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83.絡め取られたとて

「一緒に……来てくれないんですか?」


「“顔”を利用してもノってやらないぞ」


「チッ」


「舌打ちするな」


「残念です。また、遊びに来ますね」


「あぁ。心配は不要だろうが、気を付けろ」


「嬉しいです」


“友人”としての心配の言葉。


言葉の通り嬉しそうに笑むヤマトは、ルーチェに駄々を捏ねる事で遊んでいただけ。折角だから、と。何が『折角』なのかは不明だが。


そのままあっさりと別れたのが、早朝。エルフ達の殆んどはまだ自宅でのんびりしている時間なので、盛大な見送りは回避できた。


検問では「色々と感謝している。また来い」との言葉と笑顔で見送られたので、満足。救国と蚕業の復活、子供を助ける序でに終戦を齎した相手に対しては軽過ぎると思う者も居るだろう。


しかしヤマトは仰々しい対応を何度も示される方が面倒で、『感謝の価値』が下がると思っている。“只人を憎むエルフ”から笑顔での「また来い」――その言葉を引き出せた事実にこそ価値がある。


因みに。森の中の警備隊からは言葉は掛からなかったが、ヤマトが彼等に気付けば手を振っての見送りはしていた。森の警備なので、声を発する事で自分達の居場所を特定させない為だろう。そう推測したヤマトも目元を緩めるだけ。


そして、現在。


何故かあの“特殊な変態のエルフ”が目の前に。相変わらずの綺麗な長髪で顔が見えない。


「ぁ……アイテムボックス、開け……ふひっ……開けて」


「はい」


「ひ……ひっ」


自分のアイテムボックスから、ヤマトのアイテムボックスへ。10個。せっせと弁当箱を押し込み、満足したらしくあっさりと踵を返す。


いつも通りの言動。マイペース。


「あの」


「、な……に」


「お顔。見せて頂いても?」


「?……ぃ、よ」


不思議そうに首を傾げた、特殊な変態のエルフ。しかしあっさりと前髪を掻き上げる。


目を瞠ったのは、ヴォルフとランツィロット。ヤマトは満足だと目元を緩めるだけで、さらさらと再び顔を隠す長髪に口を開いた。


「ありがとうございます」


「ま、また……ね。ひひっ……ふ、ひひっ」


「はい。また」


次こそ去っていった彼は、今日も新しい漬物を漬けるのだろう。


さて――と。


ヤマトも歩き出し、数秒遅れて我に返ったヴォルフとランツィロットも後に続く。


「流石、エルフ族」


「雑過ぎんぞ」


「あーびっくりした。あの変態、エルフ族ん中で一番なんじゃね?」


「確かに性別を超越した造形美で、“ハイエルフ”と云う神秘さも相乗して更に魅力的に見えました」


「おっ。負け認めるって?」


「? ランツィロットさんは、ハイエルフとドラゴン・スレイヤー。どちらの相乗効果に魅力を感じます?」


「表情豊かなあんたの方」


「『笑顔』は警戒心を解くにも、威嚇にもなりますからね。一応訊き、」


「お前」


「即答が速い。ヴォルフさん、私の“顔”好き過ぎてちょっと心配です」


「ヴォルフの場合、“黒髪黒目”ってのもあるからな」


「――つーか。なんでお前もついて来てんだよ」


「まだ見極め中」


「現時点で分かったことは」


「タチ悪い」


「それ以上出て来ねえぞ」


「毒」


「どっちかっつうと“蜜”だが」


「今“猛毒”になったわ」


「はあ?」


「ヴォルフさん、甘いもの食べられるようになったんです?」


「は……ハァ」


「……おい。ヴォルフ」


「知らん」


「あれ?」


よく分からない。こてりと首を傾げるヤマトは、今のが自分への評価だという事に気付いていない。


それもそうだろう。


ヤマトは興味を唆られるものにしか意識を向けない。好きな事だけをして、好きなように生きる。元の世界での抑圧された社会から解放され、自由を知ってしまった(・・・・)。その反動で王族よりも傲慢な究極のマイペースを発揮している。


己の言動での影響力は多少なりとも理解したので、そこに“友人”が絡むのなら色々と気を回すことはする。己の正義は“友人”の為にあるから、と。


それでも自分の何が周囲の毒や蜜になるのかなんて、一切の興味を向けない。“それ”に関して思考を割く必要は無い――とすら思っている。


ヤマト(じぶん)が愉しむことを最優先に行動しているから。


逆に言うと……“毒”や“蜜”へ思考を割いてしまえば『娯楽になる』と理解してしまい、更に悪質化することは目に見える。自覚しているその造形美での表情に言葉を絡めることで最大限利用し、大切な“友人”達を絡め取り猛毒で侵そうと。


なので。今ほどそのタチの悪い言動が“無自覚”で良かったと、安堵出来る瞬間は無いだろう。


『“友人”への執着』――それを知っているヴォルフは、その全てを予想してはいない。それでも漠然と嫌な予感はしたので、不思議そうに見上げて来るヤマトの髪をくしゃりと撫でるだけ。


説明放棄。英断である。


「ずっとついて来んのか」


「俺居ねえと疑われるだろ」


「俺等は別に良いけどよ。こいつ、ウチの国で身分証作るからそれまで一緒に居る事になんぞ」


「作るのはどこでも良くね?」


「“黒髪黒目”」


「……あー」


つまり。他国で身分証を作ってしまえば『“黒髪黒目”を取り込む絶好の機会』となり、ヤマトの死後……『“黒髪黒目”の出身国』としてあの国の歴史に介入しても不思議ではない。


ヤマトとしてもそれは望まないので、あの国でしか身分証は作れない。貴族や王族と“友人”になったから。


もし“友人”が冒険者だけならば、ヤマトも気を回すことはせず好きな時に身分証を作っていた。例えば、心底気に入っているエルフ国で。


只人を憎むエルフ族だとしても、自分達に好意的な“黒髪黒目”が興した国の歴史に介入する愚行は犯さない。そもそも“憎き只人”の歴史に『エルフ族』の名を刻みたくない筈。エルフ族が只人を対象に多少なりとも警戒を緩めるのは、“黒髪黒目”だけ。


一番危ういのは……獣人の国。人権を確立してくれた“黒髪黒目”――狂信者となってしまう程に崇拝しているのなら、『国の象徴』にしたいと虎視眈々と機会を狙っている可能性はある。


それは“黒髪黒目”を象徴とするあの国から『国史の乗っ取り』と判断され、戦争に繋がる。地理的な距離があるので間の国々を巻き込んで。


だとしたら恩を仇で返す『国盗りの蛮族』と認識され、再び権利や尊厳を蹂躙される未来が訪れてしまう。


歴史は繰り返すから。


「ヴォルフさん、私のことをよく理解していますよね」


「この程度」


満足。理解を示されたヤマトも、理解を出来たヴォルフも。


「やっぱあんた等タチ悪いわ」


言いながらも愉快そうなランツィロットは、とっくにこのふたりを娯楽認定している。ふたりして不思議そうな顔を向けて来た事も面白い。


他者への関心が薄い冒険者だからこそ。その関係性を『タチ悪い』の一言で済ませ、笑うことが出来るのかもしれない。


ランツィロットが説明する気が無いと分かったらしく、ヤマトも話題を変えることに。話さないなら訊かない。知れる時は知れる、から。


「そう云えば。ランツィロットさん、獣人の冒険者から『ランス』と呼ばれていましたよね」


「あぁ。長ぇって駄々捏ねられた」


「駄々を捏ねれば呼んでも良い。と」


「あんたはまだダメ」


「なぜ」


「信用してねえから」


「なるほど。ヴォルフさんは」


「そういや呼ばねえな、お前。なんで?」


「別に不便してねえよ。お前とは無言でも連携取れるし、口に馴染んでるから今更変えるのも面倒」


「へー。発音し難いって言われんのに」


「発音、ですか。普通は『ランスロット』?」


「あぁ。親の滑舌悪くて、周りも『ランツィロット』って呼び出したから改名した」


「なぜ」


「ウケたから」


「繰り返し聞けば、それが事実になりますからね」


幼い頃から冒険者の性質を持っていたんだな。と、理解。


唯一のソロSランクだとしても冒険者は冒険者。例に漏れず娯楽に目敏い。


普通ならこのまま話を膨らませようと両親について訊くのだろうが、ヤマトは自分の家族について話す気は無いので訊ねることはしない。それは“帰る”ことが出来ないから……ではなく、単純に。




この郷愁は私だけが理解していれば良い。大切に。一欠片すら、誰にも渡さずに。


ヤマト(おれ)が“私”で在る為に。




自らのアイデンティティ――『日本人』と云う真実を護る為、郷愁に繋がる『家族』に深く関する質問権すら与えない。


どうやら。質問権が与えられないことをランツィロットも察したらしい。特に気になる事でもないから構わないが。


Sランク冒険者。貴族や王族と言葉を交わすので、ある程度は空気も“腹”も読める。冒険者が侮られないようにと。冒険者達を守ることに繋がるので勉強も苦ではなかった。


因みにヴォルフも勉強はしたが、その見た目の厳つさを利用し貴族から話し掛けられる隙を作らない。これまでも貴族の対応は仲間達に丸投げ。出来るのにやらない。生粋の貴族嫌い。根深い。


このままでは会話が途切れると察し口を開くランツィロットは、まだヤマトが居る空間での“沈黙”を楽しめないのだろう。信用していないのだから当然のことである。


「名前っつったら。あんた、ヒトに名前訊かねえよな」


「顔と名前を一致させるの、苦手なので。何かしらの特徴があれば覚えられますが、大勢は難しいです。必要になったら訊きますよ」


「また逢えるとも限らないしな」


「自由を謳歌しているようで何よりです」


「あんたが言うか、それ」


「“黒髪黒目わたし”は少し不自由な時もありますが、許容範囲なので寧ろ娯楽になります」


「不自由が娯楽って何」


「自由が制限された瞬間の思考の切り替えに伴う感情の変化、とか」


「あ〜~~まじめんどくせーこいつ。意味不明」


「今更」


「傷付きます」


「本当は」


「愉快です」


「だろうな」


知ってた。と僅かに口角を上げるヴォルフは、この話題も終わりだろうと更に口を開く。ランツィロットに気まずい思いをさせない為に。


気遣い。だから信用も信頼もされているのだろう。


「――で。あの獣人達には何やった」


「レオとテオに報告に行った時、丁度舞踏会でして。飾られたのでその写真を。崩れ落ちて動かなくなったので、取り敢えず花を添えておきました」


「死んだようなもんだしな。――って。それ、俺貰ってねえぞ」


「え。普通のしかないですよ?」


「なんで“そーゆーもん”欲しがると思ってんだよ。年食って金に困ったら売る」


「金策は大切ですもんね」


「いやあんた、売られんのに良いのか?」


「貰ったものをどう扱うかはそのヒトの自由ですから。私の手を離れた時点で所有権は無くなるので、その後に興味は無いです。困窮時の助けになるのなら良いと思います」


「理解あり過ぎて逆に怖ぇ!――おいヴォルフ、お前ほんと大丈夫か? 騙されてないか?」


「“顔”に騙されてんな」


「面食いってチョロいですよね」


「いやまあ、お前がそれで良いなら止めねえけどよ」


やはり、希薄。分別のある大人。心配はするが、自分のケツは自分で拭わせる。


単純に。写真売却に対する指摘は、ヤマトの価値観と認識を知る為に試しただけ。


こう云う要素も判断材料とする辺り、ランツィロットの慎重さが窺える。確かに身分証発行の保証人となるかもしれないので、慎重過ぎる方が己の身を守ることとなり必要な事か。


「――あ」


「あ?」


「オクラです。採って良いですか?」


「どうぞ」


「ありがとうございます」


2M程離れた場所。いそいそとオクラの収穫へ向かうヤマトを放置するのは、危険があってもプルが対処すると信頼しているから。


辺りを見渡すヴォルフは、椅子に最適な岩に腰を下ろす。ランツィロットもその横に移動し、


「さっきの」


小声。当然ながらヴォルフの聴覚はそれを拾い、視線をランツィロットへ。


無言のまま続きを促すと、やはり小声で言葉を紡いだ。


「『手を離れたら興味無い』」


「で?」


「友人は手放す気無くね?」


「執着心異常だからな。本気で絡め取るだろうぜ」


「逃げるなら早い方が良いぞ」


脊髄反射。ランツィロットへ顔を向けたヴォルフは、『何言ってんだこいつ』と言いそうな表情。


その直後。ランツィロットの聴覚が認識したのは、予想はしたが許容はしたくなかった言葉だった。


「ヤマトから望まれてんのに?」


「……ハァ」


「んだよ」


「いや……お前が愉しいなら良いんじゃねーの」


「? あぁ」


『これ以上執着される前に逃げろ』……そう言葉に忍ばせてみたが、心底から“そう”考えているヴォルフには一切響かなかった。


だとしても、大人。自分のケツは自分で拭わせる。自業自得。


高ランクとして冒険者活動の手本になるのなら、私生活にはもう口を出さない。明らかに奈落に堕ちていたとしても。それでも娯楽としての揶揄いや指摘はするが。


ヴォルフに逃げる気が無いので見捨てたとも言う。


本当に、冒険者は皆イイ性格をしている。


「ヴォルフさん。ヘルプです」


急な救助要請。何事だと、しかし特に焦りは無く。


正面を見れば、


「……」


「ヴォルフさん」


「……説明」


「実際に見てみたくて。指輪でも防げなかったので、触手には『敵意』が無いようです。確かに触手の目的は繁殖ですから敵意とは違いますね。この、ぬるぬるしてるのに滑らないのは……触手の表面の構造が特殊なのでしょうか。それとも中和剤のようなものを分泌しているのでしょうか。興味深いですよね」


うねうねと動く、触手。見事に拘束されているのに冷静に分析するヤマト。


柔軟なスライムボディで拘束から抜け出しては直ぐに拘束されて……を繰り返す、プル。何となくだが遊んでいるように見える。


いつの間にかヴォルフの横にちょこんと座るラブは、持ち前の豪運で避難を成功させたのだろう。飼い主への心配が見えない。この薄情さは飼い主に似たのか。戦闘力ゼロのケット・シーとしては正しい行動なので、純粋に感心した。


どうやら。寄生済みのオクラに魔力を与えてみたらしい。




アホなのか?


いや、ヒトを疑うのは良くないな。こいつはアホだ。




思わず頭を抱えたが、いつでも抜け出せる筈のヤマトからの救助要請を叶える為。呆れながらも腰を上げ……


あっさり。と救助されたヤマトは、満足そうな笑み。


「助かりました。ありがとうございます」


「やんちゃも程々にしろ」


「善処します。――ところで、」


「食うな」


「“食”に貪欲な、」


「食うな」


「手軽なゼラチンか寒天として使えそうなのに」


「……ちん?」


「変な切り取り方をしないでください」


何故唐突な下ネタ?と困惑するヴォルフ。面白いなと小さく笑うヤマトは、簡単な説明を口にしながらこっそりと触手の切れ端をアイテムボックスで回収する。


これからヤマトの奇想天外な“やんちゃ”に自分も振り回されるのかと、ランツィロットは痛む頭を抱えるのだった。




閲覧ありがとうございます。

気に入ったら↓の☆をぽちっとする序でに、リアクションやブクマお願いしますー。


バカなのかな???な作者です。どうも。


普通にバカ。アホ。実力のあるバカ。規格外のアホ。

興味が湧いてもやっちゃいけないことだと何故分からないのか。

分かっていてやらかしたんですけどね。

アホなので。


プルは遊んでいました。

絞られ体験を楽しんでいたようです。

プルちゃん、好奇心旺盛で可愛いね(困惑)


ヴォルフは本気で「ヤマトから望まれてるなら逃げる必要は無い」と思っています。

どちゃくそタイプな“顔”の“黒髪黒目”なので。

同時に、「本当にヤマトが女じゃなくて良かった……」とも思っていたり。

男性と分かっていても奈落ですからね。

女性だったら一目惚れからの即猛アピールだったかと。

ヴォルフは相手の性格はあまり気にしないので。

だからバチクソに性格悪い“ヤマト”の側に居る訳で。


ほんと悪趣味だな。このふたり。


装飾品ガン盛り正装主人公の写真、しっかりとレオンハルトとテオドールにより販売されています。

金策は大切ですからね。

主人公は「力になれて良かった」と、満足。


気に入った者以外は顔と名前を覚える事が苦手な主人公、最初の方で会った『リリア』の事はとっくに忘れています。

キアラ達と違い向かい合わずに逃げた彼女達の事は、覚える価値すら無いと思っていそうですね。

性格わっっっる!!

なのでリリアナの名前を聞いた時も特に脳裏に過ることはありませんでした。

似た名前を付けたのは、主人公のこう云う薄情さを書く為だけです。

ごめんね『リリア』ちゃん……

(恐らく再登場も無い)


ランツィロットの名前はこう云う理由で『ツィ』表記です。

幼い頃から冒険者の性質を持っていた事実を書きたかっただけなので、他に意味はありません。

『ランス』か『ランスロット』と呼んでいるヒトの方が多いです。


なんか知らない内に色々な説明回?になってました。

楽しかったです。

説明やクドさで筆が進む変態執筆スタイルなので、諦めて読んだりスルーしたりしてください。

たのしかった。


この先もルーチェは出したかったのですが、「いくらヤマトの“友人”で世話焼きだとしても只人の国巡らんわな」と。

因みにドラゴンのレバ刺しはしっかり作ってもらってます。

ルーチェは当然この先も出ます。

いつ出るかは未定。


エルフ国編(編って言えるのか?)は、これにて終了。

今後は『“黒髪黒目”大好きの国』と同様、ちょいちょい遊びに行くだけなので書いたり書かなかったり。

つまり、私の気分。


ここからは編とか関係無しに色んな国でのわちゃわちゃを書いて行くと思います。

『諸国漫遊編』という括りでも良い。

でも獣人の国ではちょっとした編になるかと思います。

『諸国漫遊編』of『獣人国編』みたいな。

たぶん。わからん。

行き当たりばったり。


エルフ編終わったので少しお休みします。

恐らく3か4週間くらいかと。

メイン活動の二次創作の方で筆がノってしまいまして。へへっ。

本当にすみませんm(_ _)m


次回、楽しい下山。

おこ!

冒険者の国を詳しく。

(※予定)


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