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俺たち魔力すごいみたいです

あれから一週間が経った。


記憶を取り戻してから俺たちはこの世界のことについて少し調べることにした。調べていくといろんなことがわかった。まず俺たちの生まれたこの町、んー村かな...うん、少し大きな村は世界の中ではかなり平和な方でこの大陸の南の方にあり魔物があまり出ないらしい。そして魔法が存在している。あと、車など科学的なものはあまりない。あるとしたら昔の電気くらいだ。そして北にある山に魔王がいるらしい。魔王の名前はデルマ。そして神様が言っていた精霊の森は魔王の魔力で80年前から精霊に会えなくなってしまっているらしい。

いや待てよ、あのかみー、魔王を倒してからじゃないと精霊に会えないじゃないか!  話を戻そう

そして魔王は3000年前からいるらしく、魔物も強くなってきていて、人間などの生物が支配されそうになっている。 あと人間の他に頭に耳が生えていて尻尾などがある亜人という種族もいるそうだ。


あと、この世界を調べる他に近所の3歳くらい年上のアランさんという知り合いの人に魔法についても少し教えてもらっている。そして今日はアランさんと実際に魔法を使う練習をする日だ。


「じゃあ少し魔力を出してみるよ。こんな感じ」

アランさんが手を前に出し集中する。するとアランさんの周りに魔法陣のようなものが出てきた。

この世界は魔力の量で魔法陣の大きさが決まるみたいだ。だから魔力の出す量を少なくすると魔法陣も小さくなる。


アランさんの魔法陣はかなり大きい。なぜならアランさんの魔力値は130だ。そこらへんの大人よりもある。この村の中では一番である。

うちの親の2倍以上かー....強い

「全開でいくぞ」

そういうとアランさんの魔法陣はさらに大きくなった。誰もいない森でやっていたが遠くから見えそうなくらい大きかった。

「ふー」

アランさんが魔法陣を閉じた。


「こんなもんかな。レイたちもやってみて」

「はい」

「はい」

まず俺からやることになった。手の先に集中して、

「ふっ」

魔力が流れたように感じた。まずは少し抑え目で出した。するとあまり出してないつもりなのにさっきのアランさんの半分くらいの魔法陣ができた。

「え!」

アランさんがびっくりしている。こんな顔初めてみた。

「ちょっ、レイ、君すごいじゃん!まだ本気じゃなさそうだし。本気で力を入れて」

アランさんに言われたので本気で力を入れてみた。そうしたら魔法陣はさっきのアランさんの倍くらいの大きさになった。


「.........あれ、俺より強い....」

アランさんは固まってしまった。

「よ、よ、よし。次はアリア、やってみて」


「はい」

どうしよう、私も強いのかな?

いいや、えい!


アリアが魔法陣を出した。アリアの魔法陣も俺と同じくらいの大きさだった。

「....君たち、僕より魔力値高いんじゃないか」

多分そうだと思う。だって転生者だもん。転生するんだから何か他の人よりすごい能力とかあると思ってたけど神様は魔力値を高くしてくれたんだ。


そしてアランさんが話しはじめた。

「魔力値200以上はあると思う。そこまであるなら魔法学校に行くことにはなると思うだけど、この村で一番魔力値がある俺で130だから本気で出してしまうと世界で有名になってしまうかもしれない」


そのあと話をしてくれたが、今までで一番魔力値が高かったのは320らしい。もし俺たちがそれ以上だと世界的に有名になってしまって色々大変になるかもしれないから魔力を自分で抑えられるようにする練習をしたほうがいいと言われた。

確かに有名になったら王に呼ばれたりして色々めんどくさそうだし、特別じゃなくて普通に旅して魔王討伐まで行きたいし目立たないようにしたいな。


「わかりました。練習お願いします」

「私もお願いします」

「よしっ、頑張ろー」

こうして俺たちの魔法制御の練習が始まった。魔力試験まであと3週間。

読んでいただきありがとうございました。

アランは魔力値200と言っていましたが、あの二人魔力値は1000あるんですよ(1話読んでくれていたら分かると思いますが)この先どうなるのか。

書くの頑張るのでよろしくお願いします。


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