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100.天ぷら4種も献上した

春の木漏れ日のような、あたたかい気候。エルフの国はいつも以上にのんびり出来る。


そんなことを考えながら検問を通過したヤマトは、出迎えてくれたルーチェに顔を綻ばせた。“友人”に会えて嬉しい。


思わず目を細めたルーチェ。その笑みに目が潰れたかと思った。いい加減、その“顔”の良さによる被害を把握してほしい。それを伝えたところで「自慢の“顔”です」としか返って来ないとは確信しているが。


なんにせよ。ヤマトが心底嬉しそうなので、そう思ってもらえてルーチェも嬉しい事実は変わらない。


「お久しぶりです。先日は挨拶できなくてすみません」


「用があったのだろう。気にしていない」


「良かった」


満足。笑むヤマトは早速足を進め、依頼を出していた工房へ。


道中は、土産話。ちゃんとお土産もある。


「――それで。昨日、ヴォルフさんがナマズを討伐してくれて。美味しかったです。エルフ族へのお土産にする許可も頂けたので、後で50㎏渡しますね」


「助かる。ナマズは……話には聞いていたが、食べたことが無いから楽しみだ」


「積極的に狩りをしないのなら、食べたことが無い魔物は多いですよね。特に水生魔物は。取り敢えず味見として素材の味を活かす蒸し焼きで、好みでないのなら食べなくても大丈夫ですからね」


「ヤマトが美味しいと言うのなら、美味しいのだろう」


「山芋オクラ納豆卵かけご飯美味しいです」


「絶対食べない」


「なぜ」


「見た目と、ニオイ」


「やっぱり根深い」


くすくすと笑うヤマトは、勿論無理に食べさせようとはしていない。


ルーチェが『ヤマトが言うなら』と言ったので、『山芋オクラ納豆卵かけご飯も美味しいよ』と伝えてみただけ。ならば食べるとならないことは、当然分かっていた。


揶揄えて満足なヤマトに、相変わらずだなと呆れるルーチェ。特に不快感は無い。


個別のお土産ではなく『エルフ族』へのお土産。同胞を大切に想うルーチェ――エルフ族としては、個ではなく全体と見做してくれる方が嬉しく心が満たされる。その機微をヤマトが察しているのかは不明だが、無意識下で汲み取っている可能性はあるだろう。


相手が望む姿へ、ほんの少しだけ寄せて。


「あぁ、ヤマトくん。おはよう。やっと来てくれた」


「おはようございます。お待たせしてしまったようで」


「素材が素材だから。保管に気を遣って、不眠症になりそうだった」


「すみません。今日からはぐっすり眠れますよ」


挨拶からの軽いクレーム。麗しい顔に薄っすらと隈が出ているので、素直に眉を下げてしまう。王族すら簡単に手に出来ないファントムウルフの毛皮――相当の気を遣わせてしまったのだと、反省。


完成の連絡から日数が空いてしまったのは、『エルフ族』へのお土産を考えていたから。タイミング良くヴォルフがナマズを討伐してくれたので、これなら“自然の恵み”を有り難がるエルフ族は喜んでくれるだろうと漸く来訪。


「お土産に悩んでしまって。ナマズ50㎏をルーチェさんに渡しておくので、エルフ族で堪能してください」


「許してあげる」


「ありがとうございます」


自然の恵みに上機嫌となったので一安心。『自然』を愛するエルフ族はブレない。


並べられた、もふもふ達の丸ベッドとソファー。トルソーに掛けられたコートが2着。全ての細部を確認し、丸ベッドとソファーはアイテムボックスに収納。


続けてコートを手に取ったヤマトは、隣でコートの毛並みを観察していたルーチェへ。


「“友人”としての個人的なお土産です。リリアナさんとお揃いにしてみました」


「良いのか? ファントムウルフの毛皮は、とても稀少だろうに」


「ダンジョン素材なので僅かに質は落ちますし、ランツィロットさんがある程度流したので問題は無いかと。――まあ。ぶっちゃけ、エルフ族に所有された方がファントムウルフも本望ですよ」


「正論だな」


『自然』を愛しまくっているエルフ族。稀少なファントムウルフの毛皮だとしても、それすら自然の恵みとして常用することに躊躇いは無い。しかし雑に扱うことはなく、毎日の丁寧な手入れは欠かさない。純粋に『自然』へ感謝し、愛着を持って。


只人の王族が手にしたとて、博物館で展示されるのならまだマシな方。その稀少性故に宝物庫で盗難防止と保存魔法を施したケースに入れ保管し、重要な催しの時に着用するだけだろう。


物の価値観は種族や国の歴史、職業や慣習によって異なる。極端に言えば全てが正しく、全てが間違いでもある。


しかし、どちらがより『自然』を大切にしているかはヤマトの感性としては明らか。“命”を無駄にせず活用する方が、真っ直ぐと“命”と向き合っているのだと――これは持論にしか過ぎないが、この感性を変えるつもりはない。


その感性は『エルフ族』として大変好ましい。


「ヤマトくん。また、いつでも依頼しにおいで」


「はい。勿論。――あ。余った毛皮、お好きに使ってくださいね」


「依頼料は貰ってるよ」


「では技術料として」


「そう? じゃあ貰うね」


遠慮を不快に思うルーチェの影響だろうか。一度は断る姿勢を見せるも、ヤマトが返却を許さない(・・・・)と察したので受け取ることに。技術を褒められて嬉しい思いもあったのかもしれない。


ドラゴンすら自然の恵みと認識しているエルフ族だからこそ、ファントムウルフと云う自然の恵みも享受した――それが最たる理由ではある。


「折角だ。王へ、直接渡してくれ」


「それは嬉しいですが。謁見申請は?」


「あんたは王の何だ?」


「“友人”ですね」


「今答えは出たな」


「ん、ふふっ。では行きましょう」


そもそも既に報告は上がっている。リリアナも、ヤマトなら来るとの確信を持っているだろう。そういう奴だ、と。


余った毛皮で何を作ろうかとそわそわしている職人。つい笑いそうになったので、緩く手を振ってから城へと足を動かした。


「――あ。ヤマトおにーさんっおはよ! ドワーフの国行った? 迷子なった?」


「おはようございます。しっかり迷子になりましたよ。ヴォルフさんからは怒られませんでしたが、楽しかったです」


「やっぱり、へん」


「今後は変なヒトに近付かない約束、守ってくださいね」


「わかった!」


その道中で“懐いてますアピール”をしてきた子供エルフと会ったので、迷子――任務遂行の報告。約束は守りましたよ、と。


周囲の大人達から『変に行動力があるヒトだな……』との、いっそ憐れみの目を向けられた気がした。気の所為だと思うことにしておく。童心は大切。


他に何かをお喋りすることは無いが、にこにこ笑顔の子供エルフが手を握ってついて来ているので好きにさせることに。流石に城の中まではついて来ないとは、ヤマトもルーチェもきちんと分かっている。


案の定。


特に会話が生まれない間もご機嫌だった子供エルフは、城の前で「またねー!」と手を振ってから駆けて行った。遊びに行ったのだろう。元気そうで、なにより。


ルーチェと共に見慣れた通路を進み、謁見の間へ。この空間に足を踏み入れたのは、リリアナと初対面の“試された時”以来か。そう昔でもないのに懐かしい。


しかし、なぜ謁見の間――しかも正装なのだろうかと不思議には思う。その疑問を察したリリアナは、呆れた顔で口を開いた。


「工房から連絡が来た。ファントムウルフのコートを受け取るのなら、それ相応の場と服装でなければ『ファントムウルフ』に失礼だろう?」


「その『自然』を敬う姿勢、とても好きです」


「だろうね」


分かっていると顔を綻ばせるリリアナは、ヤマトの感性が自分達と似通っている事実を嬉しく思っている。サプライズが出来なかったと不満に思わず、只管に『エルフ族』の在り方を認め尊重してくれる。嬉しく思わない訳がない。


それでも。言葉通り場を整えただけで、ファントムウルフのコートはあっさりと受け取った。やはり感情を大きく動かさない理由は、ひとつ。


『自然』への感謝の心が常にあるからこそ、齎される恵みは只管に享受するだけ。


ヤマトでなければ「反応が悪いな……」と思われていただろう。ヤマトが『エルフ族の在り方』に理解を示している前提があるので、ルーチェもリリアナも気を遣わずいつも通り只管に享受している。


『理解される』と云うことが、これ程にも心穏やかな安堵感を得られるとは。その安堵感はヤマトだからこそ――かもしれないが。


「ありがとう、ヤマト。大切にするよ」


「嬉しいです」


本当に嬉しいと顔を綻ばせるのだから、ヤマトは“友人”へ絶大な信頼を向けていることが分かる。望まれた優越感を更に満たしていくような、この存在が喜びを得る為に動くことが正しいのだと――の、錯覚。


それは一種の洗脳なのだとも、リリアナとルーチェは理解しているのだろう。


正直。とても恐ろしい。しかし、何故か……悪くないとも思ってしまう。矛盾。


「フェンリルへもお土産を渡しに行くのですが、ご一緒します?」


軽々しくフェンリルへ逢いに行くのだから、只の“ヒト”ではないとは確信している。生態が謎過ぎていっそ感心するしかない。


「とても行きたいが、私が城を空けることは出来ない。残念だよ」


「立場がありますからね。ではルーチェさんを借りて行きます」


「お好きにどうぞ」


くつくつっ。愉快だと喉を鳴らすリリアナは、ルーチェが抗議も呆れもしていない事実が可笑しくて仕方ないらしい。


只人への恨みを持った儘、只人(ヤマト)を受け入れている。貴重な“友人”を得られたルーチェは、その幸運に感謝するべきなのだろうな――と。それは己にも言えるが。


「――そういえば。ヤマト。ドワーフの王とは逢えたか?」


「いえ。まだ。取り敢えず、監視の方々は困惑させておきました」


「何をどうしたら監視がつくんだ」


「“機密”とやらに触れたらしくて」


「機密……、あぁ。照明と空気循環の構築式か。崩落防止の魔法は?」


「改良点――っと。これ、ヴォルフさんから口外するなと言われたんでした。内緒にしていてください」


「迂闊過ぎるな」


「魔法に詳しいエルフ族の王なので。気が緩んだみたいです」


「今後は気を付けることだ。因みに、どうやって困惑を?」


「宣言通り迷子になりまして。楽しかったです」


「あはははっ! それは良かった!――昼食は食べてからドワーフの国(あちら)へ戻るだろう? 準備をしておくよ」


「ありがとうございます。では、お土産は厨房へ渡しておきますね」


「あぁ。有り難く貰うよ。昼食に使ってみるから、感想を頼めるか?」


「エルフ族の味付けで食べられるの、とても嬉しいです」


上機嫌。素材の味を活かした食事。『日本』を感じられる料理はいつ食べても幸福を得られ、安堵で満たされる。


私は本当に幸運な人間だ――と。純粋にこの『縁』へ感謝した。







寒い洞窟内。ヤマトは空調魔法を使っているので快適だが、ルーチェは平気なのだろうか……と見上げてみると、当然のように『空調魔法』を使っている。流石、ハイエルフ。


「どうした?」


「いえ。空調魔法、再現出来たんですね」


「ヤマトの構築式は理解出来なかったが。限られた範囲の空気の温度調節――そう考えると、可能だった」


「結界内の温度調節?」


「制御で疲れる」


「私がしましょうか?」


「……」


「その異常者を見る目、傷付きます」


「本当は」


「愉快です」


「最悪だな」


「ふふっ」


他愛もない戯れ。ルーチェとこうやって戯れる関係に成れた事実は、中々に感慨深いものがある。初対面時の不快の表情を懐かしく思う程に。


「不要だ。制御の、良い訓練になる」


「精進することは大切ですからね」


ルーチェは“遠慮”を不快に思うタイプなので、これは遠慮ではない。本当に『良い訓練』と判断しての断り。回数を重ねて構築式を改善していき、略式を創り上げることも出来るだろう。


いつか訪れる熱波や大寒波に備えて。訪れるかすら不明だが、備えるに越したことはない。


「お久しぶりです。お元気そうで」


呆れの表情で見て来る、フェンリル。ヤマトの首元から降りたラブは背伸びをし、たったかとフェンリルの方へ。コートの裾から出て来たプルも、何故か背伸びをしてからぽむぽむとフェンリルの方へ。


発生の原理は不明だが、『自然』から発生するスライムとケット・シー。なので、当然ながら『自然』の一部で在るフェンリルと云う存在は落ち着く。とても好き。


早速そのもふもふに埋もれたプルとラブ。「超可愛い」との呟きを溢してから、ヤマトも同じくもふもふに埋もれる為に足を動かした。


埋もれる前に、今回の目的であるお土産を渡すことは忘れずに。


「お土産です。ダンジョンでファントムウルフを乱獲したので、クッションベッドに加工してもらいました。加工はエルフ族に頼んだので安心してください」


ぴくりっ。耳を動かしたフェンリルは巨大な丸ベッドを凝視し、数秒……の後。


ぱたぱたと尻尾を振り始めたので、ヤマトは破顔しそうな衝動を必死に堪えながらフェンリルの前に。献上。


予めフェンリルへのお土産だと職人へ伝えていた。ファントムウルフが含有する魔力を利用し、魔法で強度を高めているので直ぐには壊れないだろう。


のっしりと巨大丸ベッドに落ち着いたフェンリルへ、改めて。その胸元へもふっと埋もれるラブと、うなじ辺りのもふもふに埋もれるプル。


相変わらず、神獣相手に無礼千万。飼い主の影響とは恐ろしい。


フェンリルが嫌がっていない事だけが救いである。


「私も吸いたいです」


犬吸いはとても嫌だが。


うげっと嫌そうに顔を歪めるフェンリルに、ヤマトはくすくすと笑うだけ。相変わらずの犬扱い。無礼千万。


しかし“黒髪黒目(ヤマト)”の魔力は美味なので、その代価と考え諦めの息を吐いた。


やはり。くすくすと笑うヤマトは、魔剣と指輪をアイテムボックスへ入れてから。靴を脱いで丸ベッドに乗り、フェンリルの横腹に顔を埋め深呼吸。


「……っあ〜~~……いやし……キマる……んへへっ」


キメるな。気色悪い。


そう言いたげに歯茎を剥き出しに嫌がるフェンリルは、しかしその魔力の純度の高さと芳醇さは気に入っているので複雑な感情を抱くしかない。とても気色悪いが、もうこの“黒髪黒目”は変態なのだと諦めているのだろう。


先程から視界の端で視認しているエルフ――ルーチェがドン引きの顔をしているので、このエルフも苦労しているのだなと察する。かわいそうに。


「あ〜~~……――あ。そうでした。今、ドワーフの国に居まして。滝壺に棲む精霊の話を聞いたのですが、何かご挨拶に贈り物をした方が良いですかね?」


何故、エルフ族に訊かず態々“会話”が出来ないフェンリル(じぶん)に訊くのか。理解に苦しむが、伝わる(・・・)からだろうな。と自己完結。


己の毛に埋もれた儘。毛の間から見て来る“黒”と目を合わせ、先程から食べている魔力の量を増やしてみせる。


ふっ――満足そうな笑み。


「分かりました。ありがとうございます」


『自然』の一部で在る神獣と妖精が好んでいる、質の良い魔力。精霊が好まないなど有り得ない。


更に言うと。魔法使いにとって攻撃手段である魔力を贈る事は、最上級の友好を示す事と同義。同時に――贈る時に膝をつけばそれは“恭順”となるが、ヤマトは敬意を示しても膝をつくことは無い。


なので、ヴォルフが気分を害するような光景とはならないだろう。恐らく。きっと。……たぶん。


なんとなく。漠然と。


嫌な予感がしたルーチェは、戻る時に『精霊へ魔力を贈る際の心得』を説明しようと心に決めた。知らぬままに膝をついた時は、確実にヴォルフから責められると確信したので絶対に説明する。やる事はやりましたよ、と主張する為に。


態々ヤマトに転移魔法を使わせてまで責めに来られる状況は、心底面倒臭い。


「神獣はヒトの食べ物、大丈夫です?」


やはり、もふもふに埋もれた儘。アイテムボックスから出したナマズの蒸し焼きを差し出すヤマトは、くむくむと数回鼻を動かしてから食べたフェンリルにご満悦。


この後はまたブラッシングをさせて頂き、抜けた毛はちゃっかり貰って行くのだろう。レオンハルトから『神聖国』の話を聞いているから。何かの交渉に使えるかも、と。


抜け目がない。周りの全てを利用する、その姿勢は純粋に性格が悪い。


この犬扱いはまだまだ続くなと確信しているルーチェは、昼食までの約3時間に読書を楽しもうと。アイテムボックスから出した折り畳みチェアに腰を下ろし、いそいそと本を開いた。


『引き離せ』と視線に込め伝えて来るフェンリルは見ないフリ。フェンリルを優先したい思いはあるが、引き離した時のヤマトの方が面倒臭い。


頑張って下さい。




閲覧ありがとうございます。

気に入ったら↓の☆をぽちっとする序でに、リアクションやブクマお願いしますー。


ブラッシングされること自体は気に入っているんだろうなーな作者です。どうも。


一応、「30分後に伺います」とはドワーフの国のギルドから連絡してもらっていました。

そしてリリアナよりも先にルーチェへ上がった報告。なぜ。

まあ、だからルーチェがお迎えに来た訳で。

ルーチェは甘やかしている訳ではなく“友人”として会いに来て、まだ『世話役』が抜けていないので同行していました。

いややっぱこれ甘やかしてるのかも。


でもリリアナは“ファントムウルフ”のコートをプレゼントされるとの報告を職人から受け、ばたばたと謁見の間の掃除を指示して正装に着替えてました。

掃除は魔法で済ませたのでばっちり間に合った。

超高ランク素材でのサプライズはやめてほしい。


フェンリルも犬吸いされていてのんびりなんて出来ない。

なんかぞわぞわするからやめてほしい。

でも“黒髪黒目”の魔力、めっちゃ美味しいから我慢。


記念すべき100話目がこんな盛り上がりの無いいつも通りのゆるゆる話で良いのでしょうか。

『ヤマト』のゴーイングマイウェイさとタチの悪さがよく分かるので、寧ろ良かったのかもしれませんね。

でっかいわんこ出せましたし。かわいい。


本当はね、100話で完結する予定だったの……

なのになんでまだ続くんだろうね……おかしいね……

(A.『ヤマト』が好き勝手動くから)

(キャラひとり歩き系作者)


150話以内はちょっと自信がないので、200話以内で完結させます。たぶん。

恐らくそれ以上にネタは出ない。きっと。


活動報告に、おまけ。


次回、やっとドワーフ王。

腹の探り合いは好まない。

ドワーフ王は“知って”いる。


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