102.なぜか広まらない『神の使徒』疑惑
滝壺を縁取る、補強としての石材。水による浸食を防ぐ為に水の底から積んでいるらしい。落下防止にもっと高い塀を作るべきなのではとも思うが、この滝壺はこの国の目玉。観光客を呼び込むとするなら、安全な塀は寧ろ邪魔となるのだろう。
そう予想するヤマトは、滝壺へ足を投げ出す体勢で腰を下ろす。念の為に梯子の横で。滝壺の水流がどの程度の強さかは知らないので、もしぶつかられた時には梯子を掴めば落ちずに済む。
たとえ落ちたとしても。水魔法と重力魔法をこねこねすれば水流を歪ませ、短時間なら梯子までの凪を作ることくらいは出来るだろう――との、楽観視。
ヤマトならばそれも可能だと思えてしまうことが心底恐ろしい。
水泳が出来るからこその行動だが、周りの観光客は「まじかあの“黒いヒト”……頭大丈夫かよ」と。ひそひそ。泳げない者が大半なこの世界ならば、そのドン引きは正しい。
そもそも後ろにヴォルフとランツィロットが居るので、誰もぶつかることはないが。
「なあ、ヴォルフ。ヤマト、まじで精霊呼び出す気?」
「こいつに常識求めんな」
「求めてないけど正気は疑ってる。……まだ監視付いてるだろ」
「こいつが監視気にすると思ってんのが驚きなんだが」
「思ってはない。正気疑ってる」
「こいつに正気求めんな」
「まじ狂気」
「ふたり共言いたい放題ですね。そろそろ怒っても良いんですよ」
「どうぞ」
「ヤマト、怒っても美人だよなー」
「ありがとうございます」
くすくすっ。愉快だと笑うヤマトは、特に気分を害していない。自分が規格外なのだとの自覚はあるので、正気を疑われても仕方ないとも思っている。
それでも。人目を避けての夜ではなく、態々周りの目がある日中に実行する。その理由は、ひとつ。
『この滝壺には精霊が実在している』――その御伽噺のような伝説を明確に可視化すれば、ドワーフ国の“価値”は更に強固なものとなる。観光客も「もしかしたら精霊を見れるかも……」と増加し、ドワーフ国を中心に周辺国も揃って経済が回るだろう。
これは、ドワーフの叡智を駆使し『“友人”へのお土産』を頑張って作ってくれていることのお礼でもある。その技術へ敬意を持って。
行動理念に『“友人”』が入っているのでヴォルフも強くは止めなかったのだろう。唯一、強く望まれた“友人”――『親友』として。ヤマトの顔を立てて。
あと本当に出て来たらウケるから。冒険者は娯楽に目敏い。
「――で。どうやんだ」
「手っ取り早く魔力を流してみます」
「下、降りねえとだろ」
「え?」
「……いい。好きにやれ」
「? はい」
魔力を『魔法』として使わず“流す”だけなら、直接触れていないと魔力は流れない。これは魔法使いではない人間の想像……ではなく、誰もが知る常識。
でなければ魔石を内包する魔道具は、近くに『魔法使い』が居るだけで触発され暴走を起こしている。くしゃみ等の力んだ時に、僅かでも無意識に漏れ出た魔力によって。それが無いと云うことは、やはり直接触れていなければ魔力は伝達出来ないのだと分かる。
因みに。魔法使いでない者が魔道具を使用出来るのは、電池で動く製品と似た構造というだけ。魔道具内に刻まれた魔力回路と魔石を、スイッチの切り替えで繋げたり遮断している。これも“黒髪黒目”の意見が入っているのかも知れない。
それにしては……ヤマトが常に発動している『魔力還元』による、周辺の魔道具の暴走が起こらない事が不気味ではある。
恐らく――『自然』へ還元しているので魔力も『自然』の性質となり、魔道具も暴走しないのだろう。“自然の魔力”は『自然』にしか作用せず、魔道具という人工物に組み込まれた魔石には干渉しないから。
なぜ、魔道具に使われた魔石には“自然の魔力”が干渉しなくなるのか。その研究は進むことは無く、魔力に関する詳しい原理や相関性は未だに不明。エルフ筆頭に魔法使い達曰く「そう云うもの」らしい。
だからエルフ達が『魔力』に関する魔法を創り出したヤマトに、心底からの恐怖を覚えた訳で。本当に“ヒト”なのか疑わしい。
ヤマトとしては『“神様”とやらが“そう”決めたのなら、そうなのだろう』と適当に納得しているだけ。ヒトの理の外に在る“神”へ、明確性を求めてはいけない。
この世界へ落とされた明確な理由。それを求めてはいけない事と同様に。
理由なんて求める気も無く、正直どうでも良いと思っているのが『ヤマト』と云う生物である。気の置けない“友人”達が居て、日々を自由に過ごし愉しければそれで良い。
「もし水質に変化があったら、素直にカリオさんに謝ります」
流石に意は伴う謝罪はする気はあるらしい。それでもやめないので、やはり自分勝手。傲慢な人間。そのもの。
すっ――
徐に動かした手から抜いた指輪はアイテムボックスへ入れ、水面へ翳すように掌を広げる。体内に溜まる魔力を掌へ集中させていき、同時に“イメージ”で魔力の放出を補完。
掌がじわじわと熱くなるような、逆にぞわぞわと冷たくなるような。なのに安らぎも悪寒も無い。只管に魔力が抜けていく不思議な感覚。
その感覚に、以前“あの森”で魔力溜まりを作った時の事を思い出した。しかしあの時の感覚とは“なにか”が違うなと、その興味深さにさえ機嫌を良くしながら。
約、1分……程か。
「――ふふっ」
唐突に笑みを溢したヤマトは首元のラブの顎裏を撫で、顔を上げたラブはヤマトの肩で背伸びをひとつ。直ぐにその肩からふわりと浮かぶように跳び、着地地点のヴォルフは咄嗟に受け止めた。
振り返るヤマトの視界には、不思議そうなヴォルフとランツィロット。そんなふたりを確認してから、コートの下から出て来て背後に鎮座したプルを撫で……たかと思えば。
「いってきます」
ゆるりと目元を緩めての、その言葉。の、後。
前のめりに滝壺へと落ちていった。
……は?
今。なにが起きたのか。脳内処理が出来ずに硬直するヴォルフ、ランツィロット。周りの観光客も、何してんだ?と様子を窺っていたドワーフ達も。
最初に我に返ったのはヴォルフで、脊髄反射のように地面を蹴り……しかし腕の中にラブが居るので滝壺へ飛び込む訳にはいかない。
ヤマトが大切なペット達を預けてくれた。『自分が戻るまで、必ず守り抜いてくれる』――と。その信頼を裏切らない為に。
その、次。数秒遅れて我に返ったランツィロットの、止まっていた呼吸を再開させてからの第一声は……
「水飛沫無かったけど、あいつどこ行った?」
ドン引きの表情で。頬を思いっきり引き攣らせて。気持ちは分かる。
こちらは思いっきり眉を寄せているヴォルフは、水面を睨み付けながらの返答。
「知るか。どうせ、精霊が居るとこにでも行ったんだろ」
「どこだよ!」
「知るかっての」
「あーもー……なんなの、あいつ……めちゃくちゃ怖ぇんだけど」
盛大に頭を抱えるランツィロットにも視線は向けず、ヴォルフは只管に水面を睨み続ける。
ヴォルフを置いて行ったのなら、フェンリルの時と同様に精霊から“許されて”いないのだと察しはついている。それは別に良い。ヴォルフを守る為の判断なので、ヴォルフとしては大切にされているのだと嬉しく思う。
せめて説明してから行けよとは思うが。
周りでは漸く現実に戻って来れた観光客やドワーフ達により、困惑と心配と……少しの恐怖により騒がしくなり始めている。ふたりの会話を聞いた者達のひそひそ話を聞いたのか、生まれ始めた『“黒いヒト”が精霊に拐われた』――とのドワーフ国にとっては大変迷惑な噂。
……これの対処、丸投げって事か。
まじでクソガキだなあの野郎。
小さく舌を打ったヴォルフは、それでも“その噂”を放置してはカリオからのヤマトへの心象が悪くなると。そう確信したので、珍しく大声を上げることに。
「っんのクソガキ! マイペースもいい加減にしろ! 行くなら説明してから行きやがれっ!」
態とらしく。その暴挙に怒ってる、と示す為に。周りからの評価通りの『保護者』に擬態して。
保護者は事実だが、ヴォルフはこれからも否定はしていくのだろう。保護者ではなく『親友』だから。こちらも確定させる予定は無いままに。
いや実際に怒ってっけどよ。無駄に心配させられた。くっそ腹立つ。
戻って来たら説教する。絶対する。今決めた。まじで泣かす。
ヴォルフのその固い決意を察したかは定かではないが、笑っているのかぷるぷると揺れるプル。プルが一緒に行かなかったのなら、“招待”されたのはヤマトだけなのだと。
「まじで『精霊王』疑惑出んじゃね? これ」
ぽつりと。内緒話のように呟いたランツィロットのその発言は耳に届き頭を抱えたが、やはり振り返らずに水面を睨み付け続ける。
「もしかして……“黒いヒト”……あそんでる?」
ヴォルフの『クソガキ』発言により、察しの良い者達からその事実が噂として回り始めたので一応の安堵。立場上、やるべき事はやった。
あとは知らん。
魔法で身体構造を変えエラを作れば、水の中でも呼吸が出来そう――とエルフ達に言ったが、まさか魔法を使わずとも呼吸が出来るとは思わなかった。特殊なダンジョンでもないのに。
やはり“ここ”は『精霊の領域』なのだと。
『自然』の一部。その中でも更に“神”とやらに近い、ヒトの理が通用しない存在。
つまり。確実に生殺与奪の権を握られている。
その事実と現状に恐怖を覚えるべきなのだろうが、ヤマトは違う。只管に現状に感心し、ゆらゆらと漂う自分の髪を結び視界を確保。
髪は切りたいが、切ったら“あの国”の者達が強いショックを受け暫く立ち直れず……最悪、生産力の低下に繋がるだろう。それは嫌だ。最も強く『日本』を感じられる国には是非とも国力を上げてほしい。髪を切らない理由は、それだけ。変なところで気を遣っている。
「ご案内してくれるのですか?」
ゆらゆらと漂う、クラゲのような生物。本体の大きさはヴォルフの身長以上だろう。そこから更に伸びる触手は、ヤマトを観察するようにぺたぺたと触れて来ている。少し擽ったい。
同時に魔力を奪われる感覚もあるが、どうやらこの空間でも『魔力吸収』は発動されているらしい。相変わらず無意識での発動なので、ヤマトには発動している自覚は一切無いが。
観察……確認だったのだろう。触手を下ろしたクラゲのような生物が、ゆらゆらと離れて行くので後を追うことに。漠然とだが「おいで」と言われたような感覚はあった。恐らく正解の行動だろう。
水の底を歩いているのに身体の動きは地上と変わらない。不思議。興味深い。たのしい。
ゆらゆらっ。ゆらゆらっ。
漂うクラゲのような生物が不意に右へズレ、開けた視界が捉えたのは――静かに佇む、一糸纏わぬ女性体。
しかし細かい空気を含んだ強い水流を纏い、胸元と下腹部が見えない。どうやら配慮はしてくれているらしい。
過去の“黒髪黒目”による助言だろうか。でなければ『自然の一部として在るが儘に在り続ける』――そんな存在が、ヒトへ配慮をする理由が無い。
少しの笑みも見せず。僅かに表情を動かすこともなく。確かに『神聖』に近いものだなと感心するヤマトへ口を開くが、口を動かしているのに“音”としては伝わって来ない。
それでもしっかりと伝わって来る、言葉。
「何も望みはありません。『滝壺の精霊』の話を聞いたので、ご挨拶をした方が良いかと思っただけです。どうやら過去の“黒髪黒目”と祖国が同じようですし。平たく言うと、一方的な親近感ですね」
胸元。心臓の辺りに手を置いたヤマトは誇らしい表情で、それは心の底から『日本』を愛しているから。主に四季折々の“食”を。ブレない食欲。
「魔力を渡すだけなら友好――でしたよね」
そう言って開いた右手へ再び魔力を集め、
「どうぞ。お好きなだけ」
横――『クラゲのような生物』へ手を差し出した。
思わず。と硬直するクラゲのような生物は、次の瞬間にはあわあわと触手を動かし始める。
その行動にくすくすと笑ったヤマトは再び正面へ顔を向け、無表情で無感動なその存在へ目元を緩めて口を開いた。
「滝壺で姿を現さなかったのは、そのお姿が『ヒトが望む精霊』の姿とはかけ離れているから――なのでしょう? ヒトへ配慮をしない精霊でも、居心地の良い滝壺から追い出されたくはないから『理想』を演じて。それでも自ら魔力を食べに来たのは、それ程に“黒髪黒目”の魔力は良質だということでしょうか。フェンリルが気に入る訳です」
視界の端でしょんぼりと垂れた触手。しかしまた直ぐに、ふよふよと動く触手。
それと共に伝わって来る“言葉”に、小さく笑ってしまった。
「ふふっ。怖くありませんよ。ドラゴン・スレイヤーですから。とても可愛らしいお姿です」
無表情の女性体。視界の端では、動いた2本の触手が本体のカサの端を隠している。そこが目なのだろう。恥ずかしがっているのか。
フェンリルが犬吸いに嫌そうな顔をしていたので、『神獣』は“感情”を有している事は理解していた。この反応ならば、どうやら『精霊』にも同様に感情はあるらしい。
『自然の一部』としてヒトに配慮をしないだけで。
「このままの方が安心するのなら、決してそちらは見ません。ご安心下さい」
紛れもない本心。ヤマトとしては『精霊の領域』に招待された、それだけでとても光栄な事だと満足している。珍しい体験をさせて頂けた。声が弾んでいる。
どうやらその本心が伝わったらしい。
辺りの水に溶けるように。目の前の女性体はゆらゆらと消えていき、面白く興味深い光景で更に満足。
「そちらを、」
見ても構いませんか?――そう続けようとしたが、いくつもの触手が身体に巻き付いて来たので少し驚いてしまった。これは抱きつかれているのだと、きちんと理解している。
純粋に驚いただけで恐怖は無い。面白いくらいに吸い取られる魔力にも、枯渇する感覚が無いので恐怖は無い。
でもちょっとだけ擽ったい。
この『水の精霊』からも良質な食料として気に入られたらしい。“食”は重要なので、食料扱いでもヤマトは特に気分を害することもない。いっぱいお食べ。
「え?――あぁ。ご心配無く。ヴォルフさんが対処してくれているので、ドワーフの国へ迷惑は掛からないかと。私も、戻ったら説明します。何かお伝えしたい事はありますか?」
やはりヴォルフへ対処を任せていた。言葉にせず『ヴォルフさんなら』と確信して。自分勝手な、大変迷惑な信頼。
しかし実際にヴォルフは対処したので、その“迷惑”すらも心地良いと思っていることは明白。一種の特権として。相変わらず趣味が悪い。
一応、ヤマトにはこの件での説教を受ける気はある。迷惑を掛けた自覚もあるので素直に謝るし、ご機嫌取りもする。
だとしても泣かされる気は無い。
「例えば。説明も無く目の前から消えた私を、説教から守ってくれる言葉とか」
ぴたりっ――反射的に止まった触手は、しかし次の瞬間にはまたぺたぺたと動き出す。クラゲのような本体がふるふると震えているので、恐らく笑っているのだろう。
“神”に近い『精霊』すらも利用する。
その傲慢不遜な事実が可笑しくて。さすが“黒髪黒目”だなと。信心が薄いその民族性への、懐かしさもあったのかも知れない。
「ありがとうございます。助かります」
やはり“音”も無く伝わって来た『擁護の言葉』に満足と笑むその姿は、只管に自分勝手。後先考えない純粋な悪ガキでしかなかった。
「一応お食事を作って来たのですが、ヒトの食事は問題ありませんか?」
ぱっと離れた『水の精霊』がそわそわと触手を動かし始めたので、問題無いどころか“黒髪黒目”の魔力だけではなく作る料理も好物なのだと察する。地域によって味付けが異なることを知っているのだろうか。
取り敢えずナマズ尽くしと肉じゃがを渡してみると、ふよふよと漂うだけの料理たち。どうやら食事する姿は見られたくないらしい。
なんとなく。漠然と。クリオネの『バッカルコーン』に近い捕食方法なのだろうと。ならば「今食べてほしい」との無理強いは出来ない。
感性がズレているヤマトとしては『バッカルコーン』を見ることは好きなのだが、ヒトを慮らない筈の『精霊』からの配慮。それは受け取るべきだとの、絶対的な『自然』へ敬意を示して。
それと――精霊に性別があるかは不明だが、女性体の分身を使っている点。ヤマトの『可愛らしい』発言に恥ずかしがっていた点。それらの要素から精神面は女性に近いと察したので、ならば男性の自分こそが配慮すべきだと判断。
元女性だからこそ、男女間の気遣いや配慮には敏感になってしまう。この感覚も持ち続けるべきとの、持論。
巨大クラゲのバッカルコーンはとても見たかったが。仕方ない。もっと仲良くなれたら拝見させて頂こう。
閲覧ありがとうございます。
気に入ったら↓の☆をぽちっとする序でに、リアクションやブクマお願いしますー。
バッカルコーン可愛いと思う作者です。どうも。
映画『エイリアン』シリーズのフェイスハガーみたいで超可愛い(布教)
性癖の心配は要りません。大丈夫です。
え?お薬増えるんですか?
『水の精霊』は“黒髪黒目”の信心の薄さを気に入ってます。
分身を目にしても軽率に膝をつきませんし、神々しいものを見る目で『救済』を懇願して来ないので。
只管に「おおっ!精霊じゃん超神々しい!」とテンションを上げて勝手に満足するだけの、なんかよく分からんけど面白い民族性だと思ってる。
過去に逢った“黒髪黒目”達も主人公同様に、生殺与奪の権を握られてると理解し弁えてたので。
この『水の精霊』にとっては“黒髪黒目”と書いて『オキニイリ』と読む。
なので主人公が内心テンションMAXになっていた事実にも気付いていました。
今回の“黒髪黒目”はお澄ましさんなんだな、と微笑ましく思ってた。
別に触らなくても魔力は食べられたんですけども。
単純に、「久し振りのオキニイリだー」と触ってただけ。
恐らく愛玩動物をもっちもっち可愛がる感覚。
つまり『水の精霊』もテンションMAXになってたよ。
可愛いね。
なぜクラゲのような生物が『水の精霊』かと断定出来たか、ですが。
薄っすらと食べられ続けている魔力の先がクラゲのような生物だったから、です。
分身はあくまで“創られた分身”なので、魔力を必要とするのは『水の精霊』本体。
主人公は普通に“魔力の流れ”を感知出来ています。
規格外の人外なので。超チート。
活動報告に、おまけ。
次回、拉致。
レオンハルトと通信。
新たな“標的”。




