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34.人生初の敵前逃亡

王族の身体に傷を付けた事を責めれば良いのか、それとも“黒髪黒目”への襲撃を謝罪しなければならないのか。親心としては責めたいが……相手が相手。


“黒髪黒目”と云う要素を除外してもドラゴン・スレイヤーを襲撃するなんて、下手をすれば王都が壊滅していた。今回はそのドラゴン・スレイヤーが短絡的ではなく、冷静に状況を見て判断する性質だからこそ王都が無事だっただけ。


不幸中の幸いか。と考え直し、この国の最高権力者が出した結論は――


「『小さな誤解で若者がちょっと“やんちゃ”しただけ』――と、陛下は結論付けた」


最善の結論。


それを告げる為にヤマトを呼び出したレオンハルトは、複雑そうに僅かに眉を寄せて居るが。


「ヴォルフさん、若者だったんですね」


「ヴォルフの罪を貴方に押し付けた事は私から謝罪する」


「構いませんよ。流石、清濁が必要な立場。柔軟な方です」


「怒らないのか」


「怒られたので」


「?……あぁ。指。理由は」


「剣を手で止めるって格好良いですよね」


「私も怒ってやろうか」


「反省しています」


いつもと変わらない柔らかな表情なので、本当に反省しているのかと胡乱な目を向けるレオンハルト。格好良いからと言いつつも指を斬り落とされたのだから、レオンハルトのその疑いは正しい。


既にヴォルフが怒ったのなら……と小さく息を吐き、柔らかいソファーへ背中から沈んだ。


「兄上は肋骨が3本折れ内臓が複数負傷。所蔵品の最高級ポーション2本で漸く完治したらしい」


「性能に感謝ですね」


「お陰で王家の薬師が涙を飲んだがな。ドラゴンの肝臓を売って欲しい、とのことだ」


「まだ有るので構いませんよ。100gで?」


「助かる」


ドア横で待機していた騎士から渡された、書類。金額と用途が書かれたそれにサインをし、渡された騎士が礼を示し出て行った事で漸く肩の荷を下ろす。どうやら薬師から切に頼まれたらしい。


大変だなと考えるヤマトがアイテムボックスから取り出したのは、薬用瓶に入った肉片。既に切り分けられた、ドラゴンの肝臓。刺し身用ではない。


目を丸くしたレオンハルトが次に軽く両手を上げたので、少し笑ってしまった。


まだ代金が来ていないのに渡され、受け取って直ぐ背後に控える姿を現さない護衛へその瓶を渡す。アイテムボックスに収納されたことを確認し、安堵。


ヤマトへ視線を戻し、昨日あの場では訊けなかった疑問を口にした。


「ブラコン、とは」


「『ブラザーコンプレックス』の略語です。男兄弟に強い愛着や執着を持つ兄弟姉妹、を指します」


「……まさか。そんな筈はない。兄上とはもう何年も話していないのだ。疎まれているに決まっている」


「確かですよ。彼が向けて来たのは、嫌悪も拒絶も無い純粋な敵意だけ。剣術を挑発してもノって来ず、ノったのは“銀髪”を悪く言った時と『レオを這い蹲らせた』と言った時だけでしたから」


「銀髪?」


「“黒髪”をダセェと言われまして。銀髪は映えると言ったところ羨ましいかと問われたので、敢えて『ダセェ』とお返ししてみました。レオにも“銀”はありますからね。とても怒っていましたよ」


「……いや、しかし……」


「確認もしたので、確かです」


「確認」


「『愛称で呼べていますか?』と」


「それで斬り落とされたのか」


「流石に痛かったです。収穫があったので構いませんが」


「そこは構ってやれ。ヴォルフの為にも」


「レオの為ではなく?」


「自分で治せる範囲なら文句は言わない」


ゆるりっ――と褒めるような笑み。どうやら求められた言葉を返せたらしい。


それはヤマトの規格外の能力を信用しての言葉で、事実自分で治せたからこそ返せた言葉。ならば諭す必要は無い。……『格好良いから』と云う巫山戯た理由で素手で剣を止めた点については、小一時間怒って困らせてやりたいが。


勿論ヴォルフもヤマトの能力を信用しているが、それとこれとは話は別。ヤマトの逆鱗が『友人への侮辱』であることと同様に、ヴォルフの逆鱗は『ヤマトに血を流させる』こと。


本当に、何故それで忠誠を誓ってないのか。――そう心底から疑問に思うレオンハルトは、直ぐにその理由に思い至る。


生粋の貴族嫌い。ならば自覚することは出来ない。周りも、指摘する事は出来ない。


『貴族嫌い』こそがヴォルフのアイデンティティであるのだから。


……ふと。ソファーに凭れた儘。


不意に両目を覆うように手を置いたレオンハルトは、首を反らし天を仰いだ。


「理解が出来ない」


「数年、と言うのなら。それ以前、子供の頃は仲が良かったのでは?」


「継承権争いのツートップだぞ。物心付いた時から……いや、貴族達から見れば仲は良かった方かもしれないが。それでも目立ついがみ合いが無かっただけだ。それを……仲が良いとは言えないだろ」


「では“兄”と云う立場に強い誇りを持って居るのでしょうね。弟妹を守るべきだ、と」


「……確かに妹とは仲が良いな。妹が社交的だからそのお陰だと思っていたが、もしやあれは……」


「“お兄ちゃん”ですね。恐らく、レオが懐いている“ヤマト(わたし)”に嫉妬したのでしょう」


「嫉妬」


「『兄は自分なのに』と。可愛らしいです」


「……だから、ヴォルフに任せたのか」


「あれ程とは思いませんでしたが」


「自意識過剰くらいが丁度良いだろうに」


手の隙間からヤマトを見たレオンハルトはその手を下ろし、それでも天を仰いだ儘。目を閉じ、……ふーっ。


長く息を吐いてから首を戻した。


「だとしても王座は私が取る」


「応援しています」


「失敗は出来ないな」


漸く、いつもの表情。困惑の色は消え、王族らしく自信に溢れた色。


満足そうに目元を緩めたヤマトは、そろそろ情報を得た第一王子がこの応接間へ突撃して来るだろう。そう予想し腰を上げる。


レオンハルトも同様らしく残念そうに眉を下げたが、引き留める言葉を飲み込み共に部屋を出る。向かう先は、財務大臣の執務室。そろそろ代金の準備を終えるだろう。


流れ者でしかないのに城の中を歩かせるのだから、レオンハルトもヤマトの“貴族疑惑”を完全に払拭出来ていない。その事実にヤマトは気付かず、すれ違う者達からの凝視を受けつつ目的の場所へ。


「ひっ!」


悲鳴を上げられた。


財務大臣とは初めましてなので仕方がない。加えて、顔見知りの男性――宰相が居たので悲鳴には触れずに目元を緩めた。


「お久しぶりです。宰相様。良いお天気ですね」


「……なぜ、ここに」


「最高級ポーションの材料を売却させて頂きました」


「……あぁ。若者の“やんちゃ”には困ったものだ」


「可愛いものですよ」


「貴方がそう言うのなら」


ヤマトが“そう”口にした時点で、“黒髪黒目”への狼藉は公的に許された。ほっと安堵する宰相はテーブルに積まれた金貨の行方を漸く理解し、こちらも一安心。


この大金。流石に使途が不安だったが、ドラゴン素材ならば納得できる。


「頼めば、私にもドラゴンの鱗を売ってくれるのかな」


「ギルドからあまり減らさないでほしいと言われたので、ここからはオークションで」


「でしょうな」


あっさりと諦めるのは、大して期待はしていなかったから。売ってくれるのなら買うが、そもそもオークションには人を送る予定なのでどちらでも良かった。手間が省けるかも、と言ってみただけ。


財務大臣が「どうぞ」とテーブルの金貨を促し、数える事もせずにアイテムボックスで大量の金貨を包み込む。……アイテムボックスとは移動操作ができるのか。


そう思ったのは、姿を現さない護衛以外。姿を現さない護衛は原理が分からず硬直している。普通に、無理。


一応構築式を読み解いてみたが、理屈が通じなさ過ぎて思考を放棄した。理解の及ばない事象は恐怖である。


「お茶をお誘いしたいところですが、今回はやめておきます。近い内にまた遊びに来ますので、その時に」


「……皆までは訊かない」


「賢明な判断です」


そろそろヴィンスの領へ戻る事は宰相の耳にも入っている。そこから“どうやって”遊びに来るのか。


飛行魔法でも転移魔法でも、明言されてしまえば魔法士団へ報告するべきか迷わなくてはならない。完全無詠唱にさえ顔を青くさせていたのだから、どうせその理論を理解は出来ないだろう。


ロストマジックの転移魔法は、特に。


だったらそもそも聞かない方が良い。この国で最も魔法の造詣に深い魔法士団が理解出来ない魔法だなんて、ヤマトへの魔族疑惑がより一層深まってしまう。


それは己の精神衛生上、非常に宜しくない。平穏、大事。


一瞬覚えた眩暈のその理由をさっさと思考の外側へ追いやった宰相は、自分の用事も終わっているのでヤマト達と共に部屋から出た。急ぎの仕事は無いので見送りでも……と歩き出し、生まれた話題は養殖と物流の進捗。


嬉々として話しているから、愛するこの国の発展がとても嬉しいのだろう。流石、宰相なだけ在る。


「あのグリフィスの悔しがる顔を早く見たいものだ」


「ライバルですか」


「あの男は昔からいけ好かない。爵位はあいつが上だが、合わんものは合わん。私がこの役職を賜った時の、あいつの顔と言ったら……あれは笑えた」


「良い関係性です。競い合ってこそ国は発展しますから」


「だからレオ様を支持しないと」


「“黒髪黒目”の存在で得た王位なんて、傀儡と同義でしょう?」


「“黒髪黒目”がヤマト殿で良かったと喜ぶべきか、王家に生を受けて下さらなかった事を嘆くべきか……」


「生食が許されない地位に興味はありませんってば」


「趣味が悪い」


「美味しいのに……」


しょんぼりと肩を落とすヤマトに可笑しそうに喉を鳴らすレオンハルトは、宰相の言葉に気を悪くすることはない。


レオンハルト自身、“黒髪黒目のヤマト”が兄ならば王位を狙う気すら起きなかった。寧ろ完璧な“支配者”を支えようと補佐役の勉強に励んだだろう。


それこそ、今競い合っている兄――


「おや。こんなところに何用ですかな。テオドール殿下」


第一王子――テオドールと、その補佐役は自分だと競い合って。


普段ならこの廊下に来る事は無いテオドール。そんな彼の目的は“ヤマト”だと、その場の全員が確信できた。


剣を持っていない事だけが救いである。また、次はヤマト直々に重傷を負わせただろうから。


それは流石に……色々とマズイ事になる。


「お元気そうですね」


だから挑発はしないでくれないか……。と思わず頭を抱える宰相は、顔を背け笑いを堪えるレオンハルトに肩を落とした。


レオ様のツボが壊れた、と。


それは“ヤマト”に限りだと後々知り、心底安堵するのだが。


「……お陰様でな。あの番犬はいつかぶっ潰す」


「それは面白そうですね。応援しています。それで、何のご用でしょうか?」


「王族を誑すな」


「“友人”ですよ。レオから望まれた」


「っ――だからって!」


「羨ましい?」


「、」


「最も簡単な解決策をお教えしましょうか。――貴方が、王位を諦めれば良い」


目を見開いたのはレオンハルトと宰相、姿を現さない護衛。まさかヤマトが王位継承権争いに提言するなんて……あり得ない。


己の存在で継承権の優位性に影響が生じることを徹底的に避けていたのだから、彼等が驚くのも無理もない。恐らくこれは、




“なにか”を狙っている。


テオドールが継承権争いから降りない事を確信した上で、何かの発言を引き出そうとしている。……のか。




ほぼ同時にその確信に行き着き、ならば邪魔はできない。そう判断し口を噤む。


その判断は、


「っざけんな! 弟を守るのが兄だろうがっ!!」


斜め上の結果として返って来た。


いみが、わからない。理解が出来ない。


予めヤマトから聞かされていた、レオンハルト本人でさえも。


「貴族の傀儡となっても?」


「ならねえよ! 俺が表に立てばレオが好きに動けるから、だからっ……俺が使われんのはレオだけだ!」


「……あぁ。『有名無力、無名有力』――レオの高い能力を認めているからこそ、ですか。レオが全力を出せるように。筋は通っていますね」


ふと、レオンハルトへ視線を向けるヤマト。驚愕に固まりテオドールを凝視する姿に目元を緩め、しかし何を言うでもなく。


再びテオドールへと視線を戻した。


「だとしたら。思う存分争うべきです。人生最大の兄弟喧嘩、楽しんで下さいね」


ゆるりっ――


褒めるように。柔らかく緩んだ目元。


「は、」


次こそ目を見開いたテオドールの口から溢れる、呼吸と変わらない一音。何かを言おうと口を開くが、何を言えば良いのか。


はくはくと口を動かす彼の視界には、ゆっくりと歩み寄って来る“黒髪黒目”。目の前で立ち止まり、いつ……動かしたのか。


数本の指で顎を上げられ、同時に瞳の奥を覗き込むように顔が近付いてきて。


「私、君のような家族を愛する子に弱いんです」


「――な、に」


「君も甘えてくれても良いんですよ。“弟”みたいに」


目元を緩めてのその単語には、言葉通りの『弟みたいに』との意味と……『弟のレオみたいに』との意味が含まれていたのだろう。


かあっ――途端に顔を真っ赤にさせたのは、羞恥と怒り。


自分の心を全て見通されていた、その事実に気付いた羞恥。“弟のレオ”がヤマトに甘えているという、兄としての嫉妬による怒り。


どちらへの文句を投げ付ければ良いのか。


いや、もういっそ……何も言わずに逃げ出した方が良いのかもしれない。この歳で、怒りを優先出来ない程の羞恥を覚えるなんて……




穴があったら入りたい。


つーか顔良過ぎだろこの男。強くて冷静で人の好みの趣味良くて顔が良いなんて、なんなんだよこいつは。本当に人間かよ。


あー……『ヴァンパイア』のモデル。これが――『人外』って生物か。


なんか、むり。




ぱしんっ。


ヤマトの手を叩き落としたテオドールは、怒りに勝った羞恥による真っ赤な顔。


それを誤魔化すこともせずに。


「テメェもいつかぶっ潰してやるからなっクソヤマト!!」


そんな可愛らしい捨てゼリフを吐き、逃げた。


ヴォルフに任せ中断した勝負は、日を跨いでヤマトに軍配が上がった。圧勝だった。


くすくすと。愉快だと笑うヤマトは振り向き、反射的に肩を鳴らした彼等へ一言。


「次回のお茶会は彼も誘いましょうか」


自由過ぎて頭痛がした。





閲覧ありがとうございます。

気に入ったら↓の☆をぽちっとする序でに、いいねやブクマお願いしますー。


テオドールもお気に入りな作者です。どうも。


テオドール、めちゃくちゃブラコン&シスコンです。

母親が違っても“兄”として弟妹を守ることを使命だと思っており、その為の剣の才能だと思っています。

自分を支持する派閥の思惑に気付ける程度の学はありますし、その彼等を武力で捻じ伏せる為に剣の腕を磨いています。

本当に弟妹大好きのいい子なんです。

なので主人公にめちゃくちゃ嫉妬して襲撃しちゃいました。


一方――血の繋がった家族と逢えない主人公。

だからこそ“家族”を愛する者には弱く、心底から気に入ったようです。

だからと言って斬り掛かれたのは事実なので痛い目は見せましたし、ヴォルフの苛立ちを抑えさせる事はしませんでした。

気に入ったと言ってもテオドールは“友人”ではなく他人ですからね。

主人公からすると、執着に似た重い友愛を向けているヴォルフの方が大切なのです。


やりすぎだとは思い口にしましたが。

それでもヴォルフなら殺さずに瀕死に留めると判断しての“お願い”でした。

実際にヴォルフにも殺すつもりはありませんでしたし、王族を殺してしまってはこの国にはもう居られませんからね。

それでも“逆鱗”に触れたので、「存分に苦痛を味わえば良い」と斬りました。

“黒髪黒目”を襲撃し怪我を負わせた事実があるので『正当防衛』が主張出来、レオンハルトならば“ヤマト”を無碍にしないとの確信もあったので。


故の『若者がちょっと“やんちゃ”しただけ』です。

王族が公衆の面前で“流れ者の黒髪黒目”を襲撃した事実により、民意が離れる懸念がありました。

レオンハルトが口添えしなくとも、国を率いる者としては「お互い水に流そうね」が最善でした。

“父親”としては抗議はしたかったのですが、息子のテオドールに過失があるのは事実なので。

相手が“黒髪黒目”のドラゴン・スレイヤーと、貴族嫌い故に自らランクを下げた元Sランクパーティーの冒険者ですからね。

中々に肝が冷えたかと。


一応、形だけの抗議は冒険者ギルドに送ったようですが。

ギルドに呼び出されたヴォルフは無言で抗議文に目を通し、無言のまま返信の便箋に

――『“黒髪黒目”が王族を斬らなかっただけマシだと思え』――

と殴り書きをして無言でギルドを出て行きました。

不愉快だと盛大に眉を寄せていたので、ギルドマスターも職員達も冷や汗だらだらでしたね。可哀想に。

その無礼そのものの返信を読んだ国王は、あー……本当に逆鱗なのかー……。っと理解して、竜の尾は踏むまいとそこで打ち止めました。


主人公の預かり知らぬ間に“ヤマトの存在”で振り回されている、国王と冒険者ギルド本部勢。

不憫ですね。


ずっと書きたかったヴォルフの“逆鱗”を書けて作者は大満足です。

たのしかった!


次回、デート。

対抗心と嫉妬。

取るに足らない制約魔法。

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