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主人公は、私か分かりませんが、今それどころじゃありません。


 こうして(わたくし)が混乱したまま、日々は過ぎていきました。




 池です。池。


 池の情報さえあれば。ジルは私を選んでくれるはずです。



 池。池。池。いけ。イケ。イケメン。ああ、ダメダメ。頭が。イケメン。



 私がため息をつくと、たまたま廊下を歩いていたアシュリーと、目が合いました。私が気まずくて目を逸らすと、廊下の方からガタガッシャンと何かが勢い良く倒れる音が聞こえて、私はそちらに視線を向けました。アシュリーがこちらを見ていて、口を開くとパクパクと動かしました。



 バ、カ。



 はい。さようなら、アシュリー。



 全くあの男は場所を選ばず突然暴れだして、破壊して、まるで台風のような男です。




 台風。


 あ。台風。


 あの年の、災害記録を調べてみましょう。




 あった、ありました。



 アシュリー、ありがとう。



 この年、土砂崩れが起きています。池へと続く王都の外れの道が、通行止めになっています。夏から半年間。



 手紙のまとめを見返してみましょう。


 ①ジルが5歳。


 ②池は二つ可能性があり、1の池の場合は行ったのは春、2の池なら夏。


 ③王太子は春の間、外出していない。



 やった。


 2の池で花が咲くのは夏です。けれど夏に土砂崩れが起き道が通行止めになっていたのなら、ここへは、行けません。



 と言うことは、王妃とその「息子」が行ったのは、1の池、季節は春です。


 そして春の間、王太子は体調不良で外出はしませんでした。



 「息子」は、ジルです。


 良かった。良かった。良かった。



 これが、『懺悔の手紙』なら、王妃が書いたのは本心です。本心から、ジルのことを大事に想っている、その証拠です。



 私は学校が終わると、すぐにジルの元へ向かいました。





面白いですか?

ちょっと不安になってきました…。

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