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華散るは、夢の跡に

作者: 神無月ジゼル

嗚呼、神よ何故僕はこの世界にひとり残されたのか


あの時僕は嘆いていた。すぐには死ねない程度の傷を負い、鈍く永遠にすら感じる痛みを抱えながら僕は嘆いていた。


心中目的の男は、すでに僕以外の家族を殺して満足したのか首筋に刃物をあて、真横に勢いよく引くとそのまま糸の切れた人形のようにグシャりと崩れおち、そのまま事切れた。


僕は苦しみながらこのまま死ぬのだろうか?


一向に意識は無くならない。はっきりと傷から溢れ出す血と、継続するような痛みを脳に記録しながら、僕に地獄を魅せている。

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