最強兵器 マリン ロスト バベル
技術開発部〜
「私、愛工大附中東海総本部基地海軍長、杉坂であります。少し戦闘兵器を拝見してよろしいでしょうか」
「おぉ、あなたが杉坂海軍長ですか、私はここの最高責任者であり技術開発部、部長の河内だ。以後おみしりおきよ」
「僕はここの副部長をしている浅野です、よろしく」
この二人は笑顔ででむかえてくれた。
「さっそくですが兵器をみしてほしいんですが」
すると二人はだまりこんだ。
「どうしたんですか」
「…実は、ついに完成してしまったんだよ。悪魔兵器が」
すると黒い布におおわれていた巨大なものをめくりはじめた。
ウィーン、ガシャアーン、海軍兵器、マリン ロスト バベル、起動開始!
それは最高にして最強の悪魔兵器であった。
「これは、すごい!さすがです」
「灘中との戦いもひかえているしな。しっかりがんばりなさい。これがマリン ロスト バベルの取り扱い説明書だ。とてもいい功績を上げるだろう」
俺はますます体の中でヒートアップしそうなぐらいやる気と情熱に闘志を燃やしていた。
帰宅途中〜
「畑のおじさんはいつもがんばっているね〜」
「あんたは、たしか杉坂さんじゃないべか?」
そのおじさんは俺に軽々しく声をかけてきた。
「いかにも、私は杉坂軍長であるが。お前の名はなんだ」
「オラは平野 秀平っていうんだ。オイ!きびきびはたらかんかい、この奴隷が」
「申し訳ございません、平野様」
「いまのかたは?」
「わしの奴隷の中込っていうだべ。まったくつかえないもんで、困ったもんですよ」
俺は少し考えた。もしかしたらこの中込っていう者は軍人にいけるのではないかと、心のなkでおもった。俺は心に思いついたらすぐに行動する性格なのでつい口から。
「この奴隷、いくらでゆずってもらえるかな?金ならある」
「そうだべな〜、元が1000万だったから利益を含めてざっと2000万だべかな」
「買った。では明日には金をもってくる。いいな」
「べ、別にいいけど」
「交渉成立」
そして俺は中込を海軍に入隊させた。