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主人公は、私ですので、王妃になりました。

番外編は、基本的にラブラブです。


 皆さん、こんにちは。


 フローレンスです。



 皆さんは、電気の作り方を知っていますか?



 ゲーム機には、まず、電気が、必要ですよね?



 私が朧気おぼろげに覚えているのは、磁石が必要だということです。そして確か、磁石は鉄に電気を流すことで、できるはずです。


 今まで私は、ゲーム機本体を、ここにある木や石で作ろうとしていましたが、そもそも、電気がないと、話になりませんよね。



 そこで私は夜な夜な、私の小さな雷を、王宮の武器庫から持ってきた剣やナイフに通して、実験を行っています。


 なんと、磁石は沢山できました!


 簡単でした!


 お互いにくっついたり反発したり、とても良い感じです。


 しかも、北を指しています!


 いえ、この大陸では北ではないのかもしれません。けれど、磁石になった剣を毛糸で吊すと、ずっと同じ方向を指しています。


 なかなか素敵な構図です。



 私はウッキウキでこの実験をはじめ、かなりの時間が過ぎていきました。


 磁石は、すぐにできました。


 では、次は。


 次は、何をすれば、いいのでしょうか。


 全く分かりません。どんなに頭の中の情報を洗い出しても、ヒントすらありません。


 日本での記憶が薄まってきているのかもしれません。いえ、そもそも、電気について、そんなに考えたことが無かったような、そのような気がしています。


 磁石をこするのでしたっけ。そんな単純じゃなかったような。


 何かを繋ぐのでしたっけ。


 全く分からず、私は擦ったり、水に沈めたり、噛んだり、鞭に繋いだりしてみましたが、ダメでした。

 

 私は、ガックリと肩を落としました。


 憧れのゲーム機まで、私はたどり着けないのでしょうか。下克上歴史ゲームを作って、イケメン達を侍らせ、敵をバッサバッサ斬りまくって、庭に家庭菜園なんか作りながら、天下を取るのが、私の夢です。夢なのですが。



 私が一人落ち込んでいると、騎士達の鍛練場に、ジルが顔を出しました。もう深夜ですが、私が部屋にいないことに気づいて、来てくれたのでしょう。


「何。それ。」


 ジルが、しょんぼりしている私の手からぶら下がっている剣を見て、笑いながら近づいてきました。


 私の額に唇を落とすと、剣に興味津々で見てきます。少年のような瞳が、かわいいです。


「君は、いつも面白いことをしてる。」


 そうして私から剣を受け取り、暫く眺め、剣がいつも同じ方を向いていることに気がついて、目を丸めました。


「なんの、魔法。」


 ジルが目を凝らし、唸りながら、剣を高くあげて下から見たり、横から見たり、恐る恐る、握ったりしています。


「分からない。ずっとこちらを向いてるってことは、風を常に送ってるのか。一瞬ではなく、常に、となると魔力消費が激しいし、どこにも、風が、吹いてない。」


 寝間着姿で考え込んだジル、かわいいです。


 横から見ても、前から見ても、斜めから見ても、上から見ても、かわいい。あ、もちろん下から見ても、かわいいです。


 私はジルの言葉に、首を左右に振りました。


「魔法ではないの。なんていうのかな、世界の理、物事の性質、かな。ううーーーーん。」


 科学だと言いたかったのですが、この時代にはまだ科学という概念は生まれていません。


 とにかく、鉄に私の雷を通すと、磁気がおびてお互いにくっついたり反発したり、浮かせると一方をずっと向くことを、私は説明しました。


「凄いな。君が、思いついたの。」


 私は頷きました。もちろんチートですが、チートだとは言えません。


 

 あれ、待てよ。


 電気の作り方は確かに科学ですが、私は魔法を使ったので、これは科学ではなく、魔法なのではありませんか。


「これ、売れそう。」


 ジルがそう言いながら、また剣を振ったりしています。


「迷子にならない剣。山や森の中で方向感覚がなくなったら、これで方角を確認すればいい。迷子で死ぬ人はかなり多いから、役に立ちそうだ。」


 それから私達は、ああでもないこうでもないと言いながら、剣以外の色々な物、石や木などにも雷を通したりしがら、実験を重ねました。


 そして、出来上がった剣は、素晴らしくいけてる剣でした。


 見た目は、普通の剣です。


 けれど宙に浮かせると、あら不思議。ずっと同じ方向を向いているではありませんか。



 この剣。奥さん、キッチンにお一つ、如何ですか。



「この情報を、魔術師団に買ってもらい、商品化してもらおう。」


 ジルと私は寝不足の目をこすりながら、満足感に酔いしれています。


 魔術師団は、魔法の商業化、例えば火の魔法を使い消えない電灯を作ったり、を目指しているので、すぐに食いついてくるでしょう。


 しかも、雷属性はあまり役に立たないとお父様が昔話していたのを思い出し、汚名返上ができるなと、私はワクワクしてきました。


 はあ、でも今はとにかく眠いです。


 私が隠しもせず欠伸をしたのを見て、ジルが大笑いをしています。確かに、人前で欠伸をする王子の婚約者など、この王宮にはいません。


 私は相変わらず浮いていますが、それはどうでもいいことです。


「おいで。」


 ジルが私の手をひくと、抱きしめてきました。


 私はその心地よい温かさに身を任せて、ジルが私の頭に頬をすり付けたのを感じて笑いました。ジルの顔が近づいて来て、私のショボショボの目に唇を落とします。


 私達が猫のようにじゃれあっていると、ふと、鍛練場が大惨事になっていることに、私は、気がついてしまいました。


「片付けなきゃ。ここ、明日も騎士の人達が使うよね。」


 私は疲れきった体を動かそうと体に力を入れ、失敗しました。


 とても、立てそうにありません。


 私が体重をジルにかけると、いつもなら支えてくれる彼が、私と同じように足元をふらつかせ、私達は一緒に床に転がりました。私達は顔を見合わせ、楽しくて、笑いはじめました。


「無理。もう無理。このまま寝る。」


 私が投げやりにゴロゴロし始めると、ジルがおもむろに、人差し指で宙に何かを書き始めました。


 私はジルが何をしているのかが分からずぼーーーと眺めていたら、突然、部屋の中に沢山の小人がやってきて、片付けを始めたのです。


「何これ。」


 私が驚いて、小さな人を一人捕まえると、それは私の手の中で勢いよく暴れだしました。私は驚いて、暴れている小人を離すと、それは嬉しそうに片付けを再開しました。


 ジルが微笑みながら、私達の様子を見守っていました。。


「土の魔法。最初に、指示を書いて、その文字を土の小人に貼り付けると、その通りに色々やってくれる。」


 はあ。


 ここは、キラキラ魔法ランドではありませんよ。どんより曇り空の、中世ヨーロッパですよ。魔法は、実用化されていませんよぉ。


 意味のある魔法を、私は、生まれて初めて、見ました。


 しかも、いきなりレベル高すぎないか、これ。


 もはやロボットじゃん。


 私は心底驚いて、テキパキと働くロボット達を観察しました。


 待てよ、ジルのこの魔法があれば、ゲーム機、というかゲーム、簡単に作れるのでは。


 憧れの、三次元ゲームを。


 いやいや。まさか。


 まさか、そんなことはできないでしょう。


 そんな簡単に、できないでしょう。きっとずっと動かすのに、膨大な魔力が必要とか、色々と制限があるはずです。


「魔力量は、あまり使わない。指示通りの単純作業しかしない小人だし、作業時間に合わせて魔力を込めてる。」


 魔力量はあまり必要ないのですか。


 私は、魔法は全く使えませんので、この魔法が凄いことは分かりますが、どれくらい凄いかまでは分かりません。


 けれど、氷魔法の使い手であるアシュリーの魔法と比べても、物凄く、とてつもなく、比べるのがおかしいくらい、全くレベルが違います。


 私は考え込みそうになって、やめました。今は、ジルの魔法の価値について考えている場合ではありません。


 もっと大事で、重要な、例の案件について、考えなくては。


 まずは、ゲームに必要なことは、何でしょう。


「この小人、戦ったり話したり、そういうこともできるの。」


 ジルが私の方をチラッと見てから、宙に字を書きました。


 すると、一人の小人が私のもとに駆け寄り、私の上によじ登り、唇に唇を重ね、言いました。


「フローレンス、愛してる。」


 私は可笑しくなって、その小人を両手で優しく掴み、頬ずりをしてしまいました。かわいい。


 ああ、なんか、かわいいです。かわいすぎる。かわいすぎて、愛でたい。


 しかも小人は、土からできているのに脆さもなく、しっかりしています。


「一緒にゲーム、作ろう。」


 私はジルの手を取り、私が作りたい下克上歴史ゲームについて語りました。最初は話半分に聞いていたジルが、だんだんフムフムと頷きはじめました。


 因みにこの国には、モノポリーやチェスのようなゲームはあります。


 私は、まず区切られたゲーム空間を作って、そこを草原やお城の中の豪奢な部屋にしたいと言うと、ジルが指を滑らせました。すると土で、風に草がたなびかれる草原ができ、その草原が次の瞬間にジルの部屋と同じ内装に変わりました。


 私は驚きすぎて、口が開いたまま、固まりました。


「ジル。待って待って。さっきの魔法って、小人に命令できる魔法じゃなくて、何にでも命令できる魔法なの。」


 私はてっきり、小人がいて、それに命令できる小人使いなのかと思っていましたが、違うのですか。


「土で何かを作って、それに命令できる魔法。」


 ジルが表情のない声で答えました。


 何かを作って、命令できる。


「凄い。何でもできるってこと。」


 私は興奮して、草原の中で揺れている草をつつき、数本ある木を撫でてみました。


「じゃあ、この草原に、さっきの小人、いやこれからロボって呼んでもいいかな。を入れて、三人、戦わせてみて。」


 ジルの動作で、いとも簡単に、大草原の中で戦う三人のロボットができあがりました。


「じゃあ、私が、蹴って、って言ったら蹴るようにはできる。」


 私は更に興奮して、お互いに殴ったり、剣を使って戦ったりしているロボット達を、観察しました。


「そうなると、かなり複雑な魔法を編まないと。魔力も使うし。時間もかかる。」


 今まで何も言わず、坦々と作業をしてくれていたジルが、待てるかな、と私に聞いてきました。


「編んで、今すぐ。」


 私が間髪入れずに頼むと、眠そうに、適当に物を作っていたジルが姿勢を正し、胡座をかいて考えはじめました。


 暫くすると、ジルは長い文を宙に書き始め、今までより人間らしいロボットを作り上げました。二人。


「そっちのロボは、フローレンスの声にだけ反応する。こっちはオレ。キスしろ。」


 そう言うと、ジルのロボットが私のロボットのほっぺたにチュッとキスをしました。


「隙あり。キック。」


 私が言うと、ロボットが右足でジルのロボットをキックしました。


 何これ、楽しい。


「いきなりやったな。避けろ。あ、バランス崩したか。」


 ジルが不意打ちに、避けろと命じましたが、ロボットはうまく動けず倒れてしまいました。


 私とジルは顔を見合わせました。


「面白い。」


 二人の声が、重なりました。


 私達は美しく片付けられた鍛練場を後にして、すっかりどこかに行ってしまった眠気に満足しながら、ジルの部屋に向かいました。


 そこから朝まで、いえ、三日間、特に公務もなく飼われている私達は、ゲームの改良に勤しみました。


「あの、ジル。概ね素敵なんだけど、その、あの、このロボの形は、変えられるのかな。」


 私は、ジルと目が合わせづらくて、けれど長年の夢であった歴史ゲームに、どうしても、どうしても、どうしても、入れたい要素があり、遠慮しながら、おずおず切り出しました。


 うんと頷き、ジルが尋ねてきました。


「どういう風に。」


 私にまっすぐ向けられた視線をそらし、私はあちらこちらを見ながら、ゴニョゴニョと呟きました。


「ええと、主人公は短い髪に金髪で目が青で、細くて小さめな感じで。部下たちは、一人は短い黒髪に黒い切れ長な目と中肉中背で無口なイケメンで、次は長身で長い青い髪と緑の瞳の女顔のイケメンで。」


 と、私は延々と考えていたイケメン部下達について語っていきました。ジルが一瞬呆れ顔をしてから、クスクスと子供のように笑い出して、宙に字を書いていきます。

 

「できた。」


 ジルの声に合わせて、マッチョな主人公と、私が話した特徴を持つ、美女達、が出てきました。


「あ、ああああああ。」


 ウキウキしていた私がガックリと肩を落とすと、ジルが私の頭を撫でに来ました。


「浮気はだめ。」


 そう穏やかに、ジルが私の耳元で囁きました。私が両頬を膨らますと、ジルの親指と中指に潰されてしまいました。


 こうして、あのキャラ達では誰に需要があるのか分かりませんが、ゲーム機、第一号が、出来上がりました。


 まだまだ試作品で、草原で戦うシーンしかありませんが、更にシーンを足し、いつか物語にできたらいいですね。


 楽しみすぎます。



 しかも、三日で、できました。


 私は、実は、心の中でむせび泣いています。


 この世界に来てから、ゲームがやりたいと試行錯誤を十何年も続けてきたのに、世の中にはこんな、こんな、意味不明なチートがいるなんて。


 夜な夜な、剣をかじったりしていた私は、何だったのでしょう。


 あれ。


 私、確か、主人公ですよね。


 主人公チート、ショボい。ショボすぎるよ。知識があっても作れないなんて、ダメじゃん。


 いえいえ、いえいえ、いえいえいえ、違う。


 違う、きっと。私が考えて、ジルが作る。私達は、最高のパートナーなのでしょう。



 それにしても、第三王子がこのような魔法を使いこなすとは、私は聞いたことがありません。


「ジルの魔法のこと、聞いたことなかったから驚いた。」


 私の言葉に、ジルは少し考えてから、私の唇の上に、自分の人差し指を重ねました。


「秘密なんだ。」


 ジルはいつもと変わらず、穏やかに、まるで天気の話でもするように、言いました。


「誰も、知らないの。」


 私は驚いて、聞き返しました。


 秘密。誰も知らない。


 王子、いえ、王子様の秘密。


 ああ、このような、このようなシチュエーションに、出会えるなんて。鼻血。鼻血。


 私は今、まるで歴史書の登場人物みたいですね。ああ、涎。


「母上だけ。秘密にするよう、言われてる。」


 私がすっかり浮かれていると、ジルが容赦なく、私を地面に叩き落としました。

 

 ジルの答えに、嫌な予想しか浮かびません。


 母親が、自分の息子の才能を秘密にするよう求めるなんて、暗い何かが感じられますね。いえ、命を狙われるから、という理由ならジルを守るためですけれど、王太子殿下を守るため、とかだったら、どうしましょう。


 ジルは、辛い目にあっていそうです。


「あの、お兄さん達は魔法、使えるのかな。」


 王太子も使えて、有能な人物なら、兄のために遠慮せよ、と王妃は言わないでしょう。


 どうか、兄も使えるし、オレより有能な人だと言ってください、ジル。


「はは。さすが歴史好き、良い所に気づいたね。」


 ジルは私の問いに感心して、ははと笑いながら頭を振り、殿下は使えないよ、と否定しました。


 自分の兄を、殿下、と呼ぶなんて、複雑な関係が垣間見えます。見えすぎます。


 それに、殿下は、魔法が使えないのですね。ほほぅ。


 ジルは、格好良くて、賢くて、魔法も使えて、穏やかで人当たりがいい好青年です。けれど、そういえば、そのような噂は、一度も、聞いたことがありません。


 第三王子バーゼルは、穏やかで、影の薄い王子。


 私は息を飲みました。


 これだけ出来の良い人が、影が薄いはずがありません。薄いとしたら、それはそう本人が見せているからでしょう。


 私は思い出しました。


 ジルの穏やかな笑顔に、一歩を踏み出せなかった私。ずっと聞くことができなかった、あの笑顔のせいで。


「私、ジルが微笑むの、好き。優しいところも、穏やかなところも。でも、ずっと、そうされると、それ以上踏み込めなかった。」


 ジルの周りの人達も、皆そうだとしたら。ジルはこの笑顔で、壁を作って、隠しているのでしょうか。


「でももう、私は聞くから。ジルのこと、なんでも知りたいから。言わないと、もうキスしてあげない。」


 私の言葉に、ジルの穏やかな微笑みが、消えました。私の体を抱き寄せ、私の耳を舐めると、ふうっと私の肩の上に頬をのせました。


「ジルは隠してるの、自分の有能さを。王太子殿下のためなの。」


 私が尋ねると、違うよ、とジルが私の耳元で囁きました。


「兄上、というわけではない。どこの家でも、出来の良い弟は、厄介な存在だろう。」


 下克上が起こるかもしれませんものね。


 私は、ジルと初めて会った時に読んでいた政変特集を思い出しました。王は死に、出来の良い王弟が跡を継ぐが、ゆくゆく王になる王太子は出来が悪く国が混乱してしまう。


 このようなドロドロが、発生してしまうかもしれませんもんね。


「それに出来が悪ければ、干渉もされず、自由だ。まあ王宮の中でだけ、だけど。」


 確かに、王太子や他の王子達は、沢山の侍従や専属の騎士達に囲まれているのに、ジルはいつも、一人でいるのを思い出しました。



 なるほど、こういう設定ですか。


 出来すぎて、逆に何も手に入れられない、孤独な王子、というところでしょうか。


 けれど、だからこそ、短い髪で、お肌のことも気にせず夜更かしばかりしている私を、ジルは愛してくれたのでしょう。

 

「秘密、ね。いいけど、そのうち皆がジルを賞賛する日が、来るよ。」


 私は、確信を持って、言いました。


 主人公である私の結婚相手は、とにかく、出世していきます。王子なら、ゆくゆくは王になるでしょう。私は断言できます。


 私は正直、王妃にはなりたくありません。ジルが王になりそうになったら、王宮から二人で逃げようと考えていました。


 けれど、それはやめにしましょう。


「ジル、いつかは本当の自分で、勝負してみたくない。」


 私が聞くと、ジルは目を閉じました。そして、何も、答えませんでした。


 実力で勝負をすれば、ジルは勝てるでしょうか。勝てそうな気はします。


 けれど、逆に、目をつけられる可能性も、ありますね。だからこそ、何もせず、穏やかに笑っていたのでしょうか。


 自分は何も持たずとも、微笑んでいたのでしょうか。


 この国の、安定のために。



 でも本当は、やっちまいたいんでしょ。



 そうならば、私は王妃になりましょう。



 国王バーゼルが、自分の力でどこまでいけるのか、私も、見てみたいですからね。


 

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