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魔力試験の日がきました

あれから俺たちは魔力の調整の練習した。あとから聞いたが、魔力値が120を超えている人は魔法学校に入ることができるらしい。魔法学校は15キロくらい北にある大きい町にあって、通うことになるとこの村からは遠いから生徒は街に住むことになる。この村の同じ歳の人はだいたい10人くらいだが毎年その中から2人くらいは魔法学校に行っている。旅をして魔王を倒すなら行ったほうがいい。

3週間練習して結構調整できるようになった。


そして魔力試験当日。


「はーい、ここに手を置いて魔力を思いっきり流してくださーい」

魔力値を出す特別な機械があってそこに手を置いて魔力を出してその魔力をはかるらしい。


「はい、次の人どうぞ」

おれの番が来た

「流してくださーい」

ほとんど力を入れないようにした。そうしたら魔力値は150とでた。周りの人はびっくりしている。

「君すごいね、魔法学校に来てよ!」

俺の横にいた町から来た人が目をキラキラさせて言ってきた。入るつもりでいるけど

「後でまた話しましょう。では次の方」

次はアリアだ。そしてアリアも150だった。


魔力試験が終わった。誰もいなくなったときに俺とアリアはこっそり魔力値を出す機械に手を置いて本気で魔力を出してみた。

「1...1000!」

「1...1000!」

二人とも魔力値が1000もあった。

「これ知られたらやばくね?」

「隠しておこう。じゃないとめんどくさいことになるよね」

お互い魔物との戦闘以外は抑えて使うと決めた。

「レイくん、アリアさん、ここにいたのね」

「わー」

「きゃー」

俺たちがこっそり魔力値を出してることはバレなかったけどびっくりしたー。危ない危ない

「君たちは魔法学校に入る気はある?」

魔力試験が終わって町から来た人と親と5人で話している。

「はいあります」

「私も通いたいです」

俺たちは通いたい、というか通わないと旅するときに色々と困ると思う。

「お前たちが行きたいのなら行ってもいいぞ。魔力値が150あるんだったらもったいないしな」

「そうね、いいんじゃないかしら」

お父さんとお母さんはいいと言ってくれた。

そして俺たちは魔法学校の入学が決まった。


その日、俺たちはお父さんとお母さんに卒業したら旅に出たいと伝えた。

初めは心配だからと少し反対されたが、自分たちのやりたいならしょうがないということで無理はしないという約束で許可してもらった。

魔法学校の入学は16歳で3年間かようことになる。前いた世界の高校的な感じだ。


16歳になるまで俺たちはアランさんと攻撃魔法から治癒魔法まで色々な魔法の練習をした。


「あの木まで攻撃をとどかせてみて」

「はい。ふっ」

「次は体力回復」

ドカン    ファーン   ドカンドカン     ガシャーン    ドン

「今日もお疲れ様」

「つ、疲れた」

「はぁ、疲れました」

アランさんが丁寧に教えてくれた。 凄く疲れたけど

そんな感じで練習を続けた。 攻撃は使いやすくてほとんどの魔物に効く火炎系の魔法を使った。あと水を自由にうごせる魔法を少しだけやった。山火事になると危ないからね。闇や風の魔法はあまりやらなかった。

魔法学校に行ったら結局全部の魔法にはふれるらしいけど。

そんな感じで俺たちは魔法の練習を続けた。

  


そして16歳になった。


今日は町に引っ越す日だ。

「頑張ってこいよ」

「いってらっしゃい。無理はしないでね」

お父さんとお母さんが見送ってくれた。

「行ってきまーす」

「行ってくるね、お父さん、お母さん」

俺たちは町から迎えにきてくれた馬車に乗った。そして馬車は出発した。1時間30分くらいで着くそうだ。

今年の魔法学園に行く人は俺たち2人だけだった。だから馬車に乗るのも2人だけだ。

魔法学校はどんな感じなんだろう。楽しみだな

読んでいただきありがとうございます。

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