ゲームの登場人物達
ユーリ・ノイヤー
ノイヤー家男爵令嬢。ゲーム『君は僕のプリンセス』のヒロイン。母親は平民で父親がノイヤー男爵家当主。ピンクブラウンの髪の毛に、くりくりっとした瞳の小動物を彷彿させるような愛らしい顔立ち。メリー夫人曰く、人のツボを心得ていて、人に取り入るのが上手いとのこと。
エドワード・トーン・タスメリア
タスメリア王国第二王子。
ゲームでは攻略対象として登場し、オレ様な性格として描かれていた。現実では、ユーリ・ノイヤーにすっかり骨抜きにされていて頭の中がお花畑。母親似の燃えるような赤い髪が特徴的。
ドルッセン・カタベリア
騎士団団長子息。
攻略対象。ゲームでは、熱血漢として描かれていた。ガッシリとした体格で、負けず嫌い。鍛錬の時間をこよなく愛している。ゲームの中では、ゲームの中ではガゼル将軍に師事していたのだが、そうなる前に将軍がライルとディダを弟子に取ってしまった為に師事する機会を失っていたというある意味ゲームの設定と一番差異がある人物。
ヴァン・ルターシャ
ダリル教教皇子息。
攻略対象。ゲームでは、不思議ちゃんキャラとして描かれていた。細い体つきに、サラサラとして艶やかな長髪が特徴的。
ベルン・ターシ・アルメニア
アルメニア公爵家の人々参照
攻略対象。ゲームでは冷静・知的キャラとして描かれていた。
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「ねえ、アイリス」
「なあに?ルディ」
「君は、エド様の何処に惚れたの?」
「それ、私に聞くの?普通、その話題は避けるでしょうに」
「気になることは追求する質なんで。それに、今の君は彼の方のこと、別に何とも思ってないだろう?」
「まあ、そうだけど……。うーん……何処に惚れたのかねえ…今思えば、何でだろう?って私も疑問に思ってるけど…多分、王子様だったからじゃない?」
「うわー。そこまで明け透けに言われると、いっそアッパレ!って感じだね」
「それしか思いつかないんだもの。恋に恋してたっていうのが1番大きな理由ね」
「それで10年ちょっと好きでいるんだから、単純というか一途というか…」
「そこは一途と褒めておいてよ」