえと買えねえよ」


「神殿には頑張ってほしいですよね」


「あーそーだな」


聖属性(これ)こそ流さずに誤魔化せよ。……とは口にしないギルドマスターは、この危機感の無さが『ヤマト』だと既に理解している。指摘はしない。


例え稀少な聖属性だからとその身を狙われたとしても、ヤマトの側には実質個人Sランクのヴォルフが居る。もしヴォルフが側に居ない場でも、ドラゴンの魔石をみっつも取り込んだスライムが居る。その完璧な布陣でヤマトが拐われるなんて有り得ない。


そもそも『ヤマト』が規格外過ぎるので、襲撃や誘拐に関しては一切の心配は無い。されたところでひょこりと戻って来るに決まっている。


エルフの国での“些事”と同様に。


なので。ギルドマスターが思うことは、ひとつ。




この領地で誘拐されんのだけは回避してくれりゃあ良い。冒険者共パニクってる時に“あの森”から魔物溢れたら防衛どころじゃなくなっし。


絶対領主様も暴走するし、そんなん絶対面倒臭ぇことになる。んなの、まじで怠ぃ。


誘拐されんならせめて別の領か、いっそ他国でされてくれ。


そん時は心配はするが、俺は知らん。ヴォルフとプルが頑張れ。




他力本願――というより、保護者に丸投げ。ヴォルフが『保護者』を否定していても、周囲からの認識は保護者でしかない。


どうせ呆れながらも奔走することは目に見えるから。




閲覧ありがとうございます。

気に入ったら↓の☆をぽちっとする序でに、リアクションやブクマお願いしますー。


丸投げされるヴォルフがちょっと不憫に思う作者です。どうも。


しかしその丸投げが賢明な選択なのは事実。

主人公のマイペースに一々付き合っていたら疲れますからね。

だったら喜んで振り回されながらも適度に流しているヴォルフへ丸投げが、賢明。

ギルドマスターもヴォルフには悪いと思っ……ていないな、これは。

悪趣味だと思ってそう。


レオンハルトとテオドールが拗ねていると知った主人公、それでも今日は王都に行きません。

だって解体頼んだし。

冒険者の国に戻って、ランツィロットへの賄賂の事前服用の毒消しポーション作りたいし。

そしてランツィロットへの嫌がらせもしたい。絶対する。


今回はロイドもヴィンセントも出ませんでしたが、この後食べ歩き中にロイドとばったり会って全力で甘えられました。

まあ住人や冒険者が「ヤマトさん相変わらず超美術品」と口にしていたので、ロイドが探していたんですけども。

真っ先に屋台通りに行ったロイド、しっかりと『ヤマト』を理解している。食いしん坊。


ヴィンセントはタイミング悪く多忙だったので、今回は会えませんでした。

「また後日」と伝言を託されたロイド、どうせ羨ましさと嫉妬と嘆きで面倒臭い絡み方をされると察知。

なので、まじメンドイ会いたくねー。と、伝言は手紙で伝えておきました。

長文の面倒臭い手紙が返って来た。ちょーめんどい。


主人公の取扱説明書、私が欲しいからヴォルフには是非とも書いてほしい。

言い値で買う。

(キャラひとり歩き系作者の切実な願い)


因みに。

冒険者の国のギルドで、ヴィンセントの領のギルドへ連絡を繋げてもらった時の両ギルドの反応。


「お土産にT・レックス持って行くので、解体資料の取り寄せをお願いします。でもお肉はあげませんよ」


そう言った瞬間、通信具からドタバタガタッと大きな物音と共に悲鳴のような声が響いたよ。

目の前の職員達は「ウチに卸せよっ!!」と、カウンターをばんっと叩いて嘆いてた。

ウケた。


次回、ランツィロットへの嫌がらせ。

取り敢えず拝んだ。

きれいなもの。


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