魔法学校に入学します
村を出て10分くらいがたった。まわりは草原が広がっていた。
「アリア、前の世界は背の高いビルがいっぱいあったり車が走っていたけどこの世界は自然が豊かで癒されるね」
「そうだね、綺麗な草原。自然っていいねー。寝転んで昼寝したいね」
「そうだね、癒され...ん?」
草原を見ていていい気持ちになっていたが遠くの方から何かが来る。 なんだ? 馬車が止まった
「お客さんすみません、ま...魔物がこちらに近づいてきます」
馬車の外から俺たちに馬車のおじさんが焦って言ってきた。馬車のおじさんとは馬を引いてくれている人だが愛称で馬車のおじさんと呼んでいる。60歳くらいで優しそうな人だ。
「ま..魔物!!」
「お兄ちゃん、どうしよう」
「倒すしかない...よね」
「そうだね。よし、がんばろう」
俺たちは魔力値1000はあるが魔物との実戦は初めてだ。 うちの村平和なんで
「アリアは攻撃力上昇を俺にかけて。俺は火炎攻撃で魔物をねらう」
「わかった。気をつけてね」 ファーン
赤色の光が俺の体の周りを包んだ。 多分倒せるが念のため攻撃力を上げておく。
けどここら辺にはあまり出ないはずなのに。早く魔王倒さないとなー
魔物が見えた。3匹いて鳥のような見た目だ。
「お客さん、あれはガヴィーという魔物で飛ぶこともできます。気をつけてください」
ガヴィーという魔物たちはこっちに勢いよく向かってきた。
「焼き鳥になれーーー」
俺はガヴィーに向かって炎の魔法を打った。2匹は燃えたが1匹がよけてしまった。
そしてよけたガヴィーはアリアの方へ向かっていった。
「アリアー」
ガヴィーがアリアに襲いかかる。しかしアリアは焦ることなく魔法を発動させてガヴィーを倒してしまった。
「ふー終わったね!お兄ちゃん」
「アリア、大丈夫か?」
「うん、私も魔力値1000なんだからからね」
「確かにそうだな」
アリアが怪我をしなくてよかった。
「お客さんありがとうございます。さすが魔法学校に入学するだけのことはあります。....いたたた」
馬車のおじさんは足を怪我をしていた。
「ちょっと馬車のおじさん!怪我してるじゃないですか」
「逃げるときに転んでしまってな、これくらい大丈夫だ」
本人はそう言っているけど結構痛そうだ。
「おじさん、動かないでください。私が治癒魔法をかけます」
アリアがおじさんに治癒魔法をかけている。そしておじさんの傷は5秒くらいで治った。
「ほーこりゃ驚いた。あんたら治癒魔法も使えるのかい。素晴らしいのー」
おじさんがびっくりしている。確かにこの歳でこんなに魔法が使える人はなかなかいない。
そして魔法学校がある町、シャンベラルハウについた。
「お兄ちゃんたち、ありがとね。学校頑張りなよ。じゃ」
そう言って馬車のおじさんは行ってしまった。
「シャンベラルハウ。結構都会」
「そうだねー。お店もいっぱいあるし」
「けど俺たちは魔法学校に通うためにきたんだからなー」
「わかってるよお兄ちゃん!」
絶対買い物とかするな、まぁいいけど。
魔法学校に通うために住む家を学校が貸し出してくれていてそこに行った。
「着いたね。ここかー」
まあまあ綺麗でいい家だ。けど、なんかドアが2つある。二世帯!
「ふぁーよく寝たー。お昼ご飯買ってこよー」
同じくらいの歳、年上?の女の人が左のドアから出てきた。
「ん?あー君たち魔法学校に入学する1年生?私2年生のカナ」
1年上だったー
「レイです」
「アリアです」
「君たち双子?」
「はい双子です。けど生まれたのはお兄ちゃんの方が早いです」
「なるほどねー。顔似てるね。これからよろしくね!」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
カナさんは明るくていい人だった。仲良くしていこ! そして俺たちは右のドアを開いて中に入り生活をする準備をした。
そして魔法学校入学
「皆さんはこれから魔法について勉強をしてもらいます...........」
1学年には100人くらいの生徒がいた。
「お兄ちゃん。話長かったねー」
「ね、学校はどの世界も変わらないなー、家帰ってご飯食べよっか」
「うん」
こうして俺たちの魔法学校生活が始まった。
読んでいただきありがとうございます。
コロナ休みが終わって忙しくなってきました。
なので次の投稿は少し間が開くかもしれせん。すみません。
次回は楽しい話にするつもりなのでよろしくお願いします。